欧米から軍事支援を受けるウクライナ軍の抵抗もあり、
ロシア軍の進軍は思ったように進んでいない!・・・
プーチン大統領も焦りや苛立ちを隠せないようで、劣勢が顕著になるにつれ民間人への無差別攻撃だけでなく、化学兵器の使用、ひいては核の使用のハードルがますます下がることが懸念される。
そのようななか、ウクライナ紛争を鏡とし、警戒感を強めるのが台湾だ。ウクライナ紛争により台湾市民は警戒感をいっそう強めている。
台湾の民間シンクタンク『台湾民意基金会』が!〜、
最近公表した世論調査結果によると、台湾有事に対して日本の自衛隊!・・・
✦ 参戦すると回答した人が43.1%!・・・
✦ 参戦しないと回答した人が48.6%!・・・
参戦しない!と回答した者が参戦する!を上回っている。
ウクライナ侵攻前の昨年10月に実施された同調査では、自衛隊の参戦を信じる人は58.0%だったことから14.9ポイント減少したことになる。
一方、米軍の参戦を信じる人は34.5%、信じない人は55.9%となったが、昨年10月に実施された同調査では米軍の参戦を信じる人が65.0%だったことから30.5ポイントも急落したことになる。
また、支那による台湾侵攻があった場合に台湾が独自で対応しなければならないと懸念する人が59.7%、台湾のみでは支那による占領を防げないと考える人も78.0%に上るなど市民が支那への懸念を強めていることが明らかになった。
また、支那による台湾侵攻があった場合に台湾が独自で対応しなければならないと懸念する人が59.7%、台湾のみでは支那による占領を防げないと考える人も78.0%に上るなど市民が支那への懸念を強めていることが明らかになった。
✺ ウクライナ情勢を台湾有事に連想する台湾人:
この統計結果から何が読み取れるだろうか!〜、
まず、台湾市民はウクライナ紛争における米国の対応を注視している!・・・
これまでの処、バイデン政権はロシアへの経済制裁、ウクライナへの軍事支援という対応を維持しているが、台湾市民は米軍が直接関与しないことに懸念を強めている。
✦〚ウクライナに米軍を派遣しないなら台湾有事の際も台湾への軍事支援や支那への経済制裁強化に留まり、結局は自分たちで対応することになる!〛、・・・
そういった懸念が米軍や自衛隊への信頼低下に繋がっているのだろう。
特に、ウクライナ情勢によって米軍への信頼が30%も減少していることは特記すべきことである。
ロシアがウクライナへ侵攻したことで支那が台湾へ
侵攻するハードルが下がったという考えがある!・・・
米軍のプレゼンスの差、バイデン政権の優先順位など、ウクライナの状況を直接台湾の状況に当てはめることはできないが、台湾市民にとってウクライナ情勢が自らの危機感を高める結果になっていることは間違いない。
✺ 有事によって日台関係は冷え込む?:
台湾市民の自衛隊への期待がある!・・・
今回の調査結果では減少したが、良好な日台関係もあり、有事の際には日本が参戦すると期待する台湾市民は少なくないが、… 日本では台湾有事における邦人退避の議論が中心で、自衛隊の参戦に関する議論は少なく、それが実現する可能性は限りなく低い。
そこには日本人と台湾市民との間に大きなギャップがあり、台湾有事の際にはこの問題が大きくなり、良好な日台関係に一つの亀裂を生じさせる可能性もあるだろう。
参考文献:
■【危機感募らせる台湾、自衛隊・米軍への期待が低下 ウクライナ情勢で】;
有事の際、米国や、日本自衛隊の支援を期待支那しながらも、その期待度は思ったよりは高くはない。
翻って、岸田政権は先日、林芳正害蟲大臣が!〜、
3月23日の衆院外務委員会で、日本の領土が侵略された場合は日米同盟に基づき米国が日本を防衛すると繰り返し表明!・・・有事の際は米国に頼りっぱなしで、自ら戦う気概がなし。
台湾は、例え支那軍を打ち負かす軍事力はなくとも、
❝❝ 一寸の虫にも五分の魂!❞❞,・・・
台湾を侵略すれば手痛い目にあわす!との意気込みを国際社会に披露している。
示すだけでなくて、実際に軍事力の増強に励んでいる。
米軍とも共同演習や、台湾軍の実弾演習などに力をいれている。国民も政府と一体となり、台湾を守る意識の強さは日本も見習うべきである。
然し、米国に尻尾を振り、支那には遺憾砲しか撃てない日本の国防意識の低さは何れ命取りになるでしょう。