8月17日午前9時45分(米国時間)から,米国ワシントンDCにおいて,約3時間15分間にわたり,※『日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)』が開催され,日本側からは,河野太郎外務大臣及び小野寺五典防衛大臣が,米側からは,レックス・ティラソン国務長官及びジェームズ・マティス国防長官がそれぞれ出席した。
この4閣僚は午前中から協議を重ね、昼食後に正式の会合が終わったところで、合同で記者会見をして、会合の成果を公表した。
日米両国の安全保障の協力、というよりは日本側のアメリカの軍事力への依存の継続と刷新がその主体となる。
※註:《日米「2+2」》
日米両国の外交担当と防衛担当の2人の閣僚がメンバーであることから付けられた通称で,正式名称は日米安全保障協議委員会(SCC: Security Consultative Committee)と言う。現在の日米安全保障条約(安保条約)が署名された1960年1月19日に設置が決定され,同年9月に第1回会合が開催されて以来,日米安保条約に基づく協議や安全保障分野における日米協力に関わる多様な問題を検討するための重要な協議機関として機能してきた。
『日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)』の会合の成果の概要は!~、
✦ 日米2+2、北朝鮮に圧力をかけ続けること、
中国の南シナ海、東シナ海での領土拡張の動きへの反対を表明!・・・
✦ 尖閣諸島は日米安保条約第5条の日米共同防衛の
対象になることが確認された!・・・
✦ 北朝鮮や中国が核兵器を日本への威嚇や実際の攻撃に使う姿勢をみせれば、
米の核戦力が日本を守ることも確認された!・・・
記者会見は午後1時半から始まった!~、
トランプ政権の国務、国防両長官は改めて目前にみると、いかにも実務能力の高そうな、精悍な風貌と控えめな挙措の人物だった!・・・。
国務長官・ティラーソンはエクソンモービルの会長及び国防長官・マティスは海兵隊の将軍という前歴であることはもう広く知られている。
会見では日米の4閣僚が1人ずつまず会合の合意事項を手分けする形で報告した。ティラーソン、河野、マティス、小野寺という順番だった。日本側の両大臣は安倍改造内閣ではワシントンでの初登場であった。
小野寺防衛大臣はすでに一度、防衛大臣を務めているから、本来の経験や見識を踏まえるように、円滑に発言を進めた。河野外務大臣も落ち着いた身のこなし、要を得た発言だった。就任前にはいろいろ懸念もあったから、この場でのパフォーマンスは、なかなかやるではないか、という印象がつよかった。
日米合意の内容は予想どおり!~、
まず北朝鮮の暴走をどう抑えるか、対話のための対話はせず、いまのまま圧力をかけ続ける、軍事的な手段も排除しない、という厳しい日米連携の対応だった。中国の南シナ海、東シナ海でのルール無視の領土拡張の動きへの日米共同の反対も表明された。
日米同盟に基づく両国の安全保障協力では!~、
✦ アメリカ側の日本防衛の誓約が強調された!・・・
✦ 支那が目論む尖閣諸島の侵略に対してはアメリカ側から日米安保条約第5条の日米共同防衛の対象になることがはっきりと言明された!・・・
✦ 支那軍が尖閣に攻めてくれば、アメリカは日本と共同して防衛にあたるという誓約が交わされた!・・・
日本/米国の安全保障協力は!~、
➤ ❮❮日本側がトランプ政権に求めていたことの全てが実現したが、・・・日本も日米同盟に基づく共同の防衛努力ではこれまでよりも大きな役割を果たすことに合意をした事になる❯❯・・・
安倍政権とトランプ政権の防衛協力はこれで大枠がこれまでにも増して堅固になった!と言える。
とくに注目されたのはアメリカの核抑止の日本への誓い!~、
アメリカのいわゆる「核の傘」である。北朝鮮が日本への核攻撃をも辞さないという危険な言動を誇示する現在、その核の冒険や威嚇を抑えつけるアメリカ側の核抑止力をいざという際には日本にも適用するという姿勢は日本の防衛には非常に重要だといえる。
マティス国防長官は!~、
➤ ❮❮❝❝アメリカが安保条約第5条に基づき、拡大抑止の誓約をも含む日本の防衛にあたる姿勢には揺らぎがない! ❞❞と述べた❯❯・・・
『拡大抑止』とは『拡大核抑止』のことである。
核抑止の機能!~、
✦ 他国が核兵器での攻撃や威嚇をしてきた場合、こちらも必ず核兵器での報復の反撃に出るという意図と能力を顕示す姿勢が相手の核兵器の行使や利用を抑えつける!・・・
✦ 核抑止が単に核保有国の自国だけでなく、同盟国にまで供与される場合、『拡大核抑止』と呼ばれる。つまりはアメリカの日本への『核の傘』となる!・・・
小野寺大臣!~、
➤➤ ❮❮『私たち日米4閣僚はアメリカの日本防衛に対する拡大抑止の誓約の不動の存続の重要性を再確認した』と述べた❯❯・・・
支那や支那が核兵器を日本への威嚇や実際の攻撃に使うという姿勢をみせれば、アメリカの核戦力が日本を守る、という意味である。
参考文献:
◼︎ 日米、2+2で「核の傘」保つ
Japan In-depth: http://japan-indepth.jp/?p=35604
◼︎ 日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)
今回の日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)』は会合は!〜、
北朝鮮の常軌を逸した米国や日本への軍事的挑発、恫喝が飛び交う中で開催された!・・・
会合の成果は、以前にも増して日米関係、同盟の深化が顕著となった!・・・
特に日米安全保障条約の○第5条がことさら強調された事は日本側にとってね願ってもない事だった!・・・
北朝鮮の日本に対する狂気じみた恫喝だけでは
なく!〜、
支那の尖閣侵略や南シナ海支配の野望に強烈な楔を打ち込んだ事は、支那や日本の粗大魔スゴミ、売国野党に真っ青にならしめた事は確実です。
会合の中では、2016年7月、ハーグの仲裁裁判所が下した、中国が主張してきた歴史的権利について「国際法上の法的根拠がなく、国際法に違反する」とする判断についても取り上げ、海洋紛争について国際法の遵守の重要性を改めて示した。
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