2014年4月2日水曜日

裏付けなき糾弾許した日本外交の事なかれ主義、決別の時



 まともな裏付けもないままで一方的に日本を糾弾したクマラスワミ報告書と、それに対する日本政府の事なかれ主義的な対応は、歴史問題に関する戦後日本外交のあり方を象徴している。
 1996年3月、国連人権委員会でのクマラスワミの演説を現場で聞いた元在ジュネーブ国際機関代表部公使、美根慶樹はこう振り返る。
 「ものすごい力があり、彼女が舌(ぜっ)鋒(ぽう)鋭く『ワーッ』と説明すると、聴衆はスタンディングオベーション(立ち上がっての拍手喝采)だ。日本政府には答弁権を行使して反論することは制度上認められていたが、そうしたら大変なことになっていた」
 クマラスワミは「かわいそうな元慰安婦のおばあさんたちのため一生懸命働いている」(外交筋)と評価されていた。個別の事実関係の誤りを指摘しても「日本が悪者になるばかりで逆効果だった」(同)というのだ。クマラスワミと面識のある当時の日本政府関係者もこう語る。
「慰安婦問題だけでなく歴史全般がそうだが、日本国内のまともな議論は英語になっていない。英語に訳されているのは左翼系メディアや学者の文章だけ。だから国連人権委にはもともと一定の方向性がある。報告書も相場からいえば『まあこんなもの』だった」
 とはいえ、日本が歴史問題で相手と事実関係を争わず、過去に積み重ねてきた謝罪や補償の実績ばかり強調してきた結果、今どういう事態が起きているか。
歴史を「対日外交カード」として振りかざす中国や韓国は、日本が反論しないのをいいことに、過去を誇張して世界に広めようとしている。
 「(南京事件では旧日本軍が)30万人以上の兵士や民間人を殺害する凶悪な罪を犯した」
 中国の国家主席、習近平は3月28日、ベルリン市内での講演で「30万人」という荒唐無稽な数字を挙げてこう日本を批判した。
 日本政府筋は「30万人という数に根拠は全くない」と不快感を示したが、これまで中国にこの極端な誇張を改めるようきちんと求めてこなかった。それどころか、前面に「300000(30万)」という数字が掲げられた南京大虐殺記念館を、元首相の鳩山由紀夫や村山富市、元自民党幹事長の古賀誠ら政界の重鎮が訪れては謝罪を繰り返している。
 戦後の日本は相手の宣伝工作に有効な反撃を加えるどころか、自ら進んでそのわなにはまってきた。その象徴が強制連行を示す文書・資料も日本側証言もないまま「強制性」を認定した河野談話だ。世界に日本政府が公式に強制連行を認めたと誤解され、既成事実化してしまった。
 偽りの友好にまどろんできた日本が腕をこまぬいている間に、中国や韓国は着実に歴史問題で地歩を固めていった。今後、日本は事なかれ主義と決別し、砲弾ではなく情報と言葉を駆使して戦う「歴史戦」に立ち向かわなければならない。(敬称略)
産経ニュース2014.4.1 09:46
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140401/plc14040109480022-n1.htm
                                                        

筆者考:

何とも凄まじい限りに悪意に満ち、一方的に日本国を糾弾し
クマラスワミ報告書!の一語に尽きる!!!。
報告書を精査する必要はなく一瞥しただけでスリランカ人の特別報告官ラディカ・クマーラスワーミーの報告書の概要は南朝鮮人の主張と一字一句変わらぬ事が解る。
南朝鮮の『ジャパン・ディスカウント・プロパガンダ⇔嫌日/毀日・活動』は既に1996年当時から全開だった事が明白と同時に、日本国、特に外務省大臣を筆頭に高官どもの無作為、事勿れ主義が如何に日本国の主権、尊厳を傷つけたか!、・・・クマラスワミ報告書はまるで日本国・国民の民度をせせら笑っている。スリランカ出身のラディカ・クマーラスワーミがこれほどまでに日本国に悪意を抱いていたとは驚きです。
なぜに此れ程までに日本国に悪意をもつのか?・・・スリランカとインドは犬猿の仲ともいえて、インドが親日国家で日本とは親密である事を嫉妬し更に小国の劣等感が激烈な慰安婦問題報告書で憂さをはらしたのか?・・・謎!といえるが単なるブリーディング・ハート(超ど級のリベラル)かも知れない。
国連の人権委員など支那などで現在進行の人権弾圧などには3猿(ミザル/キカザル/イワザル)を決め込んでおり、・・・「逝かれ・サヨク」の吹き溜まりで正常に機能はしていない。
日本国は米国に次いで国連分担金を拠出している愚は直ちにやめて国連とは距離を置くべきだ!と筆者は思っています。



Radhika Coomaraswamy

ラディカ・クマーラスワーミー

     
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Radhika Coomaraswamy was the Under-Secretary-General of the United Nations, Special Representative for Children and Armed Conflict until 13 July 2012. Secretary-General Kofi Annan appointed her to the position in April 2006. 

Born1953
 AwardsDeshamanya

更新記事で述べられている『まともな裏付けもないままで一方的に慰安婦問題で日本を糾弾したクマラスワミ報告書に対して作成された外務省の反論文書が当時の政府が余りにも熱狂的な反応を呼んだ「国連人権委員会でのクマラスワミの演説」に恐れをなした日本側(外務省)の判断によって反論文書は日の目を見ずにお蔵入りとなった。
反論する権利が与えられているのにも拘わらず子羊の如くに従順で【欺瞞の塊・《クマラスマス報告書》⇔慰安婦の強制連行】を認めてしまったのは断腸の思いです!。

以下の記事は日の目を見なかった《慰安婦 ⇔ 制奴隷》に対する日本の反論文書の関連記事ですので参考にして頂ければ幸いです。

【「慰安婦=性奴隷」に対する日本の反論文書を入手 国連報告は「不当」「歪曲」と批判も撤回】:

産経ニュース2014.4.1 08:08 )
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140401/plc14040108110019-n1.htm


✦《慰安婦募集の強制性を認めた平成5(1993)年の河野洋平官房長官談話を引用し、慰安婦を強制連行された「性奴隷」と認定した96年2月の「クマラスワミ報告書」について産経新聞は31日、日本政府がいったん国連人権委員会(現人権理事会)に提出しながらすぐに撤回した反論文書を入手した。文書は報告書を「極めて不当」「無責任で予断に満ち」「歴史の歪(わい)曲(きょく)に等しい」と厳しく批判したが、非公開のため「幻の反論文書」となっている》・・・

慰安婦の虚構に対する反論文書が提出されながら!、・・・へたれた日本政府が即座に撤回し「幻の反論文書」となった後、18年振りに産経新聞に依って白日の下に曝け出された。
 河野談話は識者の方々もご存知の様に歴代の政権(首相)によって代々継承され、現在に至り『慰安婦強制連行⇔性奴隷』は国際社会で認知されて仕舞い、・・・不動の位置を築き上げつつある。
今ではこれを消去する事は至難の業といえ!、・・・日本国の「政・官・財・民」が一丸ととなり、一時の出血(日本国、日本人の評価=国際的な地位の低下)を覚悟で慰安婦問題解決に全力を挙げるしか術がありません。勿論、最大の障害は南朝鮮ではなくて日本国を今でも占領国として扱う米国ですが、英知を傾け対処すれば道は自ずから開かれるでしょう!。

✦《 戦後の日本は相手の宣伝工作に有効な反撃を加えるどころか、自ら進んでそのわなにはまってきた。その象徴が強制連行を示す文書・資料も日本側証言もないまま「強制性」を認定した河野談話だ。世界に日本政府が公式に強制連行を認めたと誤解され、既成事実化してしまった》・・・

結局は此れに尽きて!、・・・南朝鮮への憎悪よりも、此処まで南朝鮮人を増長させた張本人である歴代の政権には限りない嫌悪感を抱かざるを得ない。
安倍首相は自民党の先輩たちの失政で、負の遺産が年々利子を伴って巨額に成っている現状を打破して清算する義務がある。

米国や支那、南朝鮮に配慮する余裕などない筈だ!・・・“問題解決に気迫、気骨を持ってあたれ!”と可能なら叱咤激励したいものです。

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