燃えるアマゾンの森、先住民の哀歌が誘われる！・・・・

『テンハリム先住民居住区（ブラジル）』：

　　　　 パキリ村の副村長は！～、

村にとって今年の年末から来年は苦難の

　　　　　時になると覚悟している！・・・

アマゾンの森林を襲う火災が、村人たちの食料や医薬品、生活基盤を焼き尽くしているからだ。

デウスディマル・テンハリム副村長は！～、

✦　村民たちが狩猟採集の場としている保護対象地域のうち、約６万ヘクタールが焼失したとみている。しかも、まだ鎮火していない。

✦『村の消防団では対処できない。ブラジルナッツを採っている木も失われた』、ブラジルナッツは近隣の町に売ったり、儀式や医薬品にも使われている。

✦　我々にとっては神聖なものだ。だが、来年の2020年、ジャングルでブラジルナッツを見つけるのが今より難しくなるのは間違いない。

語る。

■【アマゾン熱帯雨林の役割】：

ブラジルの国立宇宙研究所（ＩＮＰＥ）は8月！〜、

アマゾン川流域の火災件数が2010年以来で最多を記録したと発表！・・・

国際社会から！〜、

世界最大の熱帯雨林であるアマゾンを伐採などの脅威から保護する措置を強化するよう、ブラジルに求める声が高まった！・・・

アマゾンの森林は！〜、

地球温暖化を食い止める鍵と科学者たちは洞察している！・・・

アマゾンから発生する水蒸気が、南米の広範囲にわたる農業に不可欠な降雨をもたらしている。

アマゾナス州にあるテンハリム先住民居住区は、中規模の２つの町に挟まれている。合計180万ヘクタールの土地に、先住民の複数の部族が暮らしている。

総人口は僅か585人である。

パキリ村のデウスディマル副村長は！〜、

部族の存続を脅かす火災は人為的なものだと確信している！・・・

自らも消防団の訓練を受けている副村長は、出火した地点などから判断すれば、火災が自然発生したものかどうかすぐに分かるという。

❝❝ 完全に、人間の欲望によるものだ！❞❞〜、

農地開拓のために農民政府の認可を得て森林に火を放ったのだ！・・・

❝❝ 我々は直接、間接に傷つけられている！❞❞ と、憤懣やる方ない表情を隠そうともせずに語った。

焼失している資源は、
　　　　　ブラジルナッツだけではない！〜、

居住民の健康面の面倒をみているライムンディンハ・テンハリム氏は！〜、
人々が病気になったときに使う薬草や植物の根が
　　　　　見つからなくなるのではないかと憂慮している！・・・
　原住民には、それ以外の治療手段がほとんどない。

居住区内の村々から大きな街へ向かう交通手段は！〜、
　　　　　　最も近い幹線道路を１日１回通過するバス！・・・

　ほとんどの病気や怪我は、森林に生える薬草を使った民間療法で治療されている。その森林が燃えていると、…　火災が広がってからといもの、ライムンディンハ氏は保存してあった生薬を使って治療に当たっている。火災による煙を吸ってしまった先住民の子どもたちの治療もその１つだ。

●　森には咳の薬もあるし、外傷のための薬も何でもある！・・・
●　それがなくなったら、どうしていいか分からない！・・・
と、嘆き悲しんでいる。

■【火をもって火を制す】：

テンハリム先住民居住区で発生している火災は！〜、
住民以外の人間が引き起こしたものとしては今年初めてである！・・・
　実は、すでに先住民自身が意図的に火災を起こしているが、…　これは、

テンハリム部族には、ブラジル環境・再生可能天然資源院（Ｉｂａｍａ）の為に働く消防団員がおり、彼らは５月から６月にかけ、初めて森の一部に火を放った。近づく乾季の間、火災のリスクを減らすのが目的である。

部族にとって不可欠な動物や食料を育んでいる場所の周囲を更地にするため、火の勢いをコントロールして火事を起こしたという。『あの作業をやっていなければ、火災ははるかにひどい状況になっていただろう』と、消防団員の１人は記者に語った。だが、炎から守られた面積は限られているという。

現在、約30人の消防団員が森林火災の消火を手伝っているが！〜、
　　　　　　　活動はもっぱら夜間である！・・・。
『日中は風が強すぎて無理だ！』と、団員の１人は言う。

■【焼失した森を嘆く歌】：

ブラジルの７州を貫く全長４０００キロのトランス・アマゾニアン・ハイウェイの沿道は、火災の爪痕が今も生々しい。

先住民の人々は、ブラジルの環境保護当局が弱体化したのは右派のボルソナロ大統領の責任だと言う。

野党・社会主義自由党がロイターに見せた政府の内部資料によれば、大統領の就任以来、政府全体の歳出削減の一環として、Ｉｂａｍａの予算は４分の１がカットされた。

その１つが、森林火災の予防・抑制のための予算だ。データによれば、２３％削減されている。

相次ぐ火災に国際的な批判が高まり、ボルソナロ大統領は消火活動に軍を派遣することを認めた。火の勢いは弱まりつつある。

トランス・アマゾニアン・ハイウェイのうち、テンハリム先住民の居住区を通過する区間では、放水する飛行機用の燃料を運ぶ軍用車両やトラックが日常的に見られるようになった。

居住区で暮らす部族の代表者、マルシオ・テンハリム氏は、住民が受けたダメージを世界に知ってほしいと願っている。ひたすら嘆き悲しむしかない、と同氏は言う。

参考文献：

アングル：燃えるアマゾンの森、命の糧を失う先住民

https://jp.reuters.com/article/brazil-amazon-indigenous-idJPKCN1VQ1EH

　❝❝ 儀式を行い、森が燃えた悲しみを歌う！❞❞
侵略者《欲に駆られた大規模農園経営者》に対抗する術を持たず、燃え上がるアマゾン人為的に発生した大火災の傷跡に悄然と佇み、少数民族の哀歌を歌う。

コロンブスがアメリカ大陸を発見して以来！〜、
圧倒的な武器を持ったスペインの侵略に、
　　　　対抗できる武器を持たなかった中南米の先住民！・・・
怒涛のごとく押し寄せるスペイン人の侵略者たちの圧倒的な武器に対抗できず、歴史から消滅した部族の数知れず。

今では僅かに残った純粋な先住民は！〜、
アマゾン熱低雨林の奥深くでひっそりと生活していたが、大火災が発生して、生計の場が失われ種族の存立に危機に瀕している！・・・

ジャイール・メシアス・ボルソナーロ：

ブラジル連邦共和国第38代大統領

出生 1955年3月21日（64歳）

イタリアとドイツに先祖をもつヨーロッパ系移民

2019年1月1日 、大統領就任以来！〜、

ブラジルの農家の開墾を奨励し、焼き畑農業から、

　　　　　　放牧地増大、の農作物の増産を図った！・・・

今年前半期で既に焼き払われた熱帯雨林は昨年の200％以上であった。

それに加えて未だに燃え続ける大火災は、欧州全域の面積の50％に達している。

大火災は政府の認可を受けて、大規模の農家が意図的に火を放ち、これが制御できず、大火災と移行した。

証拠はないが、風説によれば！～、

米国と支那との貿易摩擦で、支那が対抗手段として米農産物の輸入禁止、新たな供給先としてブラジル大統領に近づき、ブラジルからの穀物輸入の人参をぶら下げ密約した！・・・

　密約によって、ブラジル政府は大規模農家にアマゾン熱帯雨林の焼き払いの許可と増産を推奨したことが、大火災の元凶である。

これが巷間で噂されているが、真偽の程は？・・・