2019年5月15日水曜日

『多文化主義』は国家や国民の意識を希薄にする!・・・




      米首都ワシントンDCにあるリンカーン像(GettyImages)

5月3日、『多文化主義対アメリカ』
       と題したイベントが!~、
米保守系シンクタンク・クレアモント研究所の後援でワシントンで開催された!・・・
参加した専門家たちは、多文化主義は国家や国民の意識が欠損していると指摘した。

イベントに出席した米国を代表する知識人の多くは!~、
『敵勢力が分断工作を働き征服しようとする試みが多文化主義である!』と定義し、米国にとって脅威であるとの見解で一致した!・・・

多文化主義は米国人を!~、
人種、民族、性別、性的指向などで過度に細かく分類!・・・
性同一性や、性自認、性障障害を含め多様に分類し、政府は政策や法律で保護することを強いる。

クレアモント研究所の上級研究員
クリストファー・コールドウェル氏は!〜、
多様な分類の保護は、米国の核心的理念である「自由」から派生しているが、今日、これらの人々は『反差別』と取り違えていると述べた。

保護権利を享受できる多文化主義派は『コロニーの形成』のようにますます細微な分類に増加する傾向があるという。


また、小さな権利集団の拡大により!〜、
有権者は個別権利の行き過ぎた主張に不安を抱き、米国主義を掲げるドナルド・トランプ候補に投票する傾向が強まったという!・・・
 イベントに参加したある有権者は、トランプ候補への支持として、彼のキリスト教信仰心を挙げた。

          米国人の半数が!〜、
     宗教を国の文化の重要な一部と信じている!・・・


イベントに参加した、倫理と公共政策センターの上級研究員
         ヘンリー・オルセン氏は!〜、
米国が単一文化を持つか、あるいは異なるさまざまな文化を持つかを質問する調査データを紹介した!・・・

2016年の大統領選挙の結果が、トランプ候補とヒラリー候補を分けている事を説明した。
✦ ヒラリー支持者の77%は、
    米国には異なる多様な文化があると考えている!・・・
✦ トランプ支持者の54%が、
  米国は基本的に一つの文化でつながっているとの意見を示した!・・・

両候補の支持者が、それぞれ米国人であることに対する価値と意義に、大きな隔たりがあることを物語っている。

2016年の大統領選に関する世論調査で!〜、
調査対象者の71%が『たとえ一部の人々が気分を害したとしても、米国人は、米国が直面している問題について率直に話せる環境が必要だ』と回答!・・・

残りの22%が『異なる背景や価値観を持つ人々の気分を害さないように、自分たちが使う言葉に、もっと注意を払う必要がある』と答えた。

自らを非常に保守的だと自認している人々の71%が!〜、
自分たちの考えは『よりまれになり、受け入れられなくなっている』と社会の不寛容さを感じている!・・・
 反面、非常にリベラルだと自認している人の場合は少なく、18.4%に止まっている。

自由主義を掲げながらも、排他的になる傾向には!〜、
インターネットの多文化主義も拍車をかけていると分析されている!・・・


保守系米誌『(Human Events)』の編集責任者ラハーム・カサン氏:
Born: August 1, 1986 (age 32 years), London, United Kingdom
Nationality: British
Education: University of Westminster
(1986年、英国ロンドン生まれ(32歳)、英国籍、ウエストミンスター大学卒)

ラハーム・カサン氏によると!〜
大手SNSのフェイスブックやインスタグラムでは、保守層の評論家であるローラ・ルーマー氏、アレックス・ジョーンズ氏、ポール・ワトソン氏らは同SNSで歓迎されていないそうである!・・・

ルイーズ・ファラハン
(Louis Farrakhan)氏は!〜、
米紙ワシントン・ポストや英誌アトランティックに過激派というレッテルを貼られていると訴えた!・・・
ファラハン氏は最近、フェイスブックの役員から電子メールで、SNSでは「ヘイトスピーチは許されてない」との内容のメールを受け取ったという。

フェイスブック役員は、『人種、性別、ジェンダー、性自認、深刻な障害や病気という保護されるべき分類の人々に対して『攻撃』する発言は、暴力を引き起こす言論になりうる』とファラハン氏に警告した。

ファラハン氏は10数年前、『男性は女性になることはできない』と主張したことで、SNS内で論争を巻き起こした。ファラハン氏は、このコメントは、自身の信仰に基づいた主張に過ぎないと弁明した。さらに、性自認に苦しんでいる人は悩みを公にするよう促されると、ストレスにより自死のリスクが高まるという統計的な事実に基づいているとした。このため、フェイスブックが自身の意見を『攻撃』と批評するには当たらないと述べた。

ルイーズ・ファラハンはシカゴで、生まれの86歳、過激な『イスラム国家』の黒人指導者で反ユダヤ主義を標榜している。こんな背景があるのでは、フェースブック、たのSNSで歓迎されないの当然と思われる。

保守的意見を発表するシンクタンクは!〜、
インターネット企業からの風当たりが強まっている!・・・


 グーグルは5月初旬、クレアモント研究所の広告を禁止!、
    主張は人種差別的だという!・・・

 4月23日、クレアモント研究所が運営する情報サイト『アメリカン・マインド』で、所長ライアン・ウィアムズ氏は『多文化主義がアメリカの伝統的価値観を損なっている』と主張する文書を発表した。


参考記事:
自由は反差別に取り違えられている=米専門家


                                                     


保守系の人々の言論封殺は!〜、
何も日本だけではなくて、
    北米、欧州でも吹き荒れている!・・・
恰も、民主主義が共産主義のプロパガンダ戦に押されつつあり、敗色が濃い!と言わざるを得ない。

支那やロシアで日常的に行われている言論統制が、

いまや、自由主義を標榜し、言論の自由が憲法で保証されている、日米で憲法に抵触する言論封殺が、…
『❝ 多文化主義!❞ = ❝ 差別!❞/❝ ヘイトスピーチ!❞ 解消』などの美名を盾にして、凄まじい勢いで進行している。

いまや、時の政権に次いで、或いは超える権力を掴みつつあり、世界を席巻する、SNSや『GAFA( Google、Apple、Facebook、Amazon)』・・・

 この戦いの行方次第で、民主主義諸国は支那やロシアのうな全体主義国家《GAFA主導)へと変貌する可能性を否定は出来ないようです。

現在、支那・ウイグル地区で起きている弾圧が、AI技術を通して米国、日本でも異なる形態で起きる可能性を払拭できません!。