2021年2月27日土曜日

気骨あるポーランド首相 堂々と米巨大テックの横暴と戦う決意!

米国を筆頭にEU牽引車ドイツ・フランス及び日本がポーランドやハンガリーより遥かに遅れているなんて、… 誰が想像できただろうか。
この両国は明らかにソ連の圧政から教訓を学んだのである。

ポーランド政府は!〜、
イデオロギーを理由として投稿を削除する巨大IT企業に1350万ドル(約14億2450万円)の罰金を科す法律を検討している!・・・


ポーランドのマテウシュ・モラヴィエツキ首相は!〜、
皮肉を込めて、フェイスブックに次のようなコメントを投稿した!・・・

❝❝ 言論の自由の検閲は、かつて全体主義的で権威主義的な政権の領域だったが、今では企業が異見者を黙らせるという新たな形で復活している!❞❞

モラヴィエツキ・ポーランド首相は!〜、
米国のトランプ前大統領を除いてはどの政治家よりも気骨がある!・・・
米国のリーダーと言えば、メガ・ドナー(超大口献金者)でもある巨大IT企業に買収され、無意味な公聴会を開くことしかできない。
アメリカの制度は腐敗しているのだ。

米国が直面している ❮❮キャンセル文化異なる思想を封殺する
極左路線 ❯❯民主主義の破壊に繋がる。

米国は制度的な人種差別とか批判的人種理論といったゴミのような主張に対して否認する事も許されず、… 丁寧に耳を傾けることを強要される。
そうしなければソーシャルメディアに『キャンセル』され、最悪の場合は仕事を失うからである。
 一方、なぜ反対側の人たちは、憲法の権利章典に基づく我々の伝統的で『古臭い』価値観に耳を貸さなくても許されるのだろうか。
毛沢東は 『百花斉放・百家争鳴』(多彩な文化を開花させ、多様な意見を論争させること)を提案したではないか。
もちろん毛は嘘をついたが、我々はそうであってはならない。

『キャンセル文化』の根源は絶望的な恐怖である!〜、
もし相手の考えを恐れていなければ、必死になって
         相手をキャンセルしないだろう!・・・

巨大IT企業の創業者は!〜、
往々にして天才的な技術力と経済知識を持っているが、… 政治哲学については分かっていない。彼らは学校で公民を学ばなかったか、あるいはそれをざっくりとしか教わらなかった世代である。

パーラーのような代替のプラットフォームを立ち上げても!〜、
       根本的な問題解決にはならない!・・・
開放性を目指すパーラーには敬意を表するが、彼らは市場を独占する大企業と競争し、全体主義的な相手と対峙することになる。これは、既に分断された我々の社会をさらに分断するだろう。
誰もが自分の味方に対して自説を唱えるだけで終わってしまう。
ベンジャミン・フランクリンは、『共和国…あなたがそれを保つことができれば』と警告した。これが21世紀の共和国のあり方なのだろうか。

ポーランド政府は、積極的、果敢な措置を講じている!〜、
罰金はソーシャルメディアを公共の場にし、幼稚な20代の若者が不適切だと思う(あるいはそう教え込まれた)意見が検閲されることを防ぐだろう。


私(小論文を執筆したロジャー・サイモン)はリバタリアン(自由主義者)だが、このイデオロギーはさておき(すべてのイデオロギーには限界がある)、巨大IT企業は公共事業にすればいいと思っている。

米国の政治家が子供じみた芝居をやめて、寄付金を貰うことを断念し、今のポーランドを見習うことを強く希望する。

参考文献:
<オピニオン>ビッグテックの検閲を禁止するポーランドを見習え:

https://www.epochtimes.jp/p/2021/02/68981.html

❝❝ 一寸の虫にも五分の魂!❞❞、・・・
  これを地で行くポーランド首相!・・・

以前から異色の存在で、米巨大テックの旧ソの再来か?と思えるほどの言論封殺に怒りを容赦なくぶつけて来た。

ポーランドは先の1月11日、IT 大手企業に規制の検討を発表したが、
その時は、… ソーシャルメディアがユーザーの権利を不当に侵害し、裁判所の判決にも従わない場合、最高で220万ユーロ(約2.7億円)の罰金が科せられる可能性があるというものだった。

今回は具体的に、『イデオロギーを理由として投稿を削除する巨大IT企業に1350万ドル(約14億2450万円)の罰金を科す法律を検討してい』、罰金も巨額になり、具体的になっている。
裁判所の判断を待たずして罰金が課させられ法案を検討している。
数歩先に進んでおり、ポーランド政府の米ソーシャルメディアの言論封殺に対する嫌悪観が滲み出ている。

果たして法案が成立するか?、また成立したら、欧州全土に此の流れが広まる?、是非とも成立して欲しい!と願わざるを得ません。