2026年9月3日木曜日

世界の『祟り・呪い』10大事件・伝説‼️… 史実と伝説の境界線を探る

先日(8月19日)、愛之助!と称する痴れ者が東京都・千代田区・大手町に鎮座する『平将門の首塚』によじ登る不敬を為した事が話題になりました。


配信者団体『キッカーズ』が2026年8月22日、同団体に所属していた2軍メンバーの『愛之助』さんを脱退処分としたことを発表した。

過去に各地に鎮座する『平将門の首塚』に
    痴れ者が不敬を為した事件:

将門塚を蹴った配信者『サダ』―2023年に転落死


サダ氏について!〜、
   ニコニコ生放送などで活動していた配信者で、
   ネット上では『サダ』の名前で知られていました!・・・

2018年1月20日には、平将門の首塚で石碑を蹴ったり、いたずらをしたとされる
動画・画像を投稿していた。現在もその記録がネット上に残っている。
そして約6年後の、2023年12月30日、サダ氏が死亡。

死亡については、当時の配信者仲間などの情報から!〜、
     千葉市中央区の矢作トンネル付近で
       高所から転落した事故死と伝えられている!・・・

当時の記録には!〜、
       ● フェンス付近でふらついた!・・・
       ● フェンスが低かった!・・・
       ● その下にある場所へ転落!・・・
       ● 高さは約5mだった!・・・
という説明が残っています。

『将門塚』には、以前から種々の似た伝承がある:
非常に興味深いのは!〜、
将門塚については、配信者サダ以前から、
《塚を移動・破壊しようとした人々に事故や死亡が相次いだ》、
      という伝承が存在します!・・・

特に有名なのが、関東大震災後の大蔵省仮庁舎建設や、戦後のGHQによる周辺整備にまつわる話です。
戦後、GHQが将門塚周辺を駐車場として整備しようとした際、…
ブルドーザーが横転し、運転手が死亡した!という伝承があります。

また、戦前にも大蔵省関係者などの死亡・病気・事故が相次いだとして、…
《将門の祟り》と結びつけられてきました。
ただし、これらについても、《将門の祟りによって死亡した》と科学的に証明された訳ではありません。

さて、次に記するのは、将門の首塚事件とは何ら関係がありませんが、日本の仏像を破壊した支那人女性の事件です。

支那の配信者「Jiang Xiaorou(姜小柔)」―
     仏像を破壊した後、交通事故で死亡:


こちらは2026年8月になって世界的に報道され始めた、非常に似た事例です。

そして、こちらは『海外で神仏を破壊した配信者が事故死』に、…
ほぼそのまま該当します。
何をしたのか?!〜、
支那のDouyin(中国版TikTok)で活動していた女性インフルエンサー、
Jiang Xiaorou(姜小柔)は、心霊・超常現象・迷信をテーマにした動画を投稿していました。
2025年8月、彼女は動画の中で!〜、
   観音菩薩(Guanyin)の像を
    ハンマーで叩き壊すという動画を公開しました。!・・・
単なるいたずらではなく、本人は**『迷信を検証する』という趣旨の企画**として行ったと報じられています。
しかも報道によれば、その際に!〜、
《自分がどれくらい生きられるか見てみよう》、
 という趣旨の挑発的な発言までしていました!・・・

これは将門塚のケースよりも、かなり明確に、宗教的な対象を破壊して、祟り・迷信の真偽を試す》、…という意図があったケースです。


■ 世界の『祟り・呪い』10大事件・伝説:
事件発生から、その後何が起きたのか?!〜、

1)ツタンカーメン王墓の『ファラオの呪い』:
エジプト 1922~1923年

これは世界で最も有名な「呪い」の一つです。

● 1922年11月4日、英国の考古学者ハワード・カーターが、
     王家の谷でツタンカーメン王墓の階段を発見!・・・
● 11月5日、封印された墓の入口を確認!・・・
● 11月26日、カーターが墓室内部を初めて覗き、黄金の財宝を確認!・・・
● 1923年2月16日、正式に埋葬室を開封し、… 王の棺・黄金の祭具などが確認
  された。これらの日付はカーター自身の記録とオックスフォード大学グリフィ
  ス研究所のアーカイブで確認できる。

そして――
         
カーナーヴォン卿

● 1923年4月5日、発掘のスポンサーだった
       カーナーヴォン卿がカイロで死亡!・・・
原因は、1923年3月に王家の谷で受けた蚊の刺傷が感染し、丹毒・敗血症・肺炎へ進んだものと、現在の研究資料では説明されています。

『呪いの根拠』!〜、

墓を開けた直後にスポンサーが死亡したことから、《ファラオの墓を荒らした者は死ぬ》、…という伝説が一気に広がった!・・・
 然し、発掘関係者の大部分はその後も長く生きています。

2)平将門の首塚:
  
🇯🇵 日本 940年~現在
これは日本を代表する『祟り』の伝承です。

● 940年2月14日(旧暦)、平将門が討死!・・・
 その後、首が京都から関東へ飛来したという伝説が生まれ、
  現在の大手町付近に首塚が形成されたとされます。

そして近代になって!〜、
● 1920年代、大蔵省の庁舎建設など、周辺開発が進行!・・・
● 将門塚を撤去・移転しようとしたところ、
  工事関係者の病気死亡!・・・
● 事故、庁舎の災害!・・・
 などが「将門公の祟り」と結び付けられるようになりました。

更に戦後、GHQによる周辺整備の際、ブルドーザーが横転し運転手が死亡した
という有名な伝承があります。ただし、ここは注意が必要です。
『ブルドーザー事故が実際にあった』ことと、『将門塚の祟りだった』ことは
 別問題です。

現代編!〜、
● 2018年頃、配信者「サダ」が将門塚で
  不敬な行為をした動画がネット上で拡散!・・・
● その後、2023年12月に転落事故で死亡したとされ、
 『将門塚を蹴った配信者が後に死亡した』
という新しい「祟り伝説」が誕生しました。但し、死亡事故と将門塚の因果関係を証明する資料はありません。

3)ホープ・ダイヤモンド:
  🇫🇷→🇬🇧→🇺🇸 1668年~現在


これは『人ではなく宝石に宿った呪い』です。
● 1668~69年、フランス王ルイ14世がジャン=バティスト・タヴェルニエから
    巨大な青いダイヤを購入!・・・
● 1792年9月、フランス革命中、王室宝物庫から盗難。!・・・
  その後、現在のHope Diamondにつながる青いダイヤが1812年にロンドンで
  確認されます。スミソニアンは、現在のホープ・ダイヤモンドが盗難された
  『French Blue』を再カットしたものだとする強い証拠を紹介しています。

そして所有者たちの!〜、
借金/離婚/破産/家族の死亡!・・・
などが次々と『呪い』として語られるようになります。

特に有名なのがエヴァリン・ウォルシュ・マクリーン!〜、



● 1912年頃から所有し、息子を事故で失い、娘も薬物過量で死亡、夫も精神的に
  破綻し、彼女自身も1947年に肺炎で死亡しました!・・・
● 1958年11月10日、宝石商ハリー・ウィンストンがスミソニアンへ寄贈!・・・
 そして現在に至ります。
処が驚くべきことに!〜、
 スミソニアン自身が、《呪いは存在しない》、という立場です!・・・
しかも、「呪い」の有名な犠牲者リストには事実と間違った情報が混在しています。例えば、1909年に『ホープ・ダイヤモンド所有者のセルリム・ハビブが船の沈没で死亡』という新聞報道がありましたが、実際には別人でした。

4)コ・イ・ヌール:
 16世紀~現在

             
『呪われた宝石』
世界最大のいわゆる「呪われた宝石」とされるダイヤモンド、コ・イ・ヌール(Koh-i-Noor)を所有した男性支配者たちに訪れた悲劇の例には、暗殺、失明、狂気、そして帝国の崩壊があります。インドの伝承では『この宝石を所有する者は世界を手に入れるが、すべての不幸も知ることになる。神か女性だけが無事に身につけられる』と言い伝えられています。

コ・イ・ヌールはインド起源の巨大ダイヤ!〜、
16世紀以降、ムガル帝国、ペルシャ、アフガニスタン、シク王国などを経て、

● 1849年3月29日、パンジャーブ併合に伴って英国側へ!・・・
● その後ヴィクトリア女王へ渡りました。歴史的経緯については、
  Encyclopaedia Iranicaにも詳細な記録があります!・・・

主な悲劇の例:
 ムガル帝国の皇帝たち:
コ・イ・ヌールを所有したムガル帝国の皇帝や一族は、暗殺や処刑など悲惨な最期を迎えました。たとえばシャー・ジャハンは息子のアウラングゼブによって幽閉され、晩年を悲惨に過ごしました。

 ペルシャの王ナディル・シャー:
1739年にデリーを侵略してコ・イ・ヌールを奪ったナディル・シャーは、我が子への疑心暗鬼から息子の目を潰し、狂気に陥った末に1747年に自身の警護兵に暗殺されました。

 アフガニスタンの創始者一族:
ナディル・シャーの孫であるシャー・ルフは、宝石の隠し場所を吐かせるために頭に熱い鉛を流し込まれるという凄惨な拷問を受けました。また、アフガニスタン帝国を創始したアフマド・シャー・ドゥッラーニは、顔が崩壊する恐ろしい腫瘍(がん)に侵されて死亡しました。

 シク王国のマハラジャ・ランジート・シン:
1813年に手に入れ、呪いを避けるために様々な寄付や対策を行いましたが、彼の死後、シク王国は内部抗争とイギリスとの戦争によって急速に衰退し、幼少の息子ダリープ・シンは1849年にイギリスへ王国と宝石を奪われることになりました。

伝説では!〜、
《このダイヤを男性が身につけると、その男性に不幸が起こる》、
           とされています!・・・
それ故に英国王室では、現在まで男性君主が直接身につけることを避け、女性王族の王冠にセットするという話が広まりました。
但し、《ダイヤを所有した男性が次々に呪われて死亡した》、…という形で科学的・歴史的に確認できるものではありません。

5)中国・姜小柔――観音像破壊→交通事故:
   2025~2026年


これは今回の10件の中で、現代のSNS時代を象徴する事件です。

 2025年8月頃、支那のDouyinで活動していた24歳の女性インフルエンサー、**  姜小柔(Jiang Xiaorou)**が、観音像を工具で破壊する動画を公開。
『迷信を検証する』という趣旨の企画だったと報じられています。
動画では、《自分がどれくらい生きられるか見てみよう》、…
という趣旨の発言までしていました。
そして!〜、
 2026年7月15日、乗車していた車が事故!・・・
 重度の頭部損傷・臓器損傷などを負った!・・・
 2026年8月10日、約1か月の治療後、24歳で死亡!・・・
その結果SNSでは!〜
《観音像を壊した祟りでは?》、…
   という投稿が爆発的に拡散!・・・
 然し、家族は憶測をやめるよう求めています。

6)配信者『サダ』―将門塚→転落死:
 🇯🇵 2018頃~2023年


これは日本版の現代的な『祟り事件』!〜、

● 2018年頃、SNS配信者『サダ』が将門塚で石碑を蹴るなどの
  不敬行為をした動画・画像がネット上に残っています!・・・

そして!〜、
● 2023年12月、
 千葉県内で高所から転落し死亡!・・・
 その為、将門塚を侮辱した配信者が数年後に死亡》、…
 という話がSNSで広がりました。
但し、ここは事故死という事実と将門の祟りという解釈を分ける必要があります。

7)『テカムセの呪い』:
  🇺🇸第9代米国大統領ウイリアム・ハリソンの肺炎による死から始まる、西暦で
  20の倍数の年に選出された米大統領のへの一連の災難の原因とされる呪い。
  《20で割り切れる年に選ばれた米国大統領は死亡する》、…
  という奇妙なパターンを『呪い』としたものです。

この呪いの背景は!〜、
呪いの主はインディアン部族のひとつショーニー族のテカムセ酋長で、領土を白人に奪われた末に1811年にテイピカヌーの戦いでウイリアム・ハリソンに殺された為、彼の弟で予言者のテンスクワタワがかけたという。
その『呪詛』は20年ごとに選ばれる大統領を死に至らしめるとされる。幾つかの資料では、テカムセを亡くした母親がかけた呪いとされるが、確固たる証拠はない。また一連の災難の原因が『インディアンの呪い』にあると示す明瞭な出典もない。

有名な時系列は!〜、
● 選挙年大統領死亡1840 ウィリアム・H・ハリソン 1841!・・・
● 1860 エイブラハム・リンカーン 1865!・・・
● 1880 ジェームズ・ガーフィールド 1881!・・・
● 1900 ウィリアム・マッキンリー 1901!・・・
● 1920 ウォレン・ハーディング 1923!・・・
● 1940 F・D・ルーズベルト 1945!・・・
● 1960 ジョン・F・ケネディ 1963!・・・
 つまり7代連続。

ところが!〜、
● 1980年 レーガン → 暗殺未遂を生き延びる!・・・
● 2000年 ジョージ・W・ブッシュ → 無事!・・・
● 2020年 ジョー・バイデン → 無事!・・・
 となり、『呪い』は破れました。

8)Ötzi(アイスマン)の呪い:
  アルプス 1991年~現在


これは非常に面白いケースです!〜、
● 1991年9月19日、ドイツ人ハイカーのエリカ・シモン、ヘルムート・シモン
 夫妻が、アルプス標高約3,210m地点で氷の中から人間の遺体を発見!・・・
● 後に約5,300年前の人物「Ötzi」と判明!・・・
● 1992年、法医学チームのリーダー、ライナー・ヘンが交通事故死!・・・
● クルト・フリッツ、Ötziの回収に関係した登山家 → 雪崩で死亡!・・・
● ライナー・ヘルツル、Ötziの回収を
       撮影したジャーナリスト → 脳腫瘍で死亡!・・・
● 2004年、遺体発見者のヘルムート・シモン → 山中で死亡!・・・

こうした死亡が連続した為、『Ötziの呪い』という話が生まれました。
但し、関係者の多くは健在であり、死亡者数を誇張した記事もあります。

評価:★★★☆☆
実際の死亡事件が複数あるため面白いが、因果関係はありません。

9)上野大仏―『壊されても顔だけ残る仏』:
  東京 1631年~

これは厳密には『呪い事件』ではありませんが、興味を唆られます!〜、
● 1631年、上野に最初の大仏が建立!・・・
● 1647年、地震で倒壊!・・・
● 1655~1660年頃、巨大な青銅製大仏を再建!・・・
● 1841年、火災で損傷!・・・
● 1855年、安政江戸地震で頭部が倒壊!・・・
● 1923年、関東大震災で顔面が落下!・・・
そして戦時中!〜、
● 身体・脚部が金属供出(弾丸製造のため)、
      最終的に、顔だけが残った!・・・

現在も上野公園にその顔が保存されています。台東区の公式資料が、この一連の経緯を詳しく記録しています。
つまり!〜、
《何度壊されても顔だけは残った大仏》、…という、非常に日本的な不思議さがあります。但し、《大仏を壊した人間が祟られた》、…
     という直接的な事件ではありません


10)Annabelle―呪われた人形:
 米国 1970年~現在



これは『神仏の冒涜』とは違い、呪われた物品そのものの代表例です。
● 1970年、看護学生Donnaが
     母親からRaggedy Ann人形をプレゼントされた!・・・
その後!〜、
人形が移動する/メモが残る/人間が傷つく、などの怪異が起きた!と、超常現象研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が主張。

● 人形はウォーレン夫妻のオカルト博物館に収められました。
 更にウォーレン夫妻側の記録では、人形を嘲笑した若い男性が、
    その帰宅途中にオートバイ事故で死亡した!・・・
という逸話まであります。

但し、これはウォーレン側の証言・伝承であり、独立した一次資料による事故検証はできません。

● 2025年、現実の死亡事件!・・・
 
超常現象研究家Dan RiveraがAnnabelleを伴うツアー中、
 2025年7月13日、ペンシルベニア州ゲティスバーグのホテルで死亡!・・・
一時、『Annabelleの呪いでは?』、と大騒ぎになりました。
然し、その後の検視で、心臓疾患による自然死!と判定されました。
しかも、死亡時、Annabelleはホテルの部屋にはありませんでした。
これは非常に重要な事実です。

以上、10件を『事実』と『祟り』に分けると:
  事件    実際の事故/死亡 祟りの証拠   評価
ツタンカーメン    ◎        ×     史実+伝説
平将門        ◎        ×     史実+民間伝承
Hope Diamond    ◎        ×     呪いの脚色が濃厚
Koh-i-Noor        ◎        ×     伝説
姜小柔         ◎                            ×               現代の偶然?
サダ                                 ◎                            ×              現代の将門伝説
テカムセの呪い              ◎                           ×               統計的都市伝説
Ötzi                                  ◎                           ×              複数の死亡+伝説
上野大仏                          ◎                            ×              災害史・民俗史
Annabelle                       △                            ×              怪談・超常現象伝説

奇妙な事には、ほぼ同じ物語構造が100年以上の時を隔てて繰り返されています。
これをどう!、捉えるか!?・・・
『呪いは本当に存在するのか!?それとも、人間は偶然に起きた悲劇を、意味のある物語として結び付けてしまうのか』

ただ、言える事は、人間は誰でも心の奥底に超現象!、不可解な事件!、悲劇!など対して恐れ不安を抱きます。
この不安を和らげる為に、神仏に対して畏敬の念を改めて抱き、無意識のうちに自らを納得させるのでしょう。

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