2025年2月3日月曜日

ロシアの新型弾道ミサイル「イスカンデル1000」は射程距離が2倍、精度も向上!…

複数の情報筋によると!〜、
ロシアはイスカンデルM弾道ミサイルシステムの新しい派生型の量産開始に近づいているという!・・・

同システムの正式名称はまだ確認されていない。
この新しいミサイルは、新しいより効率的なエンジンを使用し、燃料搭載量を推定15%増やす事で、元のシステムの500キロメートルの射程距離を2倍にすると予想されている。

    ロシアのイスカンデルMミサイルの発射


結果として射程距離が1000キロメートルになると予測されている為、このシステムは俗にイスカンデル1000と呼ばれている。
この新しいミサイルクラスが開発中である可能性を示す最初の重要な兆候は、2024年5月にカプースチン・ヤールミサイル試験場の78周年を記念したビデオで明らかになった。

ロシアの情報筋によると、このミサイルはロシア最西端の領土であるカリーニングラードに配備される事が意図されており、バルト海だけでなく中央ヨーロッパと西ヨーロッパの多くの地域を射程範囲とすることになる。
イスカンデルMは、NATOのはるかに大規模な通常戦力に対する非対称的な対抗手段としてロシア軍に大きく依存しており、高い機動性、高精度、多様な弾頭タイプ、迎撃が困難な複雑な軌道を併せ持つことから、非常に価値のある軍事資産となっている。

その9K720弾道ミサイルは、ドナルド・トランプ政権下で米国が脱退した中距離核戦力全廃条約により射程距離が500kmに制限されていた。より射程距離の長い新しいイスカンデルシステムは、オリジナルと同じ機能の恩恵を受けると期待されている。

  ロシアの新型弾道ミサイル『イスカンデル1000』は
      射程距離が2倍、精度も向上

シアは2023年後半から長距離戦術ミサイルの配備を開始し、2024年1月には北朝鮮のKN-23Bミサイルシステムの配備が確認された。

この北朝鮮のミサイルクラスはイスカンデルMと同じ機動性と飛行性能の多くを備えているが、射程距離は900kmと長く、弾頭は数倍の大きさである。KN-23Bはロシアに輸出されたことはなく、代わりにウクライナでのロシアの戦争活動を支援する為に展開した朝鮮人民軍部隊によって配備されたのではないかという憶測もある。

その後ロシアは2024年11月に初の国産長距離戦術弾道ミサイルクラスであるオレシュニクを発表したが、この遥かに大型のミサイルは4000kmという長い射程距離、複数の弾頭の搭載、大陸間弾道ミサイルに匹敵する飛行特性など、まったく異なるカテゴリーに属していた。
イスカンデルMの射程距離を延長した新型の導入は、ロシアの兵器庫において、オリジナルのイスカンデルMとオレシュニクの間に重要な位置を占めることになり、長期的にはロシアの韓国製KN-23Bへの依存を減らすことになるだろう。

新型イスカンデルを開発するという決定は!〜、
ロシア軍が北朝鮮のシステムの能力を
    肯定的に評価した結果であると推測されている!・・・
開発の過程は、KN-23Bのそれと同等であると考えられている。
 KN-23Bも同様に、オリジナルのイスカンデルMと同等の射程距離とサイズを持つベースラインKN-23の拡大・射程距離延長型として構想された。

   ウクライナのパトリオットシステム、
   イスカンデル攻撃で破壊される。

イスカンデルMシステムは、ロシア・ウクライナ戦争で注目度の高い標的を攻撃するために繰り返し使用されてきた。

同システムは、ウクライナのパトリオット防空システムやその他の地対空ミサイル資産に対する防空制圧作戦で頻繁に使用されており、近隣のウクライナ軍の脆弱性を大幅に高める戦力増強装置として機能している。

2024年7月、同ミサイルシステムはウクライナ戦域で特に注目すべき複数の成功を収め、7月25日にはハリコフの西側諸国の外国人戦闘員とウクライナ軍第151機械化旅団の陣地を攻撃する為に使用され、…西側諸国の約40人とウクライナ人60人を含む推定100人が死亡した。

その2日前の6月23日のイスカンデルM攻撃では、同地域で西側諸国の外国人戦闘員約50人が死亡した。同月初めには、『二重攻撃』が使用され、主要な鉄道インフラが破壊され、多数の死傷者が出た。
 2022年2月に本格的な戦闘が勃発して以来、システムの生産を大幅に拡大することに成功した事により、…イスカンデルMを使用した攻撃の頻度が大幅に増加した。

                                          


旧型のイスカンデルMでさえ凄まじい威力を発揮して、ウクライナ軍の防空システムを破壊して目を見張る戦果をあげている。
新型弾道ミサイル『イスカンデル1000』は射程距離が2倍、精度も向上したのでは、ウクライナ軍は為す術もないでしょう。米国、英国の防空ミサイルは既に戦局を好転する事は出来ずに次々と破壊されている。
手の打ちようがないでしょう!。

参考文献:
■【Russia’s New ‘Iskander-1000’ Ballistic Missile Boasts Doubled Range and Greater Accuracy】:

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