「米中は敵ではないが信頼もしていない」米財団が調査

１２月４日、訪中したジョー・バイデン米副大統領と中国習近平国家主席(Lintao Zhang/Getty Images)

カーネギー国際平和財団は１２日、米中両国の政府職員や一般市民が相手国に抱くイメージについて調査した報告書を発表した。両国とも「お互いを敵だと思っていないが信頼もしていない」と回答する人は大半を占めている。ただ、中国の政府関係者の間で米国を敵対視する傾向があることが分かった。

　４５％の中国人は米国について「敵ではなく競争相手」と受け止めている。１５％の米国人、１２％の中国人は「相手国は敵だ」と答えた。中国の政府関係者の２７％は米国を敵と見なしているのに対して、米国側では２％に留まった。

　世界の二大経済大国としてたびたび摩擦するが、中国の政府関係者は「米に対して温和な態度を取っている」と認識している。

　一方、親中派も含めて米国の政府関係者は、中国政府による米国へのサイバー攻撃に強い懸念を抱いている。

　また中国人全般は台湾問題、特に米国による対台湾武器輸出に高い関心を持っていることもわかった。対照的に、米国はほとんど台湾問題に触れなかった。

　性格的、精神的特長に関する項目では「中国人に比べて米国人はより自己反省に努めている」とも報告された。大多数の中国人は米国人に対して、「高圧的、傲慢、貪欲」というイメージを持っている。大多数の米国人もそれを認めている。米国人は中国人に抱く負のイメージについて触れなかったという。　

　同調査は２０１２年、中国で一般市民２５９７人と政府関係者ら３５８人、米国で１００４人及び政府関係者３０５人を対象に実施された。政府機関者に軍の元幹部、企業経営者、メディア関係者、学者も含まれている。

　同財団のマイケル・シブン氏はAFP通信の取材で、「今回の調査結果は中国人ネットユーザーの観点を反映できていない。彼らは通常、米中関係について強硬的な見方を持っている」と述べた。　　　(翻訳編集・叶子）

【大紀元日本12月13日】
http://www.epochtimes.jp/jp/2013/12/html/d57685.html

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

筆者考：


【カーネギー国際平和財団は１２日、米中両国の政府職員や一般市民が相手国に抱くイメージについて調査した報告書を発表】・・・

同調査は２０１２年、中国で一般市民２５９７人と政府関係者ら３５８人、米国で１００４人及び政府関係者３０５人を対象に実施された。政府機関者に軍の元幹部、企業経営者、メディア関係者、学者も含まれている。

✦　１５％の米国人は⇔相手国支那を敵国視点！
✦　２％の米政府関係者は⇔支那を敵国視点！
✦　「高圧的、傲慢、貪欲」というイメージを支那人は米国人に対して持っており、！・・・大多数の米国人もそれを認めている！
✦　米国人は支那人に抱く負のイメージについて触れなかった！
✦　親中派も含めて米国の政府関係者は、中国政府による米国へのサイバー攻撃に強い懸念を抱いている！
✦　米国はほとんど台湾問題には関心なし！
✦　支那人に比べて米国人はより自己反省に努めている！

ＶＳ

✦　４５％の中国人は米国について「敵ではなく競争相手」と受け止めている！
✦　１２％の支那人は⇔相手国米国を敵国視点！
✦　２７％の支那政府関係者は米国を敵国視点！
✦　世界の二大経済大国として時折摩擦するが、中国の政府関係者は「米に対して温和な態度を取っている」と認識！
✦　支那人人全般は台湾問題、特に米国による対台湾武器輸出に高い関心を持っている！

両国とも「お互いを敵だと思っていないが信頼もしていない」と回答する人は大半を占めている。ただ、中国の政府関係者の間で米国を敵対視する傾向があることが分かった。

同財団のマイケル・シブン氏はAFP通信の取材で、「今回の調査結果は中国人ネットユーザーの観点を反映できていない。彼らは通常、米中関係について強硬的な見方を持っている」と述べた。

カーネギー国際平和財団の調査結果は何故か！、腑の落ちない点が随所に散見でき、・・・米国人の支那国、支那人についての判断、認識が甘すぎる！としか言い様がないほどの調査結果でした。

✦　【２％の米政府関係者は⇔支那を敵国視点！】：
たった！の米政府高官の中で２％しか支那を敵国視していないとは！、・・・目を何度も何度もこすり確かめなければ成らぬほどに信じられぬ数値でした。これはバラク・オバマ大統領とジョン・ケリー国務長官が夢想する「Ｇ２」が影響、くわえて　“へなへな、なよなよ！”　が色濃い支那に対する外交姿勢を反映しているのだと筆者は推測しています。

✦　【「高圧的、傲慢、貪欲」というイメージを支那人は米国人に対してもっており、！・・・大多数の米国人もそれを認めている！】⇔【支那人に比べて米国人はより自己反省に努めている！】：
本当かいな！と思わざるを得ません、米国人が自戒･反省する程に「懐が深い！」とは今日まで知りませんでした。
この「懐の深さ⇔自戒･反省」さを多少は日本国・日本人に対して是非とも示して欲しいものです。特に原爆投下には。

✦【４５％の中国人は米国について「敵ではなく競争相手」と受け止めている！】：

凄いですねぇ！・・・いつから支那人は米国は敵ではなくて競争相手と受け止めだしたのか？。
　日本の投資・生産技術・ＯＤＡで経済が発展した。日本国のバブル崩壊後の失われた２０年は特亜にとっては追い風になり、特に支那は米国に次ぐ世界第二の経済規模を構築できたが！、・・・これを「己等の自助で経済発展を遂げた！」と錯覚を起こした事と、中華思想の副産物である夜郎自大意識が、米国を敵ではなくて競争相手と看做しているのかも知れません。

国際法を無視、２１世紀に遅れてきたジョニーの如く振る舞い帝国主義を翳す支那が米国を競争相手と看做す事は！、・・・海洋権益の分捕り合戦への野心で満ち溢れているが故に現在最大の海洋権益を持つ米国が支那には競争相手として写るのだと思われる。

身の丈に会わぬ思考を持つと、自ら掘った穴に転落する可能性に気がつかぬ欲惚けの支那人といえるでしょう。