2021年4月16日金曜日

❝❝南シナ海は支那の内海!❞❞ フィリッピンEEZ内に海軍と海警局の公船、漁船260隻が集結遊弋!

南シナ海に260隻で居座り続ける中国船の傍若無人

   A large number of Chinese ships gathered around Gaben Reef.


<フィリピンの抗議を無視して、海軍と海警局の公船、海上民兵の乗る漁船が集結、居座っている>

南シナ海の軍事化に拍車をかける中国の動きに警戒感が高まっている。先月から多数の中国船がフィリピンに近い海域に集結。フィリピン当局は自国の排他的経済水域(EEZ)も含め、周辺国が環礁の領有権を主張する海域に今なお261隻の中国船が居座っているとして抗議の声を上げた。

フィリピンのテオドロ・ロクシン外相は4月14日、同国の西フィリピン海国家機動部隊が中国船のEEZ侵犯を確認したことを受け、外交ルートを通じて中国政府に抗議したことを明らかにした。

同機動部隊はフィリピンが排他的な漁業権を主張する南シナ海の東側の海域の警備に当たっている。11日に行ったパトロールで、中国の「海上民兵」が乗り込んだ漁船240隻が南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島の環礁周辺などに停泊していることを確認した。海上民兵は中国海軍で軍事訓練を受けたと見られる漁民らで、中国海軍と沿岸警備に当たる海警局と共に、中国の海洋進出の一翼を担っているが、中国政府は彼らの乗る漁船団の暗躍を否定している。

■【Philippines sounds alarm over 200 Chinese ships 
              in the South China Sea】:



■【フィリピンEEZで堂々と違法操業】:


13日の発表によると、機動部隊は南沙諸島のガベン礁周辺に136隻、ケナン礁周辺に65隻の中国船が集結しているのを確認。残りはフィリピンの主張するEEZ内の7つの環礁の周辺に停泊していたという。

機動部隊はさらに、中国が実効支配するスカボロー礁(中国の名称は民主礁または黄岩島)の周辺に、海上民兵の乗る艇長60メートル程の漁船が10隻停泊しているのを発見した。その近くでは中国海軍の戦艦2隻と中国海警局の公船3隻も確認された。

中国が人工島を造成して占拠している南沙諸島のミスチーフ礁、ファイアリークロス礁、スービ礁の周辺でも、タイプ22紅稗型ミサイル艇のペア(コルベット艦とタグボート)がそれぞれ1組確認され、その日に目撃された中国海軍の船舶は合計6隻となった。加えてフィリピンが実効支配するパグアサ島周辺にも、中国海警局の船が2隻停泊していた。

「これら全ての中国海軍の戦艦は、この海域の軍事化に貢献するものだ」と、フィリピン当局は声明を発表。自国のEEZで240人強の中国人の海上民兵が日々、違法操業で合計240トンの漁業資源を奪っているとの推計を示した。

フィリピン当局はまた、中国海軍と海警局の公船に加え、海上民兵の乗る漁船が自国のEEZに居座れば、「この海域の平和と安全保障が脅かされる」と警告。「多数の中国船が集結する状態が続けば、航行の安全と海上における人命の安全が脅かされ、EEZの海洋資源の恩恵に浴すフィリピン国民の排他的権利が阻害される」と非難した。
 フィリピン政府は中国船に退去を求めたという。また、フィリピンの報道関係者らが先週、海上でフィリピン人漁民に取材を試みている最中に、中国海軍と海警局の船に追尾されたと報告している件についても調査を行っていると述べた。

中国外務省の趙立堅(チャオ・リーチェン)報道官は13日、フィリピンの当局者が「大げさに騒ぎ立ている」だけで何も問題はないと主張したが、当局者の名前は挙げなかった。
 先月にも、フィリピンが自国のEEZ内と主張する南沙諸島の無人の環礁フリアン・フェリペ礁(中国名は牛軛礁)周辺で、中国の海上民兵の船が200隻以上目撃された。
 この時は、中国当局は漁船団が停泊している事実を認めたものの、悪天候で海が荒れたために避難しただけだと言ったが、天候回復後も去らなかったとフィリピン当局は言う。

                                            

支那共産党政権/習近平は!〜、
トランプ大統領が退陣しバイデン大統領になってから、
   米国の対支那政策が締め付けから融和、協調へと
      軌道修正する!と睨んでいる!・・・

一応、米国は前大統領トランプが敷いた路線を踏襲しているかのような姿勢を、国務長官ブリンケンが見せているが、それは擬態(目眩まし)であると見透かされている。

 台湾への武力制圧を示唆する
        防空識別圏への支那軍機の侵入!・・・

 日本の固有の領土である尖閣島領海内に、日本政府のヘタレを
    見越して数ヶ月に渡る支那公船の領海侵犯!・・・

 操業中の日本漁船に向かって 
          ❝❝ 尖閣は支那の領土、出ていけ!❞❞
             などと軍事的な恫喝を繰り返している!・・・

此等の威嚇行動をバイデン政権を嘲笑うが如くに、支那共産党は国際社会に披露している。

バイデン流の対支那政策は既に前大統領トランプの政策から大きく、大きく逸脱している。
支那共産党が堂々と野に放たれた狼の如く、南アジア、東南アジア、東アジアの軍事的な均衡を大きく損なう軍拡を続け、連れて周辺国への軍事的な挑発、恫喝行為が増大している。反面、バイデン大統領は軍事予算の削減を仄めかしている。

元オバマ政権が犯した過ちを繰り返そうしている米国は、支那共産党政権/習近平に手球に取られている!。
アジアは不穏な気配に包まれている。



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