https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC085SS0Y1A400C2000000/?n_cid=NMAIL007_20210421_Y&unlock=1
イーレックスは水素由来の電力の供給を目指す独立系の新電力大手、イーレックスは水素を燃料にし、二酸化炭素(CO2)を排出しない発電所を2021年度内に山梨県で稼働させる。経済産業省によると水素発電所の商業運転は国内初。まず一般家庭約100世帯弱が1年間に使用する電力を賄える規模の発電所を設ける。国内で水素をエネルギーに活用する動きが広がる。
イーレックスは22年3月、発電出力で約360キロワットの水素発電所を山梨県富士吉田市に建設、稼働させる計画だ。東京電力パワーグリッドに送配電接続の申請をした。イーレックスは水素で発電した電力を主に脱炭素の電力を必要とする企業に販売する。
発電所には気体の水素から発電できるガスエンジンを導入する。水素製造のスタートアップ、ハイドロゲンテクノロジー(東京・中央)などから水素を調達する。
ハイドロ社は電気石(トルマリン)や黒曜石などを含む「超マフィック岩」と呼ばれる石と水を反応させ、水素を生成する。超マフィック岩は炭素を含まないため、水素の製造過程でもCO2は出ない。同社は山梨大学などに販売実績がある。
ハイドロ社の水素の製造コストは1立方メートル当たり70円程度(1キログラム当たり約784円)する。これをイーレックスに30円程度(同約336円)で販売するため、ハイドロ社は40円程度の差損が出るが、大口顧客との取引で生産量を増やし20円以下までコストを引き下げる。
将来的にイーレックスは5万~10万キロワット程度の大型の発電所をつくり、発電コストを現状想定する1キロワット時当たり58円程度から17円以下にすることをめざす。イーレックスの本名均社長は「(大型機での発電を通じ)24年までにコストの低減を進めたい」と話す。
イーレックスは14年に東証マザーズに上場し、15年に東証1部に指定替えとなった。主な大株主には光通信や太平洋セメント、住友不動産などが名前を連ねる。20年3月期の連結売上高は前の期比35%増の886億円、純利益は同63%増の45億円だった。
EREX Co.,Ltd:
本社所在地:
東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン14階
設立: 1999年12月8日(日短エナジー株式会社)
業種 : 電気・ガス業
事業内容 : 発電事業及び特定規模電気事業(新電力)
代表者 : 本名 均(代表取締役社長)
資本金 : 51億3992万円
東京都中央区京橋二丁目2番1号 京橋エドグラン14階
設立: 1999年12月8日(日短エナジー株式会社)
業種 : 電気・ガス業
事業内容 : 発電事業及び特定規模電気事業(新電力)
代表者 : 本名 均(代表取締役社長)
資本金 : 51億3992万円
従業員 : 182名(連結)、110名(単体)
主要株主 : KISCO株式会社 9.21%/上田八木短資株式会社 6.79%/
阪和興業株式会社 6.42%/CBC株式会社 4.79%/
太平洋セメント株式会社 4.33%
Nittan Capital Company Limited 3.63%
(2017年3月)
沿革:阪和興業株式会社 6.42%/CBC株式会社 4.79%/
太平洋セメント株式会社 4.33%
Nittan Capital Company Limited 3.63%
(2017年3月)
• 1999年 2月 - 日短エナジー株式会社として日本橋本石町にて設立
• 2000年 7月 - イーレックス株式会社に商号変更
• 2001年 1月 - 経済産業省へ『特定規模電気事業者』の届出
• 2001年 4月 - 九州地区電力小売開始
• 2001年11月 - 関東地区電力小売開始
• 2002年 7月 - 日立製作所、チッソ石油化学(現・JNC石油化学)と共同出資で
五井コーストエナジー株式会社(GCE)を設立
• 2004年 6月 - GCE五井発電所の運転開始
• 2010年 4月 - 東北地区電力小売り開始
• 2012年 4月 - イーレックスニューエナジー株式会社設立
• 2013年 6月 - イーレックスニューエナジー株式会社土佐発電所 運転開始
• 2014年 4月 - 中部地区電力小売開始
• 2014年 7月 - イーレックスニューエナジー佐伯株式会社設立
• 2014年12月 - 東京証券取引所マザーズに上場
• 2015年 4月 - 関西地区電力小売開始
• 2015年10月 - 中国地区電力小売開始
• 2015年12月 - 東京証券取引所第1部に市場変更
• 2018年 3月 - イーレックス・スパーク・マーケティング株式会社を存続会社と
• 2004年 6月 - GCE五井発電所の運転開始
• 2010年 4月 - 東北地区電力小売り開始
• 2012年 4月 - イーレックスニューエナジー株式会社設立
• 2013年 6月 - イーレックスニューエナジー株式会社土佐発電所 運転開始
• 2014年 4月 - 中部地区電力小売開始
• 2014年 7月 - イーレックスニューエナジー佐伯株式会社設立
• 2014年12月 - 東京証券取引所マザーズに上場
• 2015年 4月 - 関西地区電力小売開始
• 2015年10月 - 中国地区電力小売開始
• 2015年12月 - 東京証券取引所第1部に市場変更
• 2018年 3月 - イーレックス・スパーク・マーケティング株式会社を存続会社と
してイーレックス・スパーク・エリアマーケティング株式会社を
エバーグリーン・マーケティング株式会社設立
水素発電が順調に拡大発展するか?しないか?!〜、
発電コストは水素の供給源安定と価格に懸かっている!・・・
現在の日本電力界の発電コストは!〜、
現在の日本国内の水素ステーションでの水素価格は100/Nm3程度あり、これを水素発電に利用すると、発電単価は52円/kWh程度になる(資源エネルギー庁新エネルギーシステム課水素燃料電池戦略室)。
この価格では到底水素発電は軌道に乗るとは思えない。
これは水素製造費が高すぎる為である。
燃料電池で発電させた方が発電単価が下がる可能性が高いでしょう。
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