米中“原潜”攻防戦激化 米軍、最新装備で中国側封じ込め 南シナ海で緊張状態
ZakZak(2015.11.06)
南シナ海では、米中両国の「潜水艦攻防戦」が続いている。写真は南シナ海のスプラトリー諸島にあるスービ礁(デジタルグローブ提供・ゲッティ=共同
米国と中国が南シナ海を舞台に軍事的緊張を高めるなか、米中による「潜水艦攻防戦」が注目されている。空母を「表の主役」とすれば、潜水艦は「裏の主役」だ。中国は対米戦略上、同海域を戦略ミサイル原子力潜水艦の「聖域」にしようと狙う。これに対し、米国は「航行の自由」を守るだけでなく、中国の軍事的覇権や野望を阻止するため、最新鋭の装備で、空と海から中国潜水艦を封じ込める構えだ。
カーター米国防長官は5日、マレーシア沖の南シナ海に展開する米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」を視察。中国が、同海域の岩礁を勝手に埋め立てて軍事基地化していることに断固反対し、「航行の自由」で妥協しない決意を示す狙いとみられる。
米中激突となった3日の米中国防相会談と、4日のASEAN(東南アジア諸国連合)拡大国防相会議は、マレーシアの首都クアラルンプール近郊で行われた。セオドア・ルーズベルトはインド洋で先月行った海上共同訓練「マラバール」参加後、南シナ海入りした。「動く前進基地」である空母の展開は、中国へのけん制でもある。
こうしたなか、中国潜水艦の挑発ともいえる危険な行為が報告された。
中国の攻撃型潜水艦が先月末、日本近海で、米原子力空母「ロナルド・レーガン」に異常接近していたのだ。米ニュースサイトが米中国防相会談当日に報じた。
以下省略!〜
ブログ主考:
南シナ海や西太平洋の海中では、中国潜水艦と米海軍が熾烈な攻防戦を展開している!・・・
日本の防衛白書(2015年度版)によると、中国は現在、約60隻の潜水艦を運用している。これは、ロシア(64隻)に匹敵する数である。
以上の統計となってはいますが!〜、
潜水艦の国別保有隻数(2012年)【国際戦略研究所】の発表に依ると、運用数が若干、異なりますので、参考に以下に記載致します。
※イギリスの外交・安全保障政策の研究機関『国際戦略研究所(IISS - International Institute for Strategic Studies)』発表!〜
1位)北朝鮮
原子力潜水艦 :
● 弾道ミサイル・原子力潜水艦(SSBN) ⇒ 0
● 巡航ミサイル・原子力潜水艦(SSGN) ⇒ 0
攻撃型・原子力潜水艦(SSN) ⇒ 0
通常動力型潜水艦:
対潜潜水艦(SSK) ⇒ 22
● その他 ⇒ 50
合計 72
2位) 支那
原子力潜水艦 :
弾道ミサイル・原子力潜水艦(SSBN) ⇒ 3
巡航ミサイル・原子力潜水艦(SSGN) ⇒ 0
攻撃型・原子力潜水艦(SSN) ⇒ 5
通常動力型潜水艦:
● 対潜潜水艦(SSK) ⇒ 52
その他 ⇒ 11
合計 71
3位)ロシア:
原子力潜水艦 :
● 弾道ミサイル・原子力潜水艦(SSBN) ⇒ 12
● 巡航ミサイル・原子力潜水艦(SSGN) ⇒ 8
攻撃型・原子力潜水艦(SSN) ⇒ 17
通常動力型潜水艦:
対潜潜水艦(SSK) ⇒ 52
● その他 ⇒ 8
合計 65
4位)米国:
原子力潜水艦 :
弾道ミサイル・原子力潜水艦(SSBN) ⇒ 0
巡航ミサイル・原子力潜水艦(SSGN) ⇒ 43
攻撃型・原子力潜水艦(SSN) ⇒ 14
通常動力型潜水艦:
対潜潜水艦(SSK) ⇒ 0
● その他 ⇒ 0
合計 57
5位)南朝鮮:
原子力潜水艦 :
弾道ミサイル・原子力潜水艦(SSBN) ⇒ 0
巡航ミサイル・原子力潜水艦(SSGN) ⇒ 0
攻撃型・原子力潜水艦(SSN) ⇒ 0
通常動力型潜水艦:
対潜潜水艦(SSK) ⇒ 12
● その他 ⇒ 11
合計 23
7位)日本:
原子力潜水艦 :
弾道ミサイル・原子力潜水艦(SSBN) ⇒ 0
巡航ミサイル・原子力潜水艦(SSGN) ⇒ 0
攻撃型・原子力潜水艦(SSN) ⇒ 0
通常動力型潜水艦:
対潜潜水艦(SSK) ⇒ 18
● その他 ⇒ 0
合計 18
※ 保有隻数には練習艦も含む
運用数では第一位が北朝鮮!・・・
第5位が南朝鮮で、合計するとダントツとなりますが、性能は識者の方々が知悉していると思われますので、述べるのは割愛させて頂きます。
支那潜水艦の性能:
✦ 033型潜水艦 1950年代のソ連潜水艦のコピー
✦ 035型潜水艦 (明型)20隻 033型潜水艦の改良型
✦ 039型潜水艦 (宋級)16隻 035型の改良型
原型は第二次大戦中のソ連製S型潜水艦という骨董品!・・・
最初の設計は1950年ごろという、端的に言えば、いざ!、海戦となると『木偶の坊!』になる可能性が非常に高い!。
039A型潜水艦 フランスの技術協力によるAIP(非酸素動力)艦で、他にも何隻かAIP潜水艦が建造されたが、実験水準と考えられる。第二次大戦のソ連潜水艦の改良版。
キロ型潜水艦 20隻以上 ロシアが外国向けに輸出している潜水艦で、これを支那が輸入している事は、・・・潜水艦技術は旧ソ連以下だと判断できる。
以上が通常動力潜水艦で、欧米や日本はおろか、ロシアにも大きく劣っているのが実体である。
原子力潜水艦の実力:
✦🌃091型原子力潜水艦 1950年代に中国が開発した原潜。原発用の原子炉を搭載したため実用性に欠け、頻繁に事故を起こして5隻が建造され2隻が現存!・・・
武器は初期型が魚雷のみで、改良型は対艦ミサイルを搭載。
✦ 輔市093型原子力潜水艦 091型の改良型 1994年建造 ロシアからヴィクターIII型原子力潜水艦の技術を導入したが、ロシア原潜より大きく劣っている!・・・
武器は魚雷と対艦ミサイルのみと考えられる。
✦ 094型原子力潜水艦(093型の改良型)2008年建造潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載しいるが、開発に失敗したようで港から出た事はほとんど無いと言われている!・・・
・・・
3隻が建造されたが実戦配備は確認されていない。
これらの原子力潜水艦は攻撃型原潜で、しかも西側の通常潜水艦より静粛性が劣っているため優位性はない考察されている。
支那の潜水艦はここに書ききれなかったほど発展型が多いが、言い換えると全て開発に失敗!〜、これは同盟国(?)のロシアが重要な技術を供与しなかったため独自に開発していると分かる。軍事専門家は看破している。
潜水艦の数が70隻を超えたそうだが、信頼性に欠ける為、数で虚仮威しを掛けているのだと思われる。
自衛隊の潜水艦や対潜部隊と戦える能力の潜水艦を、1隻も保有していない!と洞察できるが、多額の研究開発費を投じて、今後急速に進歩する可能性は否定出来ず、過小評価はするべきではないでしょう。
米国は弾道ミサイル・原子力潜水艦(SSBN)は保有してはいない、此れは本土のミサイル基地が破壊され攻撃力が失われた時に外洋で敵国を攻撃するものであり、艦隊同士の海戦では役には立たない。
巡航ミサイル・原子力潜水艦(SSGNを 43隻は壮観です。近距離から敵艦、敵国本土を正確に攻撃出来る潜水艦であり、例え急速に支那海軍の潜水艦の性能が向上したと!、仮定しても、短期間で航行技術を習得できるわけが、何しろ練度をあげる事は現時点は不可能と言える。
翻って日本海自の潜水艦(そうりゅう型)は!〜
通常型とは言え、独自開発で最新鋭の設備を備え、日本で初めて非大気依存推進(AIP=スターリング発電機による非大気依存推進)を採用した潜水艦で、排水量は4200トンで、世界最大規模の潜水艦である。
リチウム電池搭載、長期間に亘り潜行したままで作戦を続行できる、・・・原潜と同様な性能を備えている。
ステルス性能で世界の潜水艦の中では粛静性が高くか、忍者の如く潜水航行ができる。
米潜水艦を数十メートルに接近しても米潜水艦は探知出来ず、・・・日本の潜水艦の性能の優秀さに驚愕して、顔色を失った!と報告されている。
いざ米海軍と支那海軍が軍事衝突したら、安保発動で海自潜水艦が出動して米空母の護衛役を果たす事は明白である。
支那潜水艦を壊滅させるでしょう。
其れに!〜、潜水艦キラーと異名をとるデストロイヤー(イジース駆逐艦=対空-対潜-対艦)を米国は84隻(日本は6隻、2隻が建造中)が就役しており、支那との有事の際は南シナ海に空母護衛の為に多数を派遣するでしょう。
日本の最新鋭哨戒機P1が支那潜水艦を捕捉し、絡め手から援護で、支那の潜水艦を雪隠済めにするでしょう。
支那海軍は一巻の終わり(壊滅)となる、潜水艦を急ぎ建造して艦数を増やしても無駄な足搔きとなるは必至です。
日本の最新鋭哨戒機P1が支那潜水艦を捕捉し、絡め手から援護で、支那の潜水艦を雪隠済めにするでしょう。
支那海軍は一巻の終わり(壊滅)となる、潜水艦を急ぎ建造して艦数を増やしても無駄な足搔きとなるは必至です。
0 件のコメント:
コメントを投稿