2014年7月31日木曜日

海外旅行の穴場はロシアにあり!!!・・・

「塩の王国」バスクンチャク湖



ロシア南西部アストラハン州に奇跡の湖バスクンチャクが広がっている。面積115平方kmと、ロシアの基準では小さな湖だ。「絶対に溺れることが出来ない湖」。塩分濃度が極めて高く、体はひとりでに水面に浮かび上がってしまう。澄明な水に寝転びながら本を読むことも出来る。泳げない人にこんなによい水域は他に滅多にありそうもない。

  バスクンチャク湖は海から遠く離れた豊富な塩の地層の上にある。塩がここに集まり始めたのは千年以上前のこと。1927年、ソビエトの地質学者たちが、湖にたくわえられた塩の量を計測しようと、257mのボーリング孔を穿った。それでも塩の堆積の「底」に到達できなかった。現在では、湖の塩は世界最良のものと考えられている。ここからロシアで作られる塩の80%がとられている。しかも、自然の神秘、塩の量は減るどころか、増えている。湖底には多数の塩の源があり、そこから湖へ、日量2500トンもの塩が供給されている。
   湖岸は半透明な塩の膜で覆われている。晴れた日にはそれが輝き、七色に色をかえる。あたかも北方の海氷のように。暑い夏には湖の一部が干上がる。そのとき硬い、机のように表面の滑らかな、白い湖底が露出する。あたかもサーキット・コース。
   ここ十数年、湖の周辺に、観光施設や保養施設が立ち並びはじめた。ここでは自然そのものが癒してくれる。清浄な水、空気、鉱泉。しかし、観光客や地元民が最も高く評価するのはそれらではなくて、何といっても湖の産出する黒い粘土である。この泥を、頭となく足となく塗ったくり、半時間も甲羅干しすれば、膚はぴちぴちに生き返る。多くの病患を癒してくれる。
   水浴し、日光浴し、泥風呂を浴びれば、いよいよ、「塩の王国」の絶景を楽しむ用意が整った。
   たとえば、魔法の山、ボリショエ・ボグド。標高150mの低い山だ。しかし、学術調査も裏付ける通り、この山は、毎年1mmずつ高くなっている。山が、湖と同様、塩の体積の上に立つために、足元から塩の供給を受け、たえず成長するのである。
   ボリショエ・ボグドは、地元カルムィキア共和国民の聖なる山だ。いつの昔かダライ・ラマが聖別した山。人は礼拝にここを訪れる。伝承によれば、この山は、遠く天山山脈から運び込まれた聖なる石から起こった。
   ボリショエ・ボグドは不思議に赤みがかった色をしている。ミネラルが豊富なためだ。その南東斜面には多くの岩くぼや洞穴がある。まるで巨大な蜂房だ。そこを風が通るとき、不思議な、嫋嫋たる音がする。地元の人らはこれを「歌う岩壁」と呼ぶ。
   他にも湖の周辺には、多くの景勝がある。シクリというのは世界最北の砂漠のひとつ。また、レッドブック記載の稀少生物の住処が点在する草原が広がっている。さらに、深い鍾乳洞が数km規模で網状につながっている。他にもクリスタル・クリアな淡水・塩水が数十ある。この秘境を護るため、1997年、湖の周辺は、国定公園に指定された。
   大自然の交響楽をきくために、人々はこの地を訪れる。小川のせせらぎ、ボリショエ・ボグドの岩壁の歌を聴きに。
ロシアの声
http://japanese.ruvr.ru/2014_07_28/275206331/
                                             
 筆者考:
 ロシア南西部アストラハン州に奇跡の湖バスクンチャクが広がっている!・・・
✦ 面積115平方kmと、ロシアの基準では小さな湖だ。「絶対に溺れることが出来ない湖」!・・・
 塩分濃度が極めて高く、体はひとりでに水面に浮かび上がってしまう!・・・
 澄明な水に寝転びながら本を読むことも出来る。泳げない人にこんなによい水域は他に滅多にありそうもない!・・・






  1. Lake Baskunchak
    Lake in Russia
  2. Lake Baskunchak is a salt lake of 115 km² in Astrakhan Oblast, Russia, located at 48°10′N 46°53′E / 48.167°N 46.883°E, about 270 km north of the Caspian Sea, and 53 km east of the Volga. Since 1997 the area is strictly protected as nature reserve. Wikipedia
  3. Surface elevation: 21 m        海抜   :21メートル
    Area: 115 km²           地域面積  :115平方キロメートル

    Catchment area: 11,000 km²    集水地域   :1万1千平方キロメートル


カスピ海の北の低地にあるバスクンチャク湖は、8世紀以降塩の産出で栄え、シルクロードを通じ東西へ輸出された。今日でも、塩化ナトリウムの割合が 99.8 % という高い純度を誇るバスクンチャクの塩はロシアの塩の産出の 80 % を占め、年間 150 万トンから 500 万トンが採掘されている。

絶対に溺れる心配はない!❞ 、・・・此れはカナヅチ諸君や子供連れの観光客は安心して水浴を楽しめ、家族旅行には魅力的です。

◼︎ バスクンチャク湖の魅力!:


✦ 湖岸は半透明な塩の膜で覆われている。晴れた日にはそれが輝き、七色に色をかえる。あたかも北方の海氷のように。暑い夏には湖の一部が干上がり、・・・硬い、机のように表面の滑らかな、白い湖底が露出する!・・・

 ✦  ここでは自然そのものが癒してくれる。清浄な水、空気、鉱泉!。観光客や地元民が最も高く評価するのはそれらではなくて、湖の産出する黒い粘土であり、この泥を、頭となく足となく塗ったくり、半時間も甲羅干しすれば、膚はぴちぴちに生き返る。多くの病患を癒してくれる!・・・
  ✦ 近在に位置する魔法の山、ボリショエ・ボグド。標高150mの低い山!、学術調査も裏付ける通り、この山は、毎年1mmずつ高くなっている。山が、湖と同様、塩の体積の上に立つために、足元から塩の供給を受け、たえず成長するのである!・・・

  ✦ ボリショエ・ボグドは、地元カルムィキア共和国民の聖なる山だ。いつの昔かダライ・ラマが聖別した山。人は礼拝にここを訪れる。この山は、遠く天山山脈から運び込まれた聖なる石から起こった!の言い伝承がる!・・・

  ✦ ボリショエ・ボグドは不思議に赤みがかった色をしている。ミネラルが豊富なためだ。その南東斜面には多くの岩くぼや洞穴がある。まるで巨大な蜂房だ。そこを風が通るとき、不思議な、嫋嫋たる音がする。地元の人らはこれを「歌う岩壁」と呼ぶ!・・・
  ✦  他にも湖の周辺には、多くの景勝がある。シクリというのは世界最北の砂漠のひとつ。また、レッドブック記載の稀少生物の住処が点在する草原が広がっている。さらに、深い鍾乳洞が数km規模で網状につながっている。他にもクリスタル・クリアな淡水・塩水が数十ある。この秘境を護るため、1997年、湖の周辺は、国定公園に指定された!・・・

大自然の交響楽をきくために、人々はこの地を訪れる。小川のせせらぎ、ボリショエ・ボグドの岩壁の歌を聴きに!・・・

自然が造ったバスクンチャク湖は世界に知られる観光地として今後は発展して、日本人観光客が年々と増加して行く事でしょう。



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