2025年12月5日金曜日

科学者たちは、米国人が好む食用油に警鐘を乱打!・・・

米国人の大半は何十年もの間!〜、
何も考えずに大豆油をたっぷりかけた食べ物を食べ続けてきた!・・・

凍食品など、あらゆるところにこの油が使われている。
そして科学者たちは、米国
で最も人気のある食用油に関する、ある醜い(危険な)真実を明らかにした。
これは、あなたがパントリー(食料収納空間)にあるすべてのラベルをチェックしたくなるような真実である。


◼︎ 大豆油が体内で何に変わるか研究で明らかに:
カリフォルニア大学リバーサイド校の研究者らは!〜、
ウェッソンやクリスコの瓶を開けたことのある人なら誰でも警戒すべき実験を行った!・・・

研究者たちは、マウスに大豆油を
     たっぷり含んだ高脂肪食を与え!〜、
     何が起こるかを観察した!・・・
その結果、ほとんどのマウスは急速に体重が増えた。
然し、興味深いのは、… 全く同じ食事を与えられた遺伝子組み換えマウスの2つ目のグループは、痩せた状態を保っていた。

違いは何なのだろうか?、これらの改変マウスは、大豆油の主成分で大豆油の50%以上を占めるリノール酸の体内処理方法を変える、…
僅かに異なる肝臓タンパク質を生成した。

        ソニア・デオル

この研究を率いたカリフォルニア大学リバーサイド校の
   生物医学科学者、ソニア・デオル氏は!〜、

《これは、大豆油を多く摂取する食生活で、何故に一部の人が
 他のよりも体重が増えやすいのかを理解する第一歩となるかも
 知れません!。問題は油そのものではなく、摂取後に起こる事であり、…体内でリノール酸はオキシリピンと呼ばれる分子に分解されますが、リノール酸を過剰に摂取すると、これらのオキシリピンが肝臓に蓄積され、これらは炎症を引き起こし、体に脂肪を蓄積するよう指示します》、… と説明した。

この研究で使用された遺伝子組み換えマウスは、大量の大豆油を摂取したにもかかわらず、これらのオキシリピンの量がはるかに少なく、通常のマウスが脂肪肝を発症したのに対し、遺伝子組み換えマウスの肝臓は健康な状態を保っていた。

     フランシス・スレデック教授

カリフォルニア大学リバーサイド校の細胞生物学教授、フランシス・スレデック氏は率直にこう述べた。
《2015年の研究以来、大豆油はココナッツオイルよりも肥満誘発性が高いことは分かっていました。しかし今回、原因は油そのものではなく、リノール酸でさえもないという、これまでで最も明確な証拠が得られました。体内で脂肪が変化する物質が原因なのです》、…

◼︎ 米国人は前例のない量のこの油を消費している:
大豆油は現在、平均的な米国人の1日の摂取カロリーの約10%を占めている。これは、わずか2%だった1世紀前の5倍に相当します。
 どの食料品店の売り場に行っても、焼き菓子、マヨネーズ、マーガリン、スナック菓子、冷凍食品など、ほとんどの人が思いもよらないような商品の中に大豆油が隠れていることに気づくでしょう。

レストランでは、安価で風味もそれほど強くない為!〜、
       大豆油を使用している!・・・

食品メーカーは、大豆が米国で最も広く栽培されている油糧作物である為、供給量が多く、価格も安いため、大豆を好んで使用している。

大豆油自体にはコレステロールが含まれていない為、… 保健当局は数十年にわたり、動物性脂肪の《心臓に良い》代替品として大豆油を宣伝して来た。然し、この研究では懸念すべき事実が明白となった。大豆油を摂取したマウスは、コレステロールを全く含まないにもかかわらず、コレステロール値が上昇した。
 これは、体内で誰もが認識していたよりも複雑なことが起こっていることを示唆している。
研究者たちは、リノール酸とα-リノレン酸に由来する特定のオキシリピンが、正常なマウスの体重増加に必要である事を特定した。

これらの分子は、血液ではなく肝臓でのみ危険なレベルを示した。
つまり、標準的な血液検査では、大豆油が引き起こす代謝障害を早期に発見できないということである。

現在、米国人は摂取カロリーの15~25%を!〜、
リノール酸から摂取しており、これは健康に必要な1~2%を遥かに
上回っています!・・・
この過剰摂取の殆どは!〜、
大豆油やトウモロコシ油、ヒマワリ油、ベニバナ油などの種子油を
多く含む加工食品に由来している!・・・

◼︎ 加工食品業界はこの安価な油で帝国を築いた:
20世紀半ば、米国では大豆油の消費が爆発的に増加したが、その理由はただ一つ、生産コストが非常に安価だった事に起因している。

食品メーカーは、工業的な加工技術を用いて大豆から油を抽出できる事を発見した。そして、その油は無味無臭だったため、あらゆる食品に使用できた。
1950年代から1960年代にかけてのインスタント食品の隆盛は、…
大豆油を主原料として大きく活用した。

TVディナー、電子レンジ用ポップコーン、スナックケーキ、サラダドレッシングなど、どれも大豆油をたっぷり使っている。

ファストフード店は、何十年も使用してきた動物性脂肪よりもコストが安いことから、揚げ物に大豆油を使用するようになった。

2000年代までに、米国では年間約170億ポンドの大豆油が消費され、国内の食用油脂の80%を占めるようになった。

大豆油消費の爆発的な増加は、1980年代に始まり!〜、
それ以来衰えを知らない肥満の蔓延と軌を一にしている!・・・

現在、米国の子供の5人に1人が肥満であり!〜、
成人の5人に2人はBMI(ボディマス指数)が30を超える肥満とみなされるほどの体重過多です!・・・

スラデック氏は、米国はタバコと同じような状況に陥る可能性があると警告している。ありふれた製品と深刻な健康問題との関連性が認められるまでに何十年もかかるのである。

《噛みタバコとがんの関連性が初めて観察されてから、タバコに警告ラベルが貼られるまで100年かかりました!。大豆油の過剰摂取と健康への悪影響との関連性を社会が認識するのに、それほど時間はかからないことを願っています》、…とスラデック氏は述べた。

研究者たちは現在、トウモロコシ油、ヒマワリ油、ベニバナ油といった他の高リノール酸油にも、同様の肥満促進作用があるかどうかを調査している。

ヒト臨床試験はまだ計画されていないが、マウスで発見された代謝経路は、ヒトを含むすべての哺乳類で高度に保存されている。
 つまり、マウスにおいてリノール酸を脂肪蓄積因子であるオキシリピンに変換するメカニズムは、ヒトでもほぼ確実に同じように機能しているという事になる。

食品業界は、大豆油を安易に手放すつもりは絶対にない。
あまりにも安価で、米国の食料供給に深く根付いているからである。

然し、何に注意すべきかを知っている消費者は!〜、
    異なる選択をし始めることが出来る!・・・

参考記事:

■【Scientists just exposed one ugly truth about 

            America’s favorite cooking oil】:

https://renewedright.com/scientists-just-exposed-one-ugly-truth-about-americas-favorite-cooking-oil/?utm_source=&utm_medium=email&utm_campaign=rr_3155728006&utm_term=&utm_content=201230cj



参考記事に出会う前、ブログ主は大豆油が瞠目するほどに米国で消費されている事は全く知りませんでした!。
確かに!、米国人が知らずの知らずのうちに加工食品には大量の大豆油が使われおり、消費量が鰻登りになるのと並行して肥満が爆発的に増加した事は事実のようです。特に1970年ー80年代には驚くばかりに肥満が目立ち始めました。
この傾向は現在になっても衰えず、特に若い女性の間で顕著です。
日本人は余り、加工食品は米国人のようには消費してはいないようですね。伝統的な日本食を食する世代が減少しているとは言え、まだまだ健康食である日本食は卓上を賑わしているのが救いです。







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