2022年8月2日火曜日

日本の『食の安全保障』には無関心の亡国政権! 笊に等しい!・・・

■【シイタケ種菌が中国流出 
  日本開発、輸出禁止 菌床は“逆輸入”か】:
 日本農業新聞(2022年8月2日):

 https://www.agrinews.co.jp/news/index/93279



輸出が原則禁止のシイタケの種菌が、中国に無断流出していることが林野庁などへの取材で分かった。日本の業界団体の調査では、中国で検査した干しシイタケの8割が日本の開発品種だった。日本の種菌メーカーの調査では、中国からの輸入菌床から収穫されたとみられる生シイタケの9割が同メーカーの品種との結果もあり、流出した種菌から製造された菌床が“逆輸入”されている実態も浮かぶ。

 日本で開発されたシイタケの種菌は、国内産地や種菌メーカーへの影響を防ぐため、経済産業省の輸出貿易管理令に基づき1956年から原則、輸出禁止とされている。

 日本特用林産振興会が2020年度、中国国内で無作為に抽出した干しシイタケ21個を開発中のDNA鑑定を用いた技術で調査。17個が日本の開発品種だった。同庁は「大規模調査をすれば、日本品種が中国で広く流通している実態が分かるはずだ」(特用林産対策室)という。

 国内最大手の種菌メーカー・森産業(群馬県桐生市)も、中国からの輸入菌床を使っている可能性が高い国内産地のシイタケについて、11年から10年間にわたり検査。対象となった9割が同社が種苗法に基づき品種登録した品種(登録品種)で、かつ7割は現在も育成者権が保護される期間にある。同社は「ルートは分からないが恐らく2010年前後には中国に流出し、現地で増殖が進んだ」と指摘。中国での品種登録作業を進めるなど対策に取り組む。

 同庁の20年の推計では国内で消費されるシイタケの17%は輸入菌床由来。輸入菌床は大半が中国産といい、日本品種を植え付けた菌床も含まれるとみられる。一方、従来は輸入菌床でもシイタケの収穫場所が国内であれば「国産」と表示できたが、消費者庁は3月、菌床培地に種菌を植えた場所を原産地とするようルールを改めた。同社は「国産菌床由来のシイタケの選択につながる」と評価する。

 だが、中国で日本品種の増殖が繰り返される状況は続くとみられる。農水省は海外で権利侵害の取り締まりを担う専門機関の設立を目指している。

                                          


シイタケ種菌が!〜、

  支那大陸へ怒涛の如く流出!・・・

日本の食の安全保障には全く無関心の歴代政権は、

日本の農家の方々がち血が滲むように努力し、開発した農作物の数々が支那だけではなくて、… お隣の悪しき半島人に依って殆どが掠め取られている。

これは周知の事実である。




遅きに逸したが!〜、

2022年4月1日に改正種苗法が、

       完全施行された!・・・

これに依り、開発された品種が海外に持ち出しは禁止となったが、既に持ち出されている品種はお構いなしである。本来ならば政府肝いりで訴追し受けた損失を賠償請求をするべきである。


米国のモンサントを見習え!と言いたいものです。