2025年12月30日火曜日

『日本の家の中が寒い理由』に海外から納得の声が殺到!・・・

北米やヨーロッパの
  寒冷地にある住宅とは異なり!〜、
セントラルヒーティングが
   一般的ではない日本の住宅!・・・

その為、特に外国からの移住者にとっては!〜、
       日本の家は寒い!
   と感じられることが少なくないようです!・・・



今回の翻訳元では、なぜ日本の多くの住宅では、
セントラルヒーティングが一般的ではないのかについて、
日本人YouTuberのNao(Japan with Nao)さんが説明されています。


以下が動画の要点になります。

1)住宅構造と気候への適応:
 ● 伝統的な日本家屋は木造で、
  障子や隙間が多く断熱性が低いため、
  家全体を暖める効率が悪くコストがかさむ。

   ● 高温多湿な夏を快適に過ごすため、
  通気性を重視した設計になっている。

2)伝統的なライフスタイルと『家族の集い』:
   ● かつての「囲炉裏」や現代の「コタツ」のように、
  家全体ではなく「人がいる場所」だけを
  ピンポイントで暖める文化がある。

   ● コミュニケーションの場として機能している。

3)日本人の『節約志向』と国民性:
   ● 「使っていない部屋を暖めるのはもったいない」
  という質素倹約の精神が根付いており、
  部屋ごとに暖房をオン・オフにする習慣がある。

4) 独自の進化を遂げた日本の防寒対策
  ● 家全体を暖める代わりに、温水洗浄便座、
  浴室暖房乾燥機、ポータブルヒーターなどを効率的に配置し、
  局所的な快適さを追求する独自の進化を遂げている。

要点は以上です。



動画のコメント欄には!〜、
特に欧米圏から、多くの反応が寄せられていま!・・・
その一部をご紹介しますので、ご覧ください。


■ なるほど。だから日本の便座は温かいのか。 +1251 

■ 千葉で新築を買ったばかりだけど、
  日本の家は断熱性能が本当にひどい。
  その理由は3つあると思う。

  1.建築基準法が断熱を強制してない。*
   メーカーはコストを抑えたいから基準にないことはしない。

  2. 日本人はこれが普通だと思ってる。
   「我慢」の文化が関係してる。

  3. 換気へのこだわり。
   昔の暖房は換気が必要で、湿気対策もあって、
   密閉するより窓を開ける方を優先しがち。 +557 

 (*2025年4月から建築基準法が改正され、
  断熱等級4が標準化されている)


■ カナダの草原地帯に住んでる身としては、
  厚い断熱材と隙間風対策、
  セントラルヒーティングがない家なんて考えられない。
  こっちの冬はシベリア並みに過酷だから。 +1624 

■ 勉強になるなぁ。
  だけどセントラルヒーティングなしで、
  水道管の凍結は心配しなくていいの? +8 

■ 日本の山奥で家をDIYしたんだけど、
  建設中に断熱材を山ほど運び込んだら、
  日本人の義父に「日本じゃそんなの使わないぞ」
  って嫌そうに言われちゃったんだ。
  俺の答えは「これからは使うんだよ」だ。
  義父の家は外と中の気温が一緒で、
  冬はこたつに首まで浸かってる。
  俺の家は暖房なしでも外より15℃高いし、
  薪ストーブと床暖房で一番寒い日でも22℃をキープしてる。
  全く後悔してないね。 +3482 日本在住
            ⬆︎⬆︎⬆︎
   ■ うむ。ここイギリスの俺の家は、
     外がマイナス5℃でもだいたい19℃をキープしてるよ。
     夏は地獄だけど、冬は天国だ。 +92 イギリス

■ セントラルヒーティングは便利さだけの問題じゃないんだ。
  断熱がしっかりした家では、
  家中を低温で暖め続ける方が効率的だから。
  ドイツだと一定の温度以上に暖めないとカビが生えるから、
  賃貸契約で「最低気温」が決められてたりする。 +1164 ドイツ

■ もし冬に家を暖めなかったら、水道管が凍って壊れたり、
  最悪破裂したりするリスクがあるぞ。 +2568 
            
 ⬆︎⬆︎⬆︎
   ■ だから北海道では
     セントラルヒーティングを使ってるんだよね。 +256 

  (※ここ20年ほどで急速に普及。
   北海道の新築戸建住宅のおよそ7割が導入している)

             
⬆︎⬆︎⬆︎
      ■ セントラルヒーティングは、
        日本のどこに住んでいようが、
        全家庭で標準装備であるべき。 +27 

■ 全部の部屋に電気ヒーターがあって、床暖房も便座も、
  文字通りあらゆるところにあるのが省エネだなんて、
  ちょっと想像できないな。 +149 カナダ
             
⬆︎⬆︎⬆︎
   ■ と言うか、かなり効率が悪いと思う。 +30 アメリカ
             
⬆︎⬆︎⬆︎
   ■ まあ、どの部屋にどのくらい滞在するかとか、
     何人家族かにもよると思うわ。
     一人暮らしで1日10時間以上働いて、
     家にほとんどいないなら今のままでもいいんだろうけど、
     4人家族で家中を動き回るような生活なら、
     今の日本のシステムは最悪だろうな。 +7 アメリカ

■ それにしても、ご両親の家、すごく素敵だね!
  日本の伝統建築が大好きだ。 +365 

■ 日本の家の中で、夜に寒さをしのぐために、
  テントを張ってた旅行者の話を思い出した。 +890 チェコ
             
⬆︎⬆︎⬆︎
   ■ 中世から20世紀初頭にかけての
     伝統的なベッドの考え方は基本みんなそれだよ。
     「本当に暖める必要がある場所だけを暖める」っていう。
     日本の作家、谷崎潤一郎の言葉を借りるなら、
     「日本人は夏に汗をかくくらいなら、
     冬に凍える方を選ぶ」って感じだね。 +24 

   ■ つまりは「天蓋付きベッド」の現代版か。 +56 ドイツ
             
⬆︎⬆︎⬆︎
      ■ 昔はそうやって熱を逃がさないようにして、
        ついでに蚊も防いでたんだよね。
        現代人も見習うべきところがあるかも。
        何でこういう効果的な方法をやめちゃったんだろ?
        ガス代やオイル代が上がってるし、
        特に欧州の一部では復活するかも。 +31 イギリス

■ アメリカ北東部で育った時、キッチンに薪ストーブがあった。
  冬の間は他の部屋を閉め切ってキッチンで過ごしてたよ。
  寝室では吐く息が白くなるから、毛布を何枚も重ねて、
  自分の体温で暖まるまでガタガタ震えてた。
  今はペレットストーブがあるけど、
  相変わらずセントラルヒーティングはなし。
  でも壁や屋根裏の断熱はバッチリだ。 +318 アメリカ

■ 皮肉なことに、うちのヒートポンプシステムは、
  「Made in Japan」なんだよね。 アメリカ
            
⬆︎⬆︎⬆︎
   ■ ヨーロッパに住んでた時、多くの人が、
     日本のインバーター付きエアコンを使ってたな。 +12 

■ 「合理的ではない慣習」が当たり前になることってあるよね。
  イギリスの浴室には未だに水とお湯が別々の蛇口がある。
  昔は別々にする必要があった名残なんだけど、
  今はもう技術的に全く問題ないのに、
  新築でもそうなってたりするんだ。 +13 イギリス

■ 「もったいない」の理屈は分かるんだけど、
  セントラルヒーティングだって「ゾーン分け」できるから、
  使ってない部屋まで暖める必要はないんだけどね。 +197 

■ 日本の伝統的な農家には「蔵」がある。
  壁が厚くて断熱性が高いから、夏は涼しくて冬は寒くない。
  なぜ蔵の建築技術を居住スペースに応用しなかったんだろう。
  家の中心を蔵みたいに断熱して、
  周りを縁側で囲むとかすれば簡単そうなのに。 +32 

■ これが省エネだなんて驚きだ。
  ちゃんと断熱して温度を一定に保つほうが、
  数学的に見てもずっと効率がいい。
  外壁に一層断熱材を入れて屋根裏を塞ぐだけで、
  一台で家中暖められてエネルギーを節約できるのに。 +590 

■ 福岡の3DKの部屋で凍えてたのを思い出す。
  石油ストーブ1台とこたつ1つ。冬は本当に過酷だった。
  一度お風呂に入って布団と掛け布団に潜り込んだら、
  もう一歩も動かなかったね。 +141 

■ 日本は世界有数の、いわば超先進国って言える国なのに、
  どうして住宅状況はあまりよくないんだろうね。
  いずれにしてもすごく興味深かったけどさ。 +6

■ 細かいところまで詳しく説明してくれてありがとう。
  この人、語彙力がすごすぎるんだが。 +299 

■ 詳しい説明をありがとう。何度か東京に行ったけど、
  2月でも寝る前にちょっと暖房をつけるくらいで大丈夫だったよ。
  セルビアから応援してます。乾杯。 +18 セルビア

■ 目からうろこだった!
  日本の家は寒い時期より暖かい時期に合わせて作られてるのか。
  でも、家の中で吐く息が白くなるのは辛そう。
  せめて一つくらい暖かい部屋があればいいのに。 +6 

■ 日本の温水便座って未来的だって言われがちだけど、
  実は伝統的な家の構造と、
  その寒さっていう課題に対応した結果なんだね。
  興味深い動画だった! +20 スウェーデン

■ なんだかんだで一番の理由は、
  「そこまで寒くないから」でしょ。
  カナダ人だと部屋を暖めないと水道管は凍るし、
  結露で家がカビや腐食だらけになるからさ。 +137 カナダ

■ どんなアルゴリズムでここに辿り着いたかわからないけど、
  すごく面白かった。ありがとう!
  違う視点の話を聞くのって大好きだ。 +85 フランス

■ うちは断熱のない家で育ったから、
  冬は石油ストーブのある一つの部屋に
  家族全員で集まって過ごしてたなぁ。
  友達は自分の部屋にこもっちゃうけど、うちはいつも一緒。
  あの思い出は今でも大切にしてるよ。 +67 

■ 動画観てて「絶対無理」って思ってたけど、
  日本の冬の平均気温を調べてみたら
  「あ、なんだ。これなら窓開けてても平気だわ」
  って一気に考えが変わった😂 +85 

■ めちゃくちゃ面白い!
  私の住んでるところはマイナス30℃とかになるから、
  一度冷え切った家を暖め直すより、
  ずっと暖房をつけっぱなしにする方が安上がりなんだ。
  水道管の凍結防止のためでもあるしね。
  絶対行かないような場所の暮らしを見れるのは最高。
  シェアしてくれてありがとう! +211 

                                             


日本の多くの地域では、エアコンで十分暖まりますからね。
なお、AIに「日本の一般家庭の場合!、セントラルヒーティングと各部屋にエアコンをつけるのとでは、どちらの方が電気代が安くなりますか?」と質問した処、・・・
1)日本の家は断熱性能の面で
    セントラルヒーティングが適さない!・・・
2)日本のエアコンはエネルギー効率が非常に高い
という理由で、個別暖房の方が経済的との回答でした!・・・

ブログ主は日本で生まれ、日本北関東(栃木県・宇都宮市)で育ちました。
宇都宮は日光連山から吹き下ろしの風で酷寒の冬と言えるほどで、公務員は寒冷手当(東北、仙台や、盛岡、青森よりも寒い)が出るほど(現在も続いているか?定かではありませんが)。
時折、零下10度も気温が下がり、水道管が破裂したりしていました。
現在はカナダ住まいで酷寒の地であり、里帰りの時などは、…日本の寒さなどは全然気にならず、炬燵、石油ストーブで十分でセントラルヒーティングなど必要はない!と思います。

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