日本の保守派には!~、
残念ながら、ドスが効き凄みのある
論客らしい論客は余り見当たらない!・・・
論客らしい論客は余り見当たらない!・・・
英語圏には左翼を次々論破することで知られる論客が何人か存在し、… その代表格が、ジョーダン・ピーターソン(Jordan Peterson)とベン・シャピーロ(Ben Shapiro)である。
ジョーダン・ピーターソン:
1962年生まれで、現在カナダ・トロント大学の心理学の教授をしている。臨床診療の経験も豊富で、過去にはハーバード大学で教鞭をとっていたこともある。
現代の左傾化した学問に対して、厳しい批判を繰り返していることで保守層の間では知られている。
特にジェンダー代名詞(男性、女性形以外の代名詞)の使用を強制する条例を批判したことは有名である。
ラディカル・フェミニズム(過激な女性解放思想)は!~、
日本だけでなく北米でも猛威を振るっている!・・・
(日本は欧米を追従しているに過ぎないが)
■【ラディカル・フェミニズムに対するピーターソンの分析】:
✦ フェミニズムは能力を尺度にした評価を全て権力(power)の
問題にすり替える。
✦ 能力が不足しているゆえに達せられないことを全て家父長制(patriarchy)による抑圧のせいにして騒ぎ立てることで、
自らの無理な要求を通す。
✦ フェミニズムは人間を個人として尊重しておらず、男性・女性という
集団の一員としてしか見ない。
✦ 個々人がどういう生き方をしたいかを無視して、
結果の平等を押し付ける。
的確であり、これがピーターソンの見立てである。現代のフェミニズム思想の核心をついている分析と言える。
おそらく、ピーターソンのことを知っている日本の読者はほとんどいない!と思われるが、… これほど知られていない日本は、むしろ例外的な国である。
2018年1月に出版された彼の著書“12 Rules for Life: An antidote to chaos”(人生の12のルール: 混乱を防ぐ方法)は、英語圏で300万部を超えるベストセラーになっている。また、韓国語訳も既に出版されており、20万部を売り上げている。
ピーターソンの著書は、題名から想像される通り、様々な人生訓を語る本だが、随所に左翼批判が織り交ぜられている。
■【人生の12のルール⇔混乱を防ぐ方法】:
■【人生の12のルール⇔混乱を防ぐ方法】:
翻訳の一部抜粋!〜、
● ❮❮ 我々の社会は、自らを支える文化の解体が目的であることを自覚し
公言している組織や教育者に対してなぜ公的資金を投じるのか?、…
私には理解できない ❯❯、・・・
公言している組織や教育者に対してなぜ公的資金を投じるのか?、…
私には理解できない ❯❯、・・・
● ❮❮ 極左活動家が大学の授業を偽装して、政治活動のために国から資金援助を受けているのは明らかだが、もし極右活動家がこれと同じことをしたら、北米中の進歩主義者たちは何も聞こえなくなるぐらい大騒ぎするだろう ❯❯、・・・
ピーターソンの論客としての能力が最も際立ったのは!〜、
上述の著書出版後、英国のチャンネル4に出演した時!・・・
司会のキャシー・ニューマンは!〜、
左翼思想の持ち主で、番組の冒頭からピーターソンに
敵意むき出しの質問を続けていた!・・・
その流れで、ニューマンは、『なぜ、あなたの自由な言論の権利は、トランスジェンダーが気分を害されない権利に勝るのか』と問い詰めた。
これに対し、ピーターソンは次のように切り返した。『思考するためには相手の気分を害するリスクを冒さなければならないからだ。あなただって真理の追求のために、今ここで私の気分を害するリスクを進んで冒しているだろう。なぜ、あなたにその権利があるのか。私はとても不快だったけれども。でも、それがあなたの仕事だし、あなたのやるべきことだ。あなたは私の気分を害するリスクを冒して、言論の自由を行使している。それで問題ない。私に構わずどんどんやればいい。』絶句して暫く口がきけない状態に陥ったニューマンに対し、ピーターソンは「一本取ったね」と一言。ニューマンも負けを認めざるを得なかった。
上述の著書出版後、英国のチャンネル4に出演した時!・・・
司会のキャシー・ニューマンは!〜、
左翼思想の持ち主で、番組の冒頭からピーターソンに
敵意むき出しの質問を続けていた!・・・
その流れで、ニューマンは、『なぜ、あなたの自由な言論の権利は、トランスジェンダーが気分を害されない権利に勝るのか』と問い詰めた。
これに対し、ピーターソンは次のように切り返した。『思考するためには相手の気分を害するリスクを冒さなければならないからだ。あなただって真理の追求のために、今ここで私の気分を害するリスクを進んで冒しているだろう。なぜ、あなたにその権利があるのか。私はとても不快だったけれども。でも、それがあなたの仕事だし、あなたのやるべきことだ。あなたは私の気分を害するリスクを冒して、言論の自由を行使している。それで問題ない。私に構わずどんどんやればいい。』絶句して暫く口がきけない状態に陥ったニューマンに対し、ピーターソンは「一本取ったね」と一言。ニューマンも負けを認めざるを得なかった。
もう一人の論客は!〜、
ベン・シャピーロである!・・・
1984年生まれ、16歳でUCLAに入学、20歳でハーバード・ロースクールに入学した天才である。弁護士資格も有しているが、17歳からコラムニストとして活動しており、現在はデイリー・ワイヤーというインターネット・メディアを立ち上げ、自ら『ベン・シャピーロ・ショー』のホストを務めている。
敬虔なユダヤ教徒で、常にヤームルカ(皿状の帽子)を着用していることでも知られる。
ベン・シャピーロである!・・・
1984年生まれ、16歳でUCLAに入学、20歳でハーバード・ロースクールに入学した天才である。弁護士資格も有しているが、17歳からコラムニストとして活動しており、現在はデイリー・ワイヤーというインターネット・メディアを立ち上げ、自ら『ベン・シャピーロ・ショー』のホストを務めている。
敬虔なユダヤ教徒で、常にヤームルカ(皿状の帽子)を着用していることでも知られる。
ベン・シャピーロの標語(モットー)は!〜、
❝❝ Facts don't care about your feelings ❞❞
(感情で事実は変えられない)である!・・・
左翼運動は、自分の感情が全てで、気に入らない事実は捻じ曲げたり、意図的に無視したりする。彼はそういう左翼の姿勢を厳しく批判する論客の一人である。
(感情で事実は変えられない)である!・・・
左翼運動は、自分の感情が全てで、気に入らない事実は捻じ曲げたり、意図的に無視したりする。彼はそういう左翼の姿勢を厳しく批判する論客の一人である。
ベン・シャピーロは!〜、
米国全土で講演活動もしている!・・・
日本と同じように米国でも保守系論客の講演を左翼活動家が妨害する事が頻繁に起きる。そのため、講演が中止になる、あるいは厳戒体制下での講演になることも少なくない。
米国全土で講演活動もしている!・・・
日本と同じように米国でも保守系論客の講演を左翼活動家が妨害する事が頻繁に起きる。そのため、講演が中止になる、あるいは厳戒体制下での講演になることも少なくない。
2018年10月、厳しい警備の中、南カリフォルニア大学で行われた彼の講演内容は興味深く、… 権利を、『negative right(否定の権利)』と『positive right(肯定の権利)』とに分類した。
✦ 『negative right(否定の権利)』は
政府に干渉されず自由に生きる権利!・・・
✦ 『negative right(否定の権利)』は
政府に干渉されず自由に生きる権利!・・・
✦ 『positive right(肯定の権利)』は
後者は他人を自分のために奉仕させる権利!・・・
と定義し、… 米国憲法が保障している権利は前者、左翼が求めるものは
後者であると分類した。
講演の大半の時間を質疑応答に充て、… 質問の順番は反対意見を優先させる。そこで、多くの左翼がこれまでシャピーロに論戦を挑んでいるが、彼はそれをことごとく論破している。
❝❝ Ben Shapiro destroys snowflake ❞❞(ベン・シャピーロが雑魚を粉砕)で動画検索をすると、… そのシーンが多数見つかるので、英語ができる人は是非観てほしい。そうした論客ぶりから、彼は米国保守層の若者に絶大な人気を誇っており、2019年1月にBetOnlineが発表した2020年の大統領戦勝者のオッズにおいて、共和党の中ではトランプ大統領、ペンス副大統領に次ぐ3番手につけた。2024年の大統領選の有力候補になる可能性もある。
❝❝ Ben Shapiro destroys snowflake ❞❞(ベン・シャピーロが雑魚を粉砕)で動画検索をすると、… そのシーンが多数見つかるので、英語ができる人は是非観てほしい。そうした論客ぶりから、彼は米国保守層の若者に絶大な人気を誇っており、2019年1月にBetOnlineが発表した2020年の大統領戦勝者のオッズにおいて、共和党の中ではトランプ大統領、ペンス副大統領に次ぐ3番手につけた。2024年の大統領選の有力候補になる可能性もある。
彼はこれまで何冊かの本を書いているが、そのうちの一つに、…
『❝ How to Debate Leftists and Destroy Them: 11 Rules for Winning the Argument ❞(左翼を論破する方法: 議論に勝つ11のルール)』がある。
Kindleで出版された22ページの短い本であるが、そこで書かれていることは日本の左翼と議論するときにも参考になるものが多い。
長文になり、文字制限もあり、本日はこれで区切りをつけさせて頂きます。
次回は、『左翼を論破する方法: 議論に勝つ11のルール』の著書に書かれた左翼を論破するための具体的方法をブログ取り上げます。
『❝ How to Debate Leftists and Destroy Them: 11 Rules for Winning the Argument ❞(左翼を論破する方法: 議論に勝つ11のルール)』がある。
Kindleで出版された22ページの短い本であるが、そこで書かれていることは日本の左翼と議論するときにも参考になるものが多い。
長文になり、文字制限もあり、本日はこれで区切りをつけさせて頂きます。
次回は、『左翼を論破する方法: 議論に勝つ11のルール』の著書に書かれた左翼を論破するための具体的方法をブログ取り上げます。
参考文献:
左翼を論破する方法(前編)
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