2020年3月17日火曜日

支那発『武漢肺炎』がイタリアに齎した惨状で支那共産党の関係を見直す動き!・・・

イタリア政府は、武漢ウイルスの
      拡散を阻止する為に!〜、
薬局、食料品店などを除く
    すべての店を閉鎖した!・・・

      2020年3月12日、イタリア・ミラノの人気のない通り!〜、
         閑古鳥の大合唱が木霊する!・・・

イタリアの専門家によると!~
イタリア政府は、『武漢肺炎』の大流行で支那共産党政権との関係を見直し、
       米国政府との連携を強める方針に舵を切った!・・・

イタリアが支那政府の主要外交政策プロジェクトである『一帯一路』にG7(先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議)諸国として初めて加盟し、… 西側同盟国から批判を浴びてからほぼ1年経過した今、この感染拡大に対するイタリアの初期対応はイタリアと支那関係に変化の兆しが顕れた。



ローマを拠点とするシンクタンク、国際問題研究所のシニアフェロー兼アジア研究責任者のニコラ・カサリーニ(Nicola Casarini)氏は!〜、
Epock Times紙への電子メールで、『武漢肺炎の発生で、イタリア政府は中国共産党に対するアプローチを見直し、またトランプ政権にメッセージを送った』と述べた!・・・

カサリーニ氏によると、現在のイタリア中道左派政権は!〜、
2019年3月に一帯一路への加盟を決定した
            ポピュリスト政権とは異なる!・・・
武漢肺炎がイタリアに齎しは惨禍を奇貨として、米国との関係を強化している。
 イタリアは支那からの航空機の運航停止を発表した初めての西側の国であり!、… その運行停止期間は現在、西側諸国の中で最も長い4月28日までと設定されている。



イタリアのグゼッペ・コンテ首相とロベルト・スペランツァ保健相は!〜、
『自らをヨーロッパの信頼できる米国の同盟国として位置づけようとしている』
とカサリーニ氏は話す。

『武漢肺炎拡散』を封じ込めるこの初期対応にもかかわらず!〜、
イタリアは中国以外で最もひどい被害を受けている
              国になってしまった!・・・
ウイルスは2月には、イタリア北部で気付かないうちに広まっていたことが判明し、そこから全国に広がっていった。
イタリアでは現在、2万1000人以上が感染し、1400人以上が死亡しており、全国が封鎖状態となっている。

■【イタリアと支那共産党の関係】:
イタリアは2019年3月、一帯一路への加盟を決定!〜、
    米国と西側同盟国は危惧の念を抱いていた!・・・

鉄道、港湾、道路網を通じ、アジアとアフリカ、欧州をつなぐ大規模なインフラ投資事業である支那共産党政権の『一帯一路』計画は、発展途上国に返済能力を超える債務を負わせていると批判を受けている。
一方、米国は、『一帯一路』は共産党の軍事的影響力を強化し、西側諸国でスパイ活動を展開する為のだと危険している。
 詰まり、支那共産党の飽きる事なき野望(世界制覇)の橋頭堡となり得る
 『一帯一路』と言える。

米国家安全保障会議は当時イタリアに対し!〜、
『一帯一路』を支持すれば、共産党の略奪的な投資手法を正当化し、
  イタリア国民に利益をもたらさない!と警告した!・・・



ドイツのマース外相も!〜、
『もし支那とうまく取引ができると思っているなら、気がついた時にはすでに共産党に依存しているだろう』と述べた。



先月、イタリアのルイジ・ディマイオ外相は!〜、
      イタリア政府の決定を擁護!・・・
『商業上の理由』と『経済的な利点』で『一帯一 に参加したと述べた。
ブルームバーグは報じている。

しかし、一帯一路での投資を追跡しているRWR  Belt and Road Monitorが集計したデータによると、この1年間、イタリアの石油・ガス企業エニ(Eni SpA)が中国の太陽電池メーカー大手のジェイトンソーラー(浚鑫太陽能)との間で、約22億ドルの投資と新規ソーラープロジェクト開発で合意した以外は、多くのプロジェクトを誘致していない。

ブルームバーグによると、同国北東部のトリエステにある港開発の計画もまだ実現していないという。

今年2月、イタリアの国家統計局が発表した速報値!〜、
  イタリアは引き続き対支那貿易赤字を計上!・・・ 
赤字額は今年1月には24億ユーロ(27億ドル)だった。

感染が拡大して以来、経済学者らは、すでに低迷している同国経済が第1四半期末までにリセッション(景気後退)に突入し、特に重要な観光産業や高級品産業が大きな打撃を受けると予想している。

■【支那共産党の宣伝活動】:
支那共産党政権はイタリアに医薬品を寄贈!〜、
現地の封じ込め対策を支援するために医療専門家チームを派遣!・・・

専門家によると、これらの措置は、共産党政権が自らを疾病対策の世界的リーダーと位置付け、感染初期の情報隠蔽がウイルスを海外に拡大させたとの批判をかわすためのキャンペーンの一環だという。
       支那共産党は最近の声明で!〜、
『武漢肺炎』は支那で生まれたのではなく、
  単に支那で最初に感染が発生しただけだと示唆した!・・・
 先日(3月12日)、支那外務省の広報官が『武漢肺炎は米軍が持ち込んだもの』とツイッターに投稿したが、此れはあくまでの個人の見解であり、支那共産党政権の総意ではないと逃げている。

■【イタリアで『武漢肺炎』が終息すれば!】:
前述の国際問題研究所の上級研究員・ニコラ・カサリーニは!〜、

 支那共産党政権は豊富な外貨を武器にして
      イタリアへの経済侵略を加速させる!・・・

●  特に感染の影響が大きい北部の工業地区に(投資を通じて)、
   金に糸目を付けず、支配を目論むのは容易に推察できる!・・・

● 中長期的に、『イタリア・/支那共産党』の関係は浮き沈みを続け、
  二国間のみならず、イタリアとアメリカの関係の進展による影響が
  最終的にイタリアは従来の対支那外交は大幅な
              軌道修正が余儀なくされる!・・・

● 感染拡大後にイタリアや他の欧州諸国が支那共産党政権との関係に
  どのように取り組むかは、政治家やメディアがこの件を
   どう取り上げるか?、にかかっている!・・・

● 感染発生初期に重要な情報を隠蔽し、ウイルスを世界中に拡散させた
  支那共産党政権に責任があるとすれば、… 欧州諸国の
        対支那姿勢が硬化するだろう!・・・

などなど、見解を述べたが、… 支那共産党政権が推進する『共通の敵(ウイルス)と一緒に戦おう』という考え方がイタリアで広まれば、… 逆のことが起こる可能性もある。確かに現段階では此の様な考え方が広まるのは驚愕すべきで、ありえない!との結論に達するが支那共産党政権が、… 政権存続を懸けて資金を湯水のように注ぎ込めば、イタリアと支那共産党の関係はより緊密になる可能性は否定できない!とも語っている。

参考文献:
■【イタリア、感染拡大で中国共産党との関係が浮き彫りに 見直す動きも】:

関連記事:
■【支那人の移民に雇用、文化を奪われるイタリア!】:


                                                     


イタリアの財政危機は長年間に亘り続いており!~、
2018年10月1日、【財政懸念が再燃 財政再建「棚上げ」鮮明に EUと衝突】などの派手な見出しで日経新聞がイタリアの財政事情に触れている!・・・

■ ❮❮ ユーロ圏の財務相らは1日、イタリアの経済財政計画に対し欧州連合(EU)の財政ルールを順守するよう警告した。イタリアは2019~21年の財政赤字を国内総生産(GDP)比で2.4%とする経済財政計画を9月27日にまとめたが、イタリアの予算はEUの審査を通る必要がある。修正を求めるEUとイタリアの衝突で市場が動揺すれば、イタリア国債を多く保有するフランスやスペインなどに金融不安が飛び火するリスクもある ❯❯、・・・

 此の様な財政事情では支那共産党が甘い人参(経済援助)をぶら下げて鼻面を叩かれれば、手もなく支那共産党の意の侭に引き摺り回されて仕舞うのは容易に想像ができる。

■ ❮❮支那共産党の世界制覇の野望の橋頭堡⇔『一帯一路』❯❯、・・・
これに加担してイタリアはますます、支那共産党とは切っても切れない仲になり、…結果として、国民の不安、不満、反発が蓄積され、何れは爆発して過去にムッソリーニを倒したような動きへと移行するか?!、21世紀の欧州で特筆できる歴史的なイベントが起きる可能がある、今後のイタリアは注視する必要があるようです。


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