1月16日、エチオピアは!〜、
ロシアの双座ヘビー級戦闘機Su-30を運用する
15番目の国になったことが確認された!・・・
国営エチオピア放送は、非公開の機体数を受領したと報じた。現在、少なくとも2機が同国に配備さえている。
国営エチオピア放送は、非公開の機体数を受領したと報じた。現在、少なくとも2機が同国に配備さえている。
エチオピアは、1980年代に取得した老朽化したMiG-23戦闘機や、1990年代後半に取得したSu-27戦闘機の一部を置き換えるために、どのようなクラスの戦闘機を取得するかは以前から推測されていた。
同国は2022年初頭に中国の軽量戦闘機L-15の顧客として確定しており、この軽量機がMiG-23に取って代わる一方、Su-30がSu-27に取って代わるハイ・ロー・コンビネーションの一部になることを示している。
後者は、Su-35戦闘機のAL-41F-1Sエンジンを搭載した強化型であり、メンテナンスの必要性を減らし、戦闘機の航続距離と飛行性能を向上させている。
この戦闘機は、2020年に納入されるアルジェリア空軍の最新型Su-30MKAに匹敵するアフリカ大陸で最も高性能な戦闘機である。
エチオピアがラファールではなくSu-30を選択したのは、2023年11月30日にカザフスタン国防省がSu-30SMを選択したと発表した同様の決定に続くものである。
当時、カザフスタン防空副司令官兼主要軍備部門の責任者であったイェルジャン・ニルディバエフは、Su-30はフランスの航空機と比較して『品質と価格』の比率が優れていると述べた。
ラファールとSu-30を購入の競合相手として検討したことが知られている唯一の国、アルジェリアとリビアもSu-30を選択したが、後者は複数のNATO加盟国から共同攻撃を受け、購入が決まる前に政府が転覆した。
一方、インド空軍は36機のラファールを獲得したものの、その後の発注は行わず、Su-30の保有機数を270機以上に拡大し続けている。
エチオピアとカザフスタンが獲得したSu-30SMは、アルジェリアが獲得したSu-30MKA、インドが獲得したSu-30MKIと密接な関係にあり、3機ともイルクーツク航空工場で生産され、同機の最も高性能な派生型と考えられている。
Su-30があらゆる強度ではるかに集中的な戦闘テストを行ってきたのに対し、ラファールの作戦は最小限の防御しかしていない地上目標に対する目視範囲を超えた低強度の攻撃に限られてきたことも、ロシア戦闘機に有利な要因となっている。
湾岸戦争やフォークランド紛争で、NATO加盟国がイラクやアルゼンチンのミラージュ戦闘機によりよく対抗できるようにしたように、フランスは自国の戦闘機の機密仕様を防衛クライアントの敵対国に提供してきた長い歴史がある。
1998年から2000年にかけて行われたエチオピア・エリトリア戦争では、Su-27が快適な優位性を発揮し、4機のMiG-29を撃墜した。
エチオピアは2020年後半から内戦状態に陥り、スーダンとの領土紛争、エリトリアとの緊張関係の継続、ナイル川の水の権利をめぐる隣国エジプトの脅威に直面している。
Su-30はエチオピア空軍に、エリトリアのSu-27SやスーダンのMiG-29SME戦闘機に対する決定的な優位性をもたらす。
衝突の可能性があるため、カイロは欧米の圧力に屈し、より高性能なSu-35戦闘機の2018年発注をキャンセルした。Su-30SMは精密打撃能力も備えており、エチオピア空軍のティグライ地方の反政府勢力に対する航空支援能力を大幅に向上させる可能性がある。
参考文献:
■【Why Ethiopia Just Joined Algeria and Kazakhstan Rejecting French Rafale Fighters to Buy Russian Su-30SMs】:
https://militarywatchmagazine.com/article/ethiopia-rejecting-rafale-su30sm
今までは西側諸国、主に米欧の武器は中東、アフリカなどの小国が相手に使われていた事で、精強さが試される事はなく兵器の優劣さは専門家しか分からなかった。
然し、ウクライナ紛争が、ロシア⇔西側陣営との戦いとなり、ロシアの兵器と戦いが展開され、西側陣営がウクライに提供した兵器は期待したような戦果を上げる処か!、殆どがロシア兵器に破壊されて仕舞った。
西側の武器の精強さは剥がれ、今まで欧米の独壇場だった市場が非西側の兵器に取って代わられつつある。
軍事航空機は西側が圧倒的に優位に立っていたが、これも崩されてきた。
フランスは期待していた戦闘機が売れず、臍を噛んでいる事でしょう。
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