2019年4月9日火曜日

米国防省の最新報告書:支那ファーウエイ5G展開は世界制覇の尖兵!・・・

米国国防総省は最新報告書のなかで!〜、
支那通信メーカーが世界で展開する5Gインフラの拡大は、中国共産党の広大な戦略のなかのひとつとして見なされるべきだと指摘した!・・・。




米国防省・防衛イノベーション委員会は4月!〜、
報告書『5Gエコシステム:DoDのリスクと機会」』を発表!・・・
『支那は景気鈍化と米中貿易戦の継続から、共産党政権は打開策を模索している。このため、5G網拡大に、より積極的になっている!』と説明した。

5Gインフラには!〜、
 周波数の新しい帯域が使われ、大別すると!・・・
6GHz未満の『sub-6』とミリ波帯の2種類がある。

支那大手ファーウェイ社!〜、
2015年、将来の5G網は『sub-6』が主力になると発表!・・・
『sub-6サービス』を支那国内で2020年から開始する計画である。

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は1月26日!〜、
米・支対立が深まり新時代の軍事設備の競争は、5G網支配権をめぐるものと報じ、… 複数の米政府関係者は、5G網覇権は『ゼロサムゲーム』と確信しているという。

米国国防総省の報告では!〜、
✦ ❮❮安価な支那企業の5Gインフラ設備について、発展途上国や支那共産党政権主導の広域経済圏構想『一帯一路』の参加国が、支那資本からの優先融資を理由に、支那の5Gサービスを避けることは難しくなる❯❯、…と述べられている。

✦ ❮❮支那共産党の5G先制戦略が米国防総省に深刻な潜在的リスクをもたらすとしており、… 将来、米国が海外で事業を展開する場合、大多数のネットワークシステムは、5Gインフラに依存するようになる。支那の5Gインフラが最前線にあれば、将来の5Gシステムにはすべて支那による仕組みが意図的に埋め込まれていることになる❯❯、・・・
 IoT(建物や車などネット接続が広がる社会)が進むなか、支那企業による5Gに接続する『モノ9端末』が増えることで、米国防総省のネットワークを狙う敵対的攻撃のリスク増加が懸念される。

✦ ❮❮もし支那が5G世界覇権を握り、初期段階から統合された5Gインフラが提供されたら、米国の5Gエコシステムの運用に常に安全保障上のリスクがつきまとう❯❯、… 

✦ ❮❮支那国内では、海外、民間、国営などすべての企業が、共産党当局に情報協力を義務付けられていることにも触れ、…『バックドア、セキュリティホールを組み込むよう政策的に要求されていれば、安全性の脆弱さは世界に飛び火する』❯❯、・・・
と報告書は結んでいる。

仏国営放送ラジオ・フランス・アンテナショナル(RFI)によると!〜、
米国の明確な支那通信メーカーに対する厳格な禁止とは異なり、欧州各国は態度を保留しているどうである!・・・
 5Gは従来の通信規格と異なり、インフラの設置に伴い運用、管理、操作など一連のサービスが付随し、… どのメーカーの5Gインフラを採用するかが、全体のシステムに関わりを持ち、たとえば、通信事業者がファーウェイの基地局を選択すれば、ファーウェイの関連部品にサービスを限定する可能性がある。
 すでにファーウェイ社による4Gインフラ普及率が非常に高い欧州では、公共を含む通信システム全てを同社ではないメーカーに代替することは、大きな財政負担を抱えるは必然となる。


米国防省の報告書は!〜、
※5アイズと北大西洋条約機構(NATO)加盟国などパートナー国家は、米国と共に、セキュリティホールなどの安全保障上の脆弱性があった通信機器には、75%程度の高い関税を設けて、自国の安全を確保するよう勧めている。

※5アイズ:
諜報活動について『UKUSA協定』を締結している米国・英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの事。

✦ UKUSA協定!~、
米国の国家安全保障局(NSA)やイギリスの政府通信本部(GCHQ)など5カ国の諜報機関が世界中に張り巡らせたシギントの設備や盗聴情報を、相互利用・共同利用する為に結んだ協定のことである。

参考記事:
米国防部報告=中国の5G拡大、共産党の戦略と不可分


                                                    


米国防省の最新の報告書は!〜、
多くの将来の国際社会にとっての安全保障に対して多くの示唆を含んでいます!・・・

単なる推測の枠を超えて、現実と迫ってくる支那5G 世界制覇の足音が聞こえて来るようです。

現在の処!〜、
5アイズの同盟国は米国と協調して支那世界制覇の尖兵であるファーウエイ社の5G設備を排除を決定しているが、欧州は既に4G インフラは支那ファーウエイ社 の機器を導入しており、投資額も巨額となり技術的にも遅れを取っており、ファーウエイ社の5Gを継続する可能性は非常に高い。

特にEUの牽引車であるドイツとフランスは未だに米国の5Gについては態度を鮮明にしてはいない。

イタリアなどは先日、支那世界制覇の戦略『一帯一路』に終に参加することを表明した事で、ファーウエイ社の5G通信設備を導入する事は確実になった!と思われる。
米国は既に欧州各国に、支那ファーウエイ社の5G 通信設備を導入すれば、今後は軍事的な協力は打ち切る(情報を分かち合わない!)と通達して、NATO軍高官を慌てさせている。

綱引きはどちらに軍配があがるか?、…
❝❝神のみぞ知る!❞❞となる。