2018年3月25日日曜日

『ロシア元スパイ親毒殺未遂事件』:神経剤『ノビチョク』が使われたら、解毒剤がなく死は確実に訪れる!・・・


兵器級神経剤「ノビチョク」には解毒剤がない──ロシア人開発者
Russian Novichok Developer Says There Is No Antidote
 NewsWeek (2018年3月22日): 


   元スパイと娘の暗殺未遂の舞台となった英ソールズベリーで厳重な防護服を着た兵士たち 
              Peter Nicholls-REUTERS

イギリス南西部ソールズベリーでロシアの元スパイ、セルゲイ・スクリパリと娘のユリアが意識不明で発見された事件で、襲撃に使われたとされる神経剤『ノビチョク』の開発に関わったロシア人科学者が証言した。ノビチョクに解毒剤はないので、生命維持装置を外せば2人は死ぬ、と。

ウラジーミル・ウグレフはかつて、化学兵器の研究や技術開発を目的にした旧ソ連の国立科学研究所で働いていた。1972~1988年には、ロシア南西部サラトフ州の町ボルスクで行われたノビチョクの開発に参加した。


神経剤ノビチョクの開発に関与したロシア人科学者ウラジーミル・ウグレフ VLADIMIR UGLEV

ウグレフによれば、ノビチョクは4種類の神経剤の総称だ。そのうち彼が開発したのはB-1976とC-1976の2種類。4ケタの数字は完成した年を表している。残りのA-1972とD-1980を開発したのは、旧ソ連の国防省が命じたと言われる第4世代の化学兵器開発計画を主導したロシア人科学者、ピョートル・キルピチェフだった。

D-1980は粉末状、残る3種類は液体で数キロ分を製造し、密封した状態で特殊な倉庫に保存していたという。

ロシアのニュースサイト「ザ・ベル」の取材に応えたウグレフは、スクリパリを暗殺しようとした犯人は、ノビチョクをコットン球に含ませるか粉末の状態で、犯行現場に持ち込んだのだろうと語った。

『ノビチョク』はどこからきたのか?

もしスクリパリと娘の襲撃に致死量のB-1976、C-1976、またはD-1980が使われたなら、過去に毒殺された被害者と同じ運命をたどる可能性が極めて高い。ノビチョクに解毒剤はない。もし生命維持装置を外せば2人は死ぬ。今も機械に生かされているだけだと思う

彼が研究所を去った1994年の時点ではノビチョクを、2種類の毒性のない物質を混ぜて毒性にする「バイナリー兵器」にすることはできなかったという。

テリーザ・メイ英首相は今回の事件について、ロシア政府が関与した可能性が『極めて高い』と言った。スクリパリはロシア軍情報部門の元大佐でありながら、欧州で活動するロシアのスパイの情報を英情報機関に流した二重スパイだった。

ロシア政府は事件への一切の関与を否定。使われた神経剤をノビチョクと特定できるくらいなら、イギリス側がそれを保有していたに違いない、と反発した。

ノビチョクの製造方法を知る人はロシア国内に数十人いるし、情報があればイギリス人だって作れただろうとウグレフは言う。『イギリス人化学者はドイツ人と同じくらい優秀だから、1つヒントがありさえすればロシアの最高機密も製造できる

その場合、誰がイギリスにノビチョクの情報を渡したのか、ロシアで機密情報を守る任務にあたっている者に聞くべきだ。そもそも、機密情報の漏洩を完全に防ぐことなど可能なのか、と
             (翻訳:河原里香)


                                                    

ブログ管理人考:

英国で起こった、元ロシアスパイ親娘の毒殺未遂事件!〜、
英国の世相を震撼させる大事件に発展!・・・


テリーザ・メイ英首相は!~
 近来は支持率が沈下現象に悩まされている!・・・

 これを払拭する為か?、または、世論(巷間、ロシア犯行説)に押されたのか?、常軌を逸する強硬な姿勢でロシア政府の犯行と決めつ国際社会に訴えている。

U.K. vs Russia: A new Cold War?!〜、



The U.K. expelled 23 Russian diplomats after the poisoning of a former Russian spy. Russia has retaliated by expelling 23 British diplomats. Is this the beginning of a new Cold War?

ロシア、英外交官23人追放 元スパイ襲撃めぐり報復措置!〜、
 ロシア外務省は17日、英国で発生したロシア人の元二重スパイに対する毒殺未遂事件をめぐり、英政府がロシア外交官23人を国外退去処分にしたことへの報復措置として、英国の外交官23人を1週間以内に国外退去処分とすることを発表した。

事件に関してテリーザ・メイ(Theresa May)英首相は14日!〜、
英政府はロシア政府に事件の「責任がある」と判断したと述べ、同国外交官23人を国外退去処分とすると表明した

英国は国際社会に!〜、
特にEU諸国に猛烈にロシアの犯行である!と吹き込み、英国と同様にロシアから外交官の引き上げを勧告した結果!・・・
ドイツとフランスは英国同様に外交官を呼び戻した。

さながら、英国、EU、米国 VS ロシアが
  冷戦状態に突入した観を呈している!〜、
また、『ロシア政府サイバー部隊が2016年の米大統領選挙中、トランプに勝たせよう!とフェークニュースを垂れ流した!』と、所謂ロシア疑惑で、独自の制裁を課しており、
まさに第二の冷戦が勃発している。

西側諸国 対 ロシアの軋轢で!〜、
漁夫の利を占めるのは支那である事が明白である!・・・
支那の工作は欧州に深く浸透しており、特に英国、ドイツ、北欧の企業は支那資本に買収されるケースが、此処、数年来、着実に増幅している。

卑近な例では!〜、
● スエーデンのボルボ!・・・
● ドイツのダイムラー・ベンツ(支那国営企業が大株主)!・・・
● 英国のカタパルト技術(米国と英国が先端)の先駆者ダイネックス!・・・


■ 【中国の覇権戦略、欧州まで影響力拡大「ロシアより一枚上】:http://www.epochtimes.jp/2018/02/31253.html

支那当局は欧州での影響力を増している。2017年6月にベルギー訪問中の李克強首相

 欧州の主要シンクタンク、ベルリンに本拠を置くメルカトル中国問題研究所とグローバル公共政策研究所は5日共同で発表した調査報告で、覇権主義を強める支那共産党がここ数年、欧州で影響力を拡大していると分析した。



 フェイク(偽)ニュースを通じて世論操作を狙ったロシアと違って、支那のやり方は静かで控えめであるが、、より巧みで速く、より効果的に欧州連合(EU)に浸透している。また、経済援助で丸め込まれたいくつかのEU加盟国の助けによって、支那は欧州の政策決定に影響力を増しているという。

結局は日本を含めて、西側先進諸国は狡猾、巧妙な支那の覇権戦略の餌食となっている。

英政府はロシア政府犯行説を主張している根拠は!〜、
 毒殺に未遂に使われた『ノビチョク』は
       ロシアで開発、完成されたものであるから!・・・
ロシアで開発されたから!というだけで、ロシア政府の犯行と結論を下すので説得力に掛けるが、既に英国首相の狂気じみた呼びかけに圧倒されたのか、国際社会ではロシア政府(プーチン大統領)の犯行説が定着しつつある。
 此れを敏感に感じたロシア政府は、先日、ラブロフ外相日本を訪問した際、河野太郎外相との会談で、元ロシアスパイ親娘の毒殺未遂の解明を、『英国と良好な外交関係のある日本に情報を集めて何とか解明に協力してくれないか!?』と要望したのは、・・・
 英国、米国主導のロシアに対する占め締め付けを、感じていたからなのでしょう。
日本がメイ英首相の圧力に屈し、外交官の呼び戻しを行わないように!との願望の現れだった!とも考えられる。

                                                     


神経剤ノビチョクの開発に関与した
ロシア人科学者ウラジーミル・ウグレフは!~、
 ノビチョクの製造方法を知る人は
      ロシア国内に数十人いる!・・・
情報があればイギリス人だって作れただろう!・・・

 イギリス人化学者はドイツ人と同じくらい優秀だから、1つヒントがありさえすればロシアの最高機密も製造できる。
『そもそも、機密情報の漏洩を完全に防ぐ事などは不可能である!』と語っている。

ニューズウイーク日本によると!~、
元スパイ襲撃の神経剤『ノビチョク』、
     ソ連崩壊後の混乱で流出か!・・・
ロシア国家のために動いているわけではない人々が、問題の神経剤を入手していた可能性も否定できない!・・・


 詰まり、ロシア政府犯行説だ!とは決めつけられない!との極めて中立な姿勢を示している。日本の粗大魔スゴミと比すると好感が持てる。

元ロシア二重スパイの毒殺未遂事件は!〜、
穿った次元から俯瞰すれば、意外と支那が関与している可能性が非常に高く思われる!・・・
何しろ、此の事件で!〜、
欧州、米国とロシアが全世界を巻き込んで第二の冷戦に突入すれば、支那の存在が増々と大きなものとなり、世界覇権戦略が生かされる。
これぞ、まさしく支那にとっては ❝❝ 漁夫の利!❞❞ となるでしょう!。
世界主要国の指導者たちは、矢鱈とロシアの犯行説に同調しないで、冷静に世界の情勢を





0 件のコメント: