2019年6月23日日曜日

台湾国家安全法改正:独立国家の日本より堂々たる独立主権国家らしい台湾!・・・


台湾国家安全法!~、
支那共産党政権の情報機関に協力しスパイ活動を働く公職員や軍関係者を厳罰に処する『国家安全法』の改正案!・・・

       写真は改正案の通過を告げる立法院の蘇嘉全・院長(議長)

6月19日、台湾の立法院(国会)の第三読会(三読)を通過し、可決した。

改正案は!~、
✦ 台湾で支那共産党政権の為にスパイ組織を設立する者は、刑事責任を追及し、7年以上の有期懲役と最高額1億台湾ドル(約3億4600万円)の罰金を科すと定めている!・・・

 国家安全または社会安定に危害を与え、外国、支那本土、香港、マカオなどの海外敵対勢力と、それらの勢力が派遣した者のために働いたり、またはスパイ組織を作った者に対して、3年以上10年以下の有期懲役と、3000万台湾ドル(約1億391万円)以下の罰金を科すとした!・・・

 外国、中国本土などの海外敵対勢力に公的機密情報を提供した者には、
 1年以上7年以下の有期懲役と1000万台湾ドル以下(約3464万円)の
              罰金を科す!・・・

✦ 機密情報を収集した者には、6カ月以上5年以下の有期懲役と
    300万台湾ドル(約1039万円)以下の罰金を処する!・・・

✦ 支那共産党情報機関の為にネット上で情報を収集し、サイバー攻撃を
     仕掛けるハッカーも厳罰の対象にした!・・・

✦ 現職、または退職した公職員や軍関係者が、支那当局のために諜報活動を働いたと認定されると、退職金の受領資格のはく奪や、すでに受領した退職金の全額返還を定めた!・・・

支那軍の諜報員・鎮小江は2002~07年までに!〜、
台湾軍・許乃権(元少将)を含む台湾軍の退役将校籠絡して
       軍機密を入手した!・・・

支那軍の諜報員・鎮小江に籠絡されて、台湾軍の軍事機密をを漏らした
      台湾軍将校達に下されたと有罪判決と罰!〜、

            許乃権は!〜、
       「国家安全法」の有罪判決を受けた!・・・
収監された許は2017年に釈放されたが、… しかし、その後、毎月7万台湾ドル(約25万円)以上の退職金を支給されていることが台湾で問題視された。
 スパイで有罪、収監された軍の元少将が短期間で釈放され(おそらく新総統選出時に特赦?)、その後、月高額な年金が支払われているのは、解せません。
未だに親支那の国民党の力と潜んでいる工作員が政府に圧力をかけているのでしょう。国家安全法改正しても、以前に決定した措置は変えられないのでしょう

一方、与党・民進党や野党・時代力量の議員は!〜、
19日の【 三読】で、台湾の新聞社やテレビ放送局などが報道の自由を乱用し、中国当局を美化する「フェイクニュース」を流布している現状を食い止めるため、関連法案の改正および制定を呼び掛けた!・・・

※註『三読』:三段階を踏んで審議することを言う。

読会制とは!~、
議会における審議方法の一つである!・・・
本会議中心主義の議会で、本会議での審議の際に広く採用されている。
読会制はイギリス議会によって始められた。

読会制では、議会が立法を行う場合に!〜、
2ないし3の読会と呼ばれる段階をおいて法案の審議と採決を行う!・・・
● 第一読会から第三読会までの3回の段階を踏む場合は三読会制。
 2回の場合は二読会制。
『読会』という言葉は、読会制という本会議中心の制度、あるいは『第x読会」』という名の会議や審議時間として使われるようになっているが、本来の読会(reading)はその英語名の通り『法案を朗読する』という手順を意味する言葉でもある。


日本においては大日本帝国憲法下の帝国議会が!〜、
    三読会制を採用していた(議院法)!・・・
現行の日本国憲法が施行されて以降の国会では、国会法の規定により読会制をとっておらず、アメリカ合衆国をモデルにした委員会中心主義を採っている。
 委員会制度は日本の野党の資質では国会が正常に機能しない悪弊がある。
日本人の感性には合わないのではないか?と思える。
日本人は理論的に議論、質疑、審議するのは増えてであり、…委員会制度で腐れ売国野党が審議拒否で国会を恣意的に混乱させ、法案採決、可決が困難となる。
結局はマッカーサー違法占領憲法の落とし子ともいえる。

参考記事:
台湾「国家安全法」改正案通過、中国スパイに3億円以上罰金を

                                                    

台湾は独立国ではないのにも拘わらず!〜、
独立主権国の日本より遥かに独立国家らしい!・・・

日本国の情けない体たらく!〜、
米占領軍(GHQ)が日本人に自虐思考を植え付けるために施行した悪魔の洗脳『WGIP』が戦後間もなく実施さた!・・・、
 日本人の大半は未だに悪魔の洗脳の呪縛(自虐)から脱出できず、独立主権国としての気概、胆識、胆力も持ち合わせない『政・官』が國體運営の重要な位置を占めている。
これが障害となり、台湾が改正した『国家安全法』がいつまで経っての発議されないのでしょう。
安倍政権はスパイ防止法を発議できないのら、…
せめて『国家安全法』を発議して国会に提出して、審議を重ね採決へと舵取りをするべきです。
台湾のような国家安全法なら日本に仇なすスパイを取り締まるのに有効です。
安倍政権も、偶にはまともな法案を発議するべきでしょう!!!・・・。