2014年5月10日土曜日

日本に手痛い、オバマ大統領・懐刀の「栄転」

オバマ氏側近の駐韓大使起用は、米韓同盟強化の意味合いもありそうだ(写真は4月25日、朴槿恵大統領と握手するオバマ米大統領)=ゲッティ共同
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オバマ氏側近の駐韓大使起用は、米韓同盟強化の意味合いもありそうだ(写真は4月25日、朴槿恵大統領と握手するオバマ米大統領)=ゲッティ共同
 「ワシントンから彼が去ってしまうと、日米のパイプがさらに細りかねない……」。日本政府の当局者はこんな複雑な表情をみせる。原因は、オバマ米大統領が発表した懐刀の“栄転人事”である。
 そのオバマ氏側近とは、マーク・リッパート氏(41)。ヘーゲル国防長官の首席補佐官として、オバマ政権の安全保障政策のかじ取りを担ってきた重要人物だ。
 ところが、その彼はまもなくワシントンを去り、韓国に赴任する見通しになった。オバマ大統領が今月初め、ある。上院の承認を経て、就任するとみられる。この若さで有力国の大使に就くのは、異例の抜てきといえる。

■アフガン撤退にも深く関与
 リッパート氏は文字通り、オバマ大統領が信頼する重要側近の一人だ。オバマ氏の上院議員時代から外交アドバイザーを務め、オバマ政権が発足すると、ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)の首席補佐官に登用された。
 就任したばかりのオバマ大統領にとって、大きな課題だったのがアフガニスタンからの米軍撤退だった。「リッパート氏はオバマ氏と直接、話ができる仲。撤退に向けた戦略にも深く関わった」。米政権内の事情に詳しい外交専門家はこう解説する。
オバマ大統領と個人的に近かったせいか、当時、上司だったジョーンズ大統領補佐官(国家安全保障担当)とのあつれきもうわさされた。リッパート氏は09年秋、いったん政権の要職から離れ、米海軍特殊部隊の情報官としてアフガンなどに駐留する。
 ところがそれから約2年間後、リッパート氏はワシントンに戻り、12年春に国防次官補(アジア・太平洋担当)に就任する。さらに昨年5月に現在のポストに昇格し、アジア太平洋への関与強化路線に携わってきた。
 そんな彼の駐韓大使への起用は、論功行賞だけでなく、米韓同盟を強化するという意味合いもありそうだ。では、この人事は日本にとって、どんな意味をもつのか。日米外交筋は指摘する。
マーク・リッパート氏=AP
マーク・リッパート氏=AP
 「キャンベル国務次官補が昨年2月に退任した後、リッパート氏は日本にとって、オバマ大統領に直結したパイプのひとつだった。彼が韓国に行ってしまうと、米政権の上層部から知日派がさらに減ってしまう」
 リッパート氏はキャンベル氏とは違い、最初からアジア通だったわけではない。だが、国防次官補時代に在日米軍の再編に取り組んだほか、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)改定に向けた協議も手がけた。こうした経験を通じ、米政権内の日米同盟重視派を支える存在になっていた。
 昨年10月には、外務、防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)が都内で開かれた。ガイドラインを14年末までに改定することで合意、北朝鮮の核開発や中国の軍拡を踏まえた同盟強化策も打ち出した。
 このとき日本側が高く評価したのは、こうした成果というよりも、米側からケリー国務長官とヘーゲル国防長官がそろって出席したことだった。
 国務、国防両長官がそろって来日し、2プラス2が開かれるのは初めてだったからだ。日米外交筋によると、米政府内では当初、ケリー氏だけが参加する案も検討されたが、日米同盟の結束を示すため、ヘーゲル氏も出席することが望ましい、とリッパート氏が進言したという。
日米2プラス2会合後、共同文書の署名式で握手する(左から)ヘーゲル国防長官、ケリー国務長官、岸田外相、小野寺防衛相(2013年10月、外務省飯倉公館)=共同
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日米2プラス2会合後、共同文書の署名式で握手する(左から)ヘーゲル国防長官、ケリー国務長官、岸田外相、小野寺防衛相(2013年10月、外務省飯倉公館)=共同
■日米韓の連携再構築に期待
 もっとも、リッパート氏の大使人事は、日本にとって悪いことばかりではない。安倍政権にとって、歴史問題でぎくしゃくする日韓関係の立て直しは大きな課題だ。「対中傾斜を強める朴・韓国政権の路線には、オバマ政権内でも懸念が広がっている」(米政府筋)。
 こうしたなか、日米同盟重視派のリッパート氏が駐韓大使になれば、日米韓の連携を再構築する役割を担うとみられる。裏返せば、オバマ大統領はそんな期待を胸に、懐刀をソウルに送り出すにちがいない。ケネディ駐日大使とリッパート氏の連携も注目される。

日本経済新聞電子版2014/5/9 7:00
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0800O_Y4A500C1000000/
                                                              
筆者考:


✦ 魔(悪夢!)の三角関係(日中韓)の構図が今回のオバマ大統領が、懐刀と言われていたマーク・リッパート氏(ヘーゲル国防長官の首席補佐官)を次期駐韓米大使に指名した事で実現された!・・・。

✦ 今回のオバマ大統領の人事で最悪なのは、のソン・キム現大使は東アジア担当の国務副次官補に起用される見通しである事!・・・

頓珍漢な日経の記事!・・・

✦ 《「キャンベル国務次官補が昨年2月に退任した後、リッパート氏は日本にとって、オバマ大統領に直結したパイプのひとつだった。彼が韓国に行ってしまうと、米政権の上層部から知日派がさらに減ってしまう」》・・・

キャンベル国務次官補(当時)とマーク・リッパート氏が知日派?!とは!、初めて筆者は知りました。
知日派⇔親日派とはならぬ!。

 キャンベル元国務次官補は、『安倍首相のキャンベル前米国務次官補は1月15日、ワシントンで開かれた戦略国際 問題研究所(CSIS)主催の会合で、安倍晋三首相の昨年12月の靖国神社参拝について 「米国の外交政策の助けにはならない」と不快感を示した』・・・これが知日派に映る記事を書いた日経記者の見識、視力を疑ってしまう。

マーク・リッパート氏はお世辞にも知日派、親日派と言えぬのに日経新聞の氏に対する評価は驚くほどに歪んでいる。

マーク・リッパート氏は昨年5月29日の朝日新聞デジタルとのインタビューで!・・・

✦ 《日米同盟の役割は?》 ⇔ 《日米同盟は中国に向けたものではない。その目的はまず何と言っても日本の防衛だ。次に北東アジアの平和と繁栄の推進、さらにアジア太平洋、世界の平和と繁栄だ!》・・・

日米同盟は中国に向けたものではない!”、驚愕するほどの答えです。 旧ソが崩壊した今は、・・・自動的に旧ソの特質『覇権・膨張主義/少数民族の弾圧、淘汰』を堂々と憚る事なく継承している支那に日米同盟は向けたものではない!、と言い切れる歪んだ思考を有する人物を知日派と持ち上げる日本の粗大マスゴミ!。あまりの見識のなさに、筆者は恐怖感を抱き戦慄します。

✦ 《北東アジアの平和と繁栄の推進、さらにアジア太平洋、世界の平和と繁栄を脅かしているのは?!》 ⇔ 《当面は、北朝鮮だ》 ⇒ 《中国はしていませんか》 ⇔ 《 米国は、中国とは多面的で複雑な関係を持っている。一緒に取り組む課題が多い一方、深刻な食い違いも抱えている。米国はそれを隠さない。しかし、米国は主として大統領が言うように『中国の平和的台頭、国際システムへの統合』に興味を持っている。国防総省もその戦略を支援するのが役目だ》・・・

これがマーク・リッパート氏のヘーゲル国防長官の首席補佐官時代の日米同盟にたいする見解、認識であり、お寒い限りです。

いずれにしても国務省、防衛省とも米国オバマ政権は日本国は未だに米国の占領下にあるとの尊大な意識の捕囚から逃れらずに日本国を属国の如く扱っている。
米国防省は “なよなよ!、へなへな!”のジョン・ケリーに率いられる国務省に比してまっとう!と言われているが、・・・これは余りにも酷過ぎる国務省と比較するからであり、正当な評価ではないと、筆者は思います。

皮肉にも売国、反日新聞が日本国を毀損する為に昨年、・・・ヘーゲル国防長官の当時の首席補佐官マーク・リッパート氏とのインタビューで、氏の日米同盟に対する認識を引き出して安倍政権を非難する材料にするつもりが、皮肉にも却って日米韓の連帯などは重要ではない!の結論に導かれるとは!、・・・世の中はよく出来ています、常にバランスが一方に傾きすぎない出来ているようです。。

日米韓の連携再構築に期待:

✦ 《リッパート氏の大使人事は、日本にとって悪いことばかりではない。安倍政権にとって、歴史問題でぎくしゃくする日韓関係の立て直しは大きな課題だ。「対中傾斜を強める朴・韓国政権の路線には、オバマ政権内でも懸念が広がっている」(米政府筋)。
 こうしたなか、日米同盟重視派のリッパート氏が駐韓大使になれば、日米韓の連携を再構築する役割を担うとみられる。裏返せば、オバマ大統領はそんな期待を胸に、懐刀をソウルに送り出すにちがいない。ケネディ駐日大使とリッパート氏の連携も注目される》・・・

対中傾斜を強める朴・韓国政権の路線には、オバマ政権内でも懸念が広がっている」(米政府筋)”、これは日本国を馬鹿にしている文脈です。では日本国を思う保守派の方々の間に広がりつつあるオバマ政権への嫌悪感は懸念しないのか?、・・・日本国民の感情を逆撫でしてでも南朝鮮の歓心を買うのが大切なのか、オバマ政権は?。

日米同盟重視派のリッパート氏が駐韓大使になれば、日米韓の連携を再構築する役割を担うとみられる!・・・マーク・リッパート氏のどこを眺めると日米同盟重視派といえるのか?、
日経新聞電子版の配信記事を書いた記者は余程に安倍政権に冷え切った日本ー南朝鮮の関係を改善して欲しいのか!、感情移入(主観)が透けて見える。

いずれにしても国民は大半は日本と南朝鮮の友好関係の構築は “百害あって一利なし!”
察知しており、・・・安倍政権が関係が関係を改善する事などは望んではいません。
米国の圧力に屈しして事を拙速に進め南朝鮮に行き過ぎた配慮を重ねれ、・・・いつの日か!、国思う方々から三行半を突きつけられる破目になる可能性を否定は出来ません。

魔(悪夢)の三角関係(日米韓)!・・・キャロライン駐日大使!/オバマ大統領!/リッパート駐韓大使!が構築されて安倍政権への圧力が以前にも況して増幅されるは必至であり、安倍首相は苦渋の決断を強いられる!。

あと2年半!、オバマ大統領の任期切れまで安倍首相は踏ん張れるかは、「イジースの盾⇔国民の圧倒的な支持」如何ので決まるでしょう。



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