然し、習得を目指して日々学習に
励む人々は世界各地に点在している!・・・
独立行政法人の国際交流基金が3月に発表した調査結果(2021年度データ)によると、世界で379万人もの人々が学習しているという。同調査から、学習者の多い国・地域のトップを見てみよう。
▶︎ 10位:マレーシア:⬇︎
高等教育での学習者は、前回調査から7%弱減少した。コロナ禍でオンライン授業に移行したものの、IT環境が思うように整わず、学習に参加できなかった生徒が少なくなかったようだ。
一方、オンライン授業の浸透により、学校教育以外の場での受講者が増えた。全体として学習者は増加している。
数年で大きく減少している。コロナ禍で対面授業が2年間停止されたことが響いた。小規模の日本語学校のなかには、経営難による閉校を余儀なくされたものもあったようだ。
◼︎ 8位:台湾:⬇︎
かなりの減少傾向にあるようだ。
一方、日本語教育を提供する機関の数は増えているという。
教育制度改革により、各学校の裁量において日本語クラスを開設できるようになったことがプラス要因となった。
◼︎ 7位:アメリカ:⬇︎
前回から順位を1つ上げた。より質の高い教育を求めて子供を私学に入れる家庭が増加傾向にあり、日本語の学習者は今後さらに増加する可能性があるという。
一方、いわゆるSTEM教育(科学技術や理工系の教育)を重視する流れは続いており、卒業要件に占める外国語教育の割合を緩和する動きがある。
コロナの影響で教育機関が一時停止されたことが主な原因だ。
一方、初等教育での日本語クラスの試験導入を経て、私立学校では独自に開講するケースも出ているようだ。
◼︎ 5位:タイ :⬇︎
全体として前回調査から目立った変化はないものの、高等教育のカテゴリでは実施が縮小傾向にあるようだ。コロナの影響で日本語講師がやむを得ず日本へ帰国したことなどが影響している。
◼︎ 4位:オーストラリア:⬇︎
多くは学校教育の一環として習得しているが、それ以外の場では、未就学児を対象とした日本語教育など新たな教育形態も広がりつつあるようだ。
一方、こちらもアメリカと同様にSTEM教育を重視する動きがある。州によっては初等教育から外国語教育を除外したところもあるという。
一方、こちらもアメリカと同様にSTEM教育を重視する動きがある。州によっては初等教育から外国語教育を除外したところもあるという。
増減率は2018年度比でマイナス11.5%となり、大きく減っている。少子化によって学習者の母数自体が減少しているほか、コロナ禍で対面授業が中止されたことが響いた。
反面、高等教育ではオンライン授業の実施率が高く、コロナの影響を免れている。通信制大学などが寄与し、高等教育段階での日本語学習者数としては前回調査から40.1%の大きな伸びを見せた。
◼︎ 学習者:71万1732人:
前回調査では減少していたインドネシアの学習者数だが、今回調査では盛り返した。技能実習制度を活用したい人々が、学校教育以外の場を活用し、短期集中型で習得に励んでいる。
日本語学習者が最も多い海外の国は、日本と同じ漢字文化圏の中国となった。調査を行った国際交流基金は、大学入試の外国語科目として得点を得やすいため、中等教育での学習者が伸びていると分析している。
似た漢字を使うことから授業として習得しやすいのかもしれない。2018年度から5.2%増加し、トップ10の国のなかで唯一目立った増加を記録した。
参考文献:
■【日本語学習者の多い国ランキング・トップ10
1位は100万人を超えるあの国】:
https://newsphere.jp/list/top_10_countries_learning_
残念ながら日本に来てほしくない人々の国が!〜、
一位!、ニ位!を占めているのが
皮肉なものです!・・・
日本語を学ぶ動機も不順であり!〜、
大歓迎!とは行きませんね!・・・