2022年3月15日配信:
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1395237.html
EUの主要機関のひとつである欧州議会が10日、バッテリー内蔵機器のバッテリー取り外しを義務化する法案を採択したことが明らかになった。
これはスマホを始めとしたバッテリー内蔵機器について、バッテリーの本格的なリサイクルを前提に、2024年を目標にその取り外しを義務化するというもの。
これはスマホを始めとしたバッテリー内蔵機器について、バッテリーの本格的なリサイクルを前提に、2024年を目標にその取り外しを義務化するというもの。
バッテリーメーカーには電池性能と寿命の開示が求められ、ユーザーはより高品質で長寿命なバッテリーを購入可能になるとしている。
EUでの出来事ということで日本には影響なさそうに思えるが、現行のスマホはほぼ全てがバッテリーの取り外しに対応しておらず、それらが義務化されるとなると、これまでのような薄型サイズを維持できなくなるなどの影響は起こりうるだろう。
一方で当初の法案が目的としているように、ユーザーが自らバッテリーを選べるようになる利点はあるほか、取り外しが可能になることで航空便での輸送が容易になるなど広範囲に影響を及ぼす可能性はありそうだ。
今回はまだ議会がその立場を表明しただけに過ぎないが、同じくEUで議論されている充電ポートの共通化といった問題とともに、今後の動きに注目したい。
関連記事:
- ◼︎ 【EU Parliament adopts draft legislation on battery regulation(Open Access Government)】
- https://www.
- .org/eu-parliament-adopts-draft-legislation-battery-regulation/131403/
- ◼︎ 【The European Parliament calls for removable and replaceable batteries - Right to Repair Europe(Right to Repair Europe)】
https://repair.eu/news/the-european-parliament-calls-for-removable-and-replaceable-batteries/ - ◼︎ 【欧州委、スマートフォンなどの充電ポートを「USBタイプC」に統一する指令案を発表(EU) (ジェトロ)】
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/09/aa0c6cfbfed2b3f3.html
上述にあるように!〜、
欧州議会が今後の動きを採決しただけで、
具体的な指針は発表されてはいな!・・・
然し今後、法案が具体化され、義務化でスマホの電池が、勿論外観のデザインにも依るが、取り外しが一般の人々が簡単に出来るようになれば、専門家に電池交換を依頼せずに済む。
また性能の良い電池を自分で選べる。
交換の費用が大幅に低くなる。
日本は政府はどのように対応するか?
消費者の立場になっての、欧州の様な法案を採決するか?
今後の動きを注視する必要があります。