2015年3月17日火曜日

『日韓関係の改善に米国は介入すべし!』・・・キャンベル前米国務次官補は的はずれ!・・・

カート・キャンベル前米国務次官補「史上最悪の韓日関係改善に米国が乗り出さなければ」
中央日報 (2015年03月15日)

史上最悪の韓日関係を改善させるために米国が介入すべきとの主張が提起された。カート・キャンベル前米国務次官補は13日にワシントンの米国企業研究所(AEI)で行われた討論会で、「米国は韓日関係改善のためにもっとできることがあり、そのようにしなければならない」として「米国の役割論」を主張した。 

  キャンベル前次官補はまた、「われわれがこの問題に介入するなら状況がさらに悪化しかねないとの見通しもあるが、いまよりさらに悪くなる状況はない」と述べた。米国が介入すべき理由では、「不協和音をなくすことが米国の戦略的利益に合致する」と説明した。具体的方法論では「韓日問題は外交や軍事的手段で解決できない。政治的に尊敬される人が両国を行き来し彼らの話を聞いて米国の要求事項を伝えなければならない」と提案した。 

  米国防総省でアジア・太平洋地域の安保問題を担当したリチャード・ローレス前副次官補もこれに同調した。ローレス前副次官補は、「強制的で持続的な第三者の介入なくして韓日問題は解決しにくい。こうした行動をできる国はまさに米国だ」と主張した。また「われわれが出なければ韓日関係はがたつき続けるだろう」と話した。 

  彼らの主張は米国政府が維持した「不介入の原則」とは正面から外れるものだ。ジョージタウン大学のビクター・チャ教授は「韓国と日本は米国のアジア重視政策で核心だ」と話した。 

  これに先立ち先月27日、「民族感情は悪用されることがあり、政治指導者が過去の敵を非難し安っぽい拍手を受けるのは難しいことではない」というウェンディ・シャーマン国務次官の発言が韓国で「韓日両非論」と解釈され波紋を起こした。(中央SUNDAY第418号)

                                        

筆者考:

『南朝鮮/中央日報』の記事は以下の記事が基となっていますが、内容が微妙に異なっています!・・・。

◼︎【Japan-Korea relations at 50: The weakest link in Asia】:
Asia, Foreign and Defense Policy (Friday, March 13, 2015 )

This year marks the 50th anniversary of normalized diplomatic relations between Japan and South Korea. Unfortunately, the relationship between these two wealthy democracies remains hamstrung by historical resentment and territorial disputes. Although the United States needs to foster cooperation among its Asian partners in the face of growing Chinese aggression, Seoul and Tokyo are incapable of working together on basic issues. What political factors have contributed to current tensions, and what does the future hold for Japan–South Korea relations?


今年は日本と南朝鮮の国交正常化50周年にあたる。
不幸なことに、豊かで民主主義国家である両国間の関係は!・・・『歴史問題/領土紛争』が齎した双方の怒りで暗礁に乗り上げている。
とどまる処を知らぬ支那の侵略的な言動に直面しているアジアの同盟国の為に、米国は協力を申し出る必要がある。
 ソウルと東京は核心的な問題を共同で解決する能力に欠けている。政治的な要因が現在の緊迫状態を形成しており、・・・何が将来の日本国と南朝鮮の関係が平穏になる事に寄与するか?。
「将来の両国の関係は現在の緊迫状態が微妙な影を落としている!』とも表現出来ます。

Kurt M. Campbell(カート・キャンベル):


American academic and diplomat, who formerly served as Assistant Secretary of State for East Asian and Pacific Affairs. He is currently Chairman and CEO of The Asia Group, LLC, which he founded in February 2013. 

Born: 1957, Fresno, California, United States
Spouse: Lael Brainard
Books: To Prevail, Soviet policy towards South Africa, more
Education: University of Oxford, University of California, San Diego

カート・キャンベル 米国外交官
生年月日 : 1957年 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 フレズノ
配偶者  : ラエル・ブレイナード
学歴   : オックスフォード大学, カリフォルニア大学サンディエゴ校




動画は13日にワシントンの米国企業研究所(AEI)で行われた討論会の模様を収録したもので、専門のパネルストが其々の持論を展開したものです。
14分からカート・キャンベル氏の見解がかたれています。




1時間35分12秒の長い録画であり、時間の余裕がなく文字起こしは出来ませんでしたので、聞き取ったパネリスト達の提言を筆者なりに咀嚼して記載致します。多少筆者の独善的な見解となって仕舞う恐れがありますがご容赦の程を!・・・。

英語に堪能な方は確認の為に録画を鑑賞して頂ければ幸甚です。


➤ ❮「米国は韓日関係改善のためにもっとできることがあり、そのようにしなければならない」として「米国の役割論」を主張した❯:

➤ ❮われわれがこの問題に介入するなら状況がさらに悪化しかねないとの見通しもあるが、いまよりさらに悪くなる状況はない❯:

➤ ❮不協和音をなくすことが米国の戦略的利益に合致する❯:

➤ ❮韓日問題は外交や軍事的手段で解決できない。政治的に尊敬される人が両国を行き来し彼らの話を聞いて米国の要求事項を伝えなければならない❯:

此等中央日本に記されているカート・キャンベル氏の言は動画の中で語られいるのとは若干異なっていますが、大きく反れては居ないので、そのまま引用いたします。
但し介入の言葉はありませんでした。

パネリストの中の ※Victor・Cha(ビクター・チャ)氏の言には驚きました。
『日本国と南朝鮮の関係改善は不可能に近く、・・・此れは日本人が歴史に対して無知であり、此れが原因である』と言い切って居ました。
安部総理を『安倍!』と呼び捨てにしており不遜極まりない態度で公開討論会で好き勝手な言を発していました。
結局は米国で生まれて米国人でありならがも、朝鮮人に流れるドス黒い血(恨み)は浄化は出来ないようです!。
 日本と南朝鮮の関係が最悪であり、・・・此れに支那が絡み米国の『太平洋海域・権益』、『アジア地域権益』が損なわれる恐れる可能性がある微妙な情勢に直面し、嘗て無い程に日本と南朝鮮の関係改善が喫緊の課題として米国企業研究所(AEI)が取り上げ公開討論会を開催した。 其の席に日本国対して悪感情を抱いている南朝鮮系のパネルストを招待して討論させるとは、言語道断です。

※ 筆者註:Victor D. Cha

American academic, author and former national foreign policy advisor.

He is a former Director for Asian Affairs in the White House's National Security Council, with responsibility for Japan, North and South Korea, Australia, and New Zealand.He was President Bush's top advisor on North Korean affairs. He currently holds the D. S. Song-Korea Foundation Chair in Asian Studies and is the Director of the Asian Studies program in the Edmund A. Walsh School of Foreign Service at Georgetown University. Cha is also senior advisor at the Center for Strategic and International Studies (CSIS).

Cha's father Cha Mun-yeong (차문영) came to U. S. from South Korea to study at Columbia University in 1954. He married with Im Sun-ok (임순옥) who studied at Julliard School of Music.[4][5]
Cha lives with his family in Maryland. He has two sons, Patrick and Andrew.


ビクター・チャ(国籍米国)
専門政治学者
肩書ジョージタウン大学教授 米国国家安全保障会議(NSC)アジア部長
生年月日1961 父親は1954年に渡米コロンビア大学で学んだ。
出生地  ニューヨーク
学歴   コロンビア大学経済学部〔1983年〕卒;オックスフォード大学〔1986年〕卒;コロンビア大学大学院〔1994年〕修了
学位   Ph.D.(政治学,コロンビア大学)〔1994年〕

経歴   韓国系米国人。ハーバード大学ジョン・M.オーリン戦略研究所研究員、スタンフォード大学国際安全保障協力センター、およびフーバー研究所研究員を経て、ジョージタウン大学準教授、のち教授。また、エドモンド・ウォルシュ外交学院にてD.S.ソン・アジア・行政研究のチェアー、および米国の同盟研究プロジェクトのディレクターを務める。2004年12月ホワイトハウス入りし、国家安全保障会議(NSC)アジア部長となり朝鮮半島や日本などを担当。6者協議ではヒル国務次官補のもとで米国次席代表を務めた。2007年5月NSC退任後は大学に復職



米国は自分で火を付けておいて(日本国側に譲歩を強要)、・・・日本国の譲歩が裏目に出て支那の属国時代に自然と身に付いた中華思想が夜郎自大へと移行して日本国に対して『居丈高に己等の妄想で捏造した歴史が正しい、国際社会、特に米国も此れを認めている!』と大声で喚き散らしては日本国へ謝罪と賠償の無限地獄へと追い込んでいる。
 此れには全く素知らぬ顔で今度は、国交50周年記念にあたって日本と南朝鮮の関係は嘗て無い程に冷え込んおり、・・・両国の関係改善の為に米国は積極的に働き返るべきである!と言い出す始末。
まるで放火犯人が消防員となり消化に当たることに等しい物がある

公開討論会の動画を鑑賞中、其々のパネルリストは国際政治、とくに東アジアの専門家であるが、此等のパネリストの意見を聞いていると、・・・根底には米国が日本国を未だに占領している意識があり、日本人が如何に特亜の不当な要求に塗炭の苦しみの中で足掻いているかを、特亜が妄想で歴史を捏造して、其れを日本国に認める事を強要しているのが、特亜との関係が劣化している最大の原因である事を全く理解していない、加えて理解しようとする気が無いのが鏡の如くに映し出されていました。


米国企業研究所(AEI)公開討論会の動画は非常に貴重な物で、日本の『政・官・財』
が此の動画を備に鑑賞して、対米国、対支那、対南朝鮮の外交政策を練って欲しい物です。

安倍首相の談話に異常な程に神経を尖らしており、村山談話&河野談話が安倍首相談話野中にキーワドとなる事を強調していました。
安倍首相が過去と、米国や特アの非難を跳ね除けて完全と決別できるか?、・・・此れに依って日本国の未来が閉じるか?、亦は開けるか?、日本国の存亡の岐路となるようです。
過去との決別は即ち村山談話&河野談話の見直しです。

討論会のパネルリスト達の意見を聞いていると、・・・如何に村山談話、河野談話が日本国を苦しめているか!が肌で実感されました。

パネリストのリチャード・ローレス( Ricard ・Lawles)などは米国の国益が最重要であり!、・・・日本の、南朝鮮の国益などはどうでもよいと驚くべき言を発しました。
米国が日本と南朝鮮の関係改善を直積的に主導するのは、やはり、支那の影に怯えており、南朝鮮が支那に取り込まれるのを阻止したい!との腰砕けの姿勢の現れ!だと筆者は思います。

日本は『政・官・財・民』は米国の本性を見据えて、如何にして国を存続させるかを、模索しなければならない時期に突入したようです。

安倍首相は歴史の間で華麗な踊りを披露して出される談話は、過去(戦後体制)との決別の踊りに成るか?。


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