選挙戦の不正で、あの「反日」米国議員が窮地に
若手ライバルに詰め寄られて資金集めで勇み足
JB PRESS (2015.9.19)
ワシントンD.C.で議員らと談笑するマイク・ホンダ下院議員(右、2009年10月22日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Chip Somodevilla〔AFPBB News〕
米国連邦議会下院のマイク・ホンダ議員(民主党)は、日本でも最も知名度の高い米国政治家の1人と言ってよいだろう。2007年に慰安婦問題で日本を糾弾する決議を下院で採択させた張本人である。
そのホンダ議員が選挙活動での一連の不正行為の容疑により、議会当局の倫理調査部の聴取や査問を受けている。その結果は同議員の政治生命を大きく左右することになりそうだ。
安倍首相の米議会演説でも内容を非難
ホンダ議員はカリフォルニア州議会議員だった1990年代から「日本の戦争犯罪」を追及してきた。ただしその追及は、同じカリフォルニア州に本部をおく中国系の反日組織「世界抗日戦争史実維護連合会」(略称「抗日連合会」)に指導され、資金面でも支援をされてきた。抗日連合会は在米中国人を指導部中枢とし、中国の政府や共産党とも密接なつながりがある。
ホンダ氏は2001年1月に連邦議会の下院議員に就任した。前年の選挙戦では、抗日連合会の幹部たちがこぞって選挙資金を寄付していた。ホンダ氏は下院議員に就任すると、慰安婦問題を日本の国家犯罪とみなして日本政府に謝罪を求める非難決議案を即座に提出した。
同決議案は当初は議会指導部から優先的に取り上げられることはなく審議に回されなかった。しかしホンダ議員は毎会期、同じ議案を提出し続け、2007年の議会で民主党が下院の多数を大きく制すると同決議案も推進されることとなった。
ホンダ氏は日系3世の米国人だが、韓国系、中国系との絆が強く日本を糾弾する言動が多い。今年4月末の安倍晋三首相の米議会演説でも、その内容を非難する数少ない議員の1人であった。
下院議員選挙キャンペーン中の不正活動とは
さてAP通信など米国の複数のメディアによると、議会倫理調査部が、ホンダ議員とそのスタッフが2014年の下院議員選挙キャンペーン中に以下のような不正活動をした容疑を指摘したという。
・ホンダ議員事務所は、1000人から各1000ドルの選挙寄付を集める活動「千羽鶴作戦」を進めるにあたり、議員として本来の立法活動を進めるための資金や労力を頻繁に投入し費やした。
・立法活動の一環として国務省の南アジア担当高官を選挙区に招きインド系有権者と懇談させる催しで、参加者に選挙資金の寄付を求めた。
・ホンダ議員事務所のスタッフは観光地で頻繁に会合を開催した。本来は立法活動を検討するはずの会合だったが、選挙寄付集めの作戦の打ち合わせばかりしていた。
・ホンダ議員は、知り合いの有権者がある国を訪問するためのビザ取得に協力し、その見返りとして選挙資金の寄付を求めようとした。
以上のような容疑が立証されると、選挙や倫理に関する連邦法に違反することになるという。
議会倫理調査部は、ホンダ議員事務所に提出を求めたメール記録など合計1400ページの資料、さらにはホンダ議員、そのスタッフたちからの事情聴取を基に、上記の容疑を「事実だと信ずる顕著な理由がある」と結論づけた。
今後の調査でこの案件は下院倫理委員会にかけられ、下院全体として公式調査を行う可能性も高まっている。最悪の場合は、ホンダ議員への懲戒や懲罰の処分も考えられる。
連邦議会選挙を専門に研究するバージニア大学のカイル・コンディック教授は、ホンダ議員のこうした状況について「連邦議会下院全体の中で、ホンダ氏は議席を失う危険が最も高い議員の1人だと言える」と論評した。(古森 義久)
筆者考:
マイク・ホンダ(敬称略、値しない!)に司直の手が伸びている事を拙ブログで以前に取り上げたので、その記事を一部抜粋して以下に記載いたします。お浚い(復習)となりますがマイク・ホンダへ調査が現在も尚続いている事が判明したことは朗報です!・・・
◼︎【米国議会倫理局はマイク・ホンダ米下院議員を選挙法違反の疑いで調査中】:
Mike Honda and Staff under Ethics Investigation
ケント・ギルバート氏 知ってる積り(ブログ)
7月15日の「サンホセ・インサイド誌」等の報道によると、日系アメリカ人のマイク・ホンダ米下院議員とその事務所のスタッフは、前回の議員選挙の際、南アジアの人から献金してもらう見返りとして、国務省の正式な行事に招待した疑惑などで、米国議会倫理局が調査を続けています。
昨年9月、選挙区内のCupertino市及びMilpitas市の市長2人が正式に告発しました。告発内容はまだ正式には公開されていないものの、リークされた電子メール等の証拠がウェブ等に出回っています。
決して軽い問題ではないので、倫理局の調査の結果、最終的に米国議会倫理委員会が審査を行い、ホンダ議員が議席を失う可能性もあります。
◼【San Jose Inside: Mike Honda and staff under Ethics investigation】:
posted by Elizabeth Kim
http://www.asamnews.com/2015/07/15/san-jose-inside-mike-honda-and-staff-under-ethics-investigation/
The Office of Congressional Ethics is further investigating suspected improper exchanges between Congressman Mike Honda’s campaign (D-CA) and his official house staff after several months of investigations, reports the San Jose Inside.
While it remains unclear whether the investigation is leading to a broader discipline of Honda himself due to the discreet nature of the process, Honda’s office said Tuesday that it is fully cooperating with the ongoing review.
Many of the issues arose from various emails sent between Honda and his staff, as well as among staff members.
Last September, San Jose Inside published an email exchange between Honda’s chief of staff, Jennifer Van der Heide, and other House employees that revealed Honda’s re-election campaign worked with congressional staff on an event targeting influential South Asian donors for campaign contributions.
In addition, Ruchit Agrawal, a former staffer, said Honda had him and other House staffers to carry out personal errands for the congressman on taxpayer time, which is a House rule violation.
Rod Sinks and Jose Esteves, respective mayors of Cupertino and Milpitas, filed a formal complaint with the OCE in September and the board decided to take up the issue.
The OCE has yet to make a decision on the investigation and has not made any public statements on the matter. If the board deems that there has been no transgressions after the second-phase of investigations, no public documents may be released. On the other hand, if the review finds wrongdoings, the board will issue a report or transfer the findings to the House Ethics Committee to continue the investigation.
Honda narrowly defeated Ro Khanna for the seventh consecutive year in the U.S. House of Representatives, but he will need to garner the trust and votes to win again in the upcoming 2016 elections.
You can learn more about how the review will be carried out in the coming weeks in the San Jose Inside.
◼【サンホセ・インサイド:マイク・ホンダと職員に捜査の手が伸びる】
筆者(ブログ管理人)和訳:
【サンホセ・インサイド誌】7月15日、✤『米議会倫理局(OSC= The Office of Congressional Ethics)』は念入りに法に抵触する不適切な遣り取りの疑いで、マイク・ホンダ下院議員(カリフォルニア州選出。民主党)と選挙事務所のスタッフを調査を数ヶ月間に亘り続けている。
事件は性質上、調査は慎重に進められており、マイク・ホンダ下院議員の広範囲な懲罰に繋がるか?は不明である。ホンダ事務所は調査に全面的な協力を申し出ている。
多くの問題はホンダ氏や秘書、事務員などが発信したの種々のEメールの遣り取りに依って浮き彫りにされた。
昨年の9月、サンホセ・インサイド誌は、・・・ホンダ事務所と主席スタッフのJennifer Van der Heide,(ジェニファー・バンダーヘイデ)と他の事務員が米議会公的秘書と共に選挙事務所で働いていた際に有力な南アジア人からの献金を得るためのEメールの遣り取りをしていた。加えて、元職員のRuchit Agrawal,(ルチット・アグラワル)曰く、・・・ホンダ氏は議会職員を抱えており、個人的な用件(議員の税金申告)で使役していたが、此れは下院の規則に抵触する!など報道した。
Cupertin(カパチノ)・Rod Sinks (ロッド・シンク)市長及び Jose Esteves,
Milpitas(ミリピタス)・Jose Esteves(ジョー・エストバス)市長が、・・・尊敬に値する両市長が揃って正式に昨年9月に告発した事で、OSC(米国議会倫理局)は此れを取り上げて調査を開始した。
米下院倫理局は未だに調査の結論には達してはおらず、公表は控えている。
もし、倫理局委員会が第二段階の調査で規則に抵触はしていないと考慮すれば、公的な資料は発表されないであろうが、・・・一方、再調査で違反行為が発覚すれば、議会倫理委員会は浮上した問題を米議会倫理局に上申し調査は引き続く続行される。
ホンダ氏は前回の下院議員選挙では辛うじて対立候補のRo Khanna(ロー・カンナ)を7年間続けて破りはしたが、2016年、次回の選挙では勝利を得る為には、有権者の信頼と支持を集めなければならぬ。
読者の方々の期待に応えて、サンホセ・インサイド誌は引き続き再調査を取り上げる事にしています。
筆者註:✤『米議会倫理局(OSC= The Office of Congressional Ethics)』
The Office of Congressional Ethics (OCE), established by the U.S. House of Representatives in March 2008, is an independent, non-partisan entity charged with reviewing allegations of misconduct against members of the House of Representatives and their staff 。
2008年の米国下院議会で設立される。超党派独立機関で、規制に抵触する疑惑を持たれている下院議員、秘書、事務所職員の行状を調査する。
Although the office does not have subpoena power, it has played a significant role in 2010 investigations concerning alleged ethics violations by Rep. Charlie Rangel (D-N.Y.) and Rep. Maxine Waters (D-Calif.), and former Rep. Nathan Deal (R-Ga.)
下院倫理局は疑惑を持たれた人物の議会召喚の権限は持たぬが、2010年の調査で疑惑を持たれた3議員を米国民に晒し違法行為が実証されて、懲罰が下る事に大きく寄与している。
➤ ❮❮議会倫理調査部は、ホンダ議員事務所に提出を求めたメール記録など合計1400ページの資料、さらにはホンダ議員、そのスタッフたちからの事情聴取を基に、上記の容疑を「事実だと信ずる顕著な理由がある」と結論づけた!❯❯・・・
『事実だと信ずる顕著な理由がある」と結論づけた!』・・・此れは!〜、調査が進みマイク・ホンダの不正は事実との結果がでた模様であり、今後は更に証拠固めをして、如何なる裁きをするか!?の段階にはいっている事が明白となりました。
下院倫理局は不正が暴かれ調査の結果、事実である事が証明しても、不正を行った議員の罷免権はなく、過去に不正が暴かれても議員資格を失ったものはいません。此れが痛い処ですが、・・・日本も同様で、選挙報違反や脱税などの犯罪を犯しても議員資格の剥奪は不可であり、どうにもなりません。
次回の選挙で落選させるしか術がないよです!。
但し!〜、『米議会倫理局(OSC= The Office of Congressional Ethics)』で不正を調査され事実がさらされると、自ら議員を退くか、或いは次回の選挙で殆どが落選の浮身にあいます。此の点では日本とは違い、米国の有権者の目は厳しいものがあります。
マイク・ホンダの選挙区 カリフォルニア州第17選挙区)はシリコンバレーを含み、、・・・金の亡者と、特亜系の有権者が多く倫理などは❝屁の河童!❞で斟酌しないの落選させるのは困難ですが、先の選挙であわや!〜、落選か!の大接戦を演じた対立候補者・ロー・カンナ(インド系)も特アの工作員に懐柔されており!〜マイク・ホンダに負けるとも劣らぬ反日の塊です。
但し、マイク・ホンダ依りは真っ当ではないか?と思われるのが救いです。
尤も!〜、此れは筆者の楽天的な見解ですが。
ロー・カンナ(インド系)に付いての詳細を知りたい方は!〜以下をクリックシて頂ければ幸いです。
◼︎【マイク・ホンダ氏以上の“親中反日”候補 中国系「抗日連合会」がプッシュ】:
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