銀座の天空に誕生した温泉旅館は『東京初』の全室温泉付き=11月オープン『ふふ 東京 銀座』
ついに、こんな日がやってきました!・・・。
2025年11月16日、東京・銀座中央通りに温泉リゾート『ふふ 東京 銀座』が開業を迎えました。銀座1丁目のビル高層階に出現した日本の温泉リゾートはいったいどんなところなのでしょうか。
銀座に泊まって温泉に浸るとどんな癒やしが感じられるでしょうか。
実際に行って泊まってみないとわからなかった、… 銀座で温泉旅行『ふふ 東京 銀座』の一夜をご紹介します。
実際に行って泊まってみないとわからなかった、… 銀座で温泉旅行『ふふ 東京 銀座』の一夜をご紹介します。
◼︎ 大都会の天空に庭がある豊かな時間:
銀座中央通りに完成した真新しいビル、大通りに面している1階は有名ブランドの路面店が並び、くるりと裏側にまわると、隠れ家の入り口のようなホテルの玄関があります。
京都・大徳寺の瓦土塀をイメージしたエントランスを入ると、光に照らし出された竹塀に誘われます。
日本の職人たちの手仕事がインテリアに使われている。
全室の大きな特徴は、テラスに庭があること。それぞれの部屋の名前にちなんだ庭木が植えられて木漏れ日が注ぎます。
12階のロビーに到着すると、一気に温泉旅館の世界。
ここは、全国にある『ふふ』ブランドの9軒目、日本のくつろぎを大切にするしつらえやおもてなしが銀座でも継承されていました。
客室は7階から11階までの全34室で、ひとりで逃避行したくなった時にぴったりな55㎡の『スタイリッシュスイート』や、2部屋をコネクトすると50畳のペントハウスのようになる『ふふラグジュアリープレミアムスイート』まで11タイプあります。
客室は7階から11階までの全34室で、ひとりで逃避行したくなった時にぴったりな55㎡の『スタイリッシュスイート』や、2部屋をコネクトすると50畳のペントハウスのようになる『ふふラグジュアリープレミアムスイート』まで11タイプあります。
《大都会の真ん中にあるからこそ、庭でごろ寝なんて最高の時間でしょ?》。ふふグループを運営するカトープレジャーグループ代表の加藤友康氏の言葉を思い出して、さっそく庭のソファに横たわってみました。青空に揺れる木の葉を眺めて、銀座の空にも風が吹いているんだなあ、と、普段忘れていた静かな時間が戻ってくるような気がします。
読書やメールチェックなら、この椅子。
銀座のビルのデザインは個性豊かで、街を眺めているだけで楽しい。
◼︎ 徳川歴代将軍の気分で熱海温泉に浸る:
癒(い)やしの温泉空間。
全客室に専用の温泉つき。
湯は毎日、「ふふ 熱海」の自家源泉を運んできています。
思えば江戸時代、徳川家代々の将軍たちは、『御汲湯(おくみゆ)』と称して家康が愛した熱海温泉を江戸まで運ばせて楽しんでいたし、…江戸の街にも熱海の湯を運んできたぜいたく銭湯があったという記録もあるそう。ですから、今日のわたしのために熱海から御汲湯がやってきた、などと想像を広げて、銀座の天空で熱海温泉に浸れる幸せをかみしめるのも一興。
泉質は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。体の芯までしっかりあたたまって、ぽかぽかが持続します。
思えば江戸時代、徳川家代々の将軍たちは、『御汲湯(おくみゆ)』と称して家康が愛した熱海温泉を江戸まで運ばせて楽しんでいたし、…江戸の街にも熱海の湯を運んできたぜいたく銭湯があったという記録もあるそう。ですから、今日のわたしのために熱海から御汲湯がやってきた、などと想像を広げて、銀座の天空で熱海温泉に浸れる幸せをかみしめるのも一興。
泉質は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。体の芯までしっかりあたたまって、ぽかぽかが持続します。
浴室の壁は『銀座の柳』、… 実際に伐採した街頭の柳の葉を焼き付けて、文様を描いています。
日が暮れてくると、華やかな彩りが銀座の街に浮かび上がります。
こうして上から銀座通りを見下ろしてみると、壁面がピカピカのビルが多いことに気が付きます。車のテールランプがなめらかなビルの壁を光の川のように流れていき、複雑な角度の窓にカラフルな街の光が映って宝石のようにきらめきます。
◼︎ ルーフトップラウンジは温泉足湯:
昼、夕、夜と雰囲気が違う。
屋上にはルーフトップラウンジ『ゆそら』があります。
朝から夜まで宿泊者は自由に利用可能ですが、16~20時は、飲み物サービスがあるフリーフロータイム。
プライベート感のあるブースに仕切られていてゆったり。
熱海温泉の足湯に入って、銀座の夜景を眺めながら、湯上がりにドリンクを楽しんでいるなんて、まだ現実と思えない感覚です。
◼︎ 日本の恵みを集めた銀座の日本料理:
活気あるオープンキッチンを通って、個室に仕切られたテーブルへ。食事は宿の12階にある日本料理店『銀座がゆう』でいただきます。
銀座にある宿だから、外で食事をする人も多いのでは? と予想していたら、意外にも1泊2食付きの予約をしたゲストが大半だったとか。せっかく温泉旅館に泊まるのだから、どこにも出かけずに宿でのんびり過ごしたいと考える人が多かったのかもしれません。
月替わりを基本とする季節の献立は!〜、
全国の四季の恵みがテーマ!・・・
この日の先付けは北海ズワイガニとウニ。日本全国の銘酒も魅力的でしたが、今日はノンアルコール・ペアリングにしてみました。
ロゼ・スパークリングと一緒に前菜へ。ぷっくりとした銀杏(ぎんなん)、手前はフォアグラスープ蒸し、脂の乗ったしめサバずしが絶品、のりに巻いて味わいます。
ハマグリの酒蒸し椀(わん)は、濃厚なクルミ豆腐と香り豊かなマツタケ、大きくカットした柚子(ゆず)がいいアクセントになっていました。ペアリングは『NON(ノン)No.3 トースティッド・シナモン&柚子』。NONはオーストラリアのワインオルタナティブ(ノンアルコールワイン)メーカーの製品です。
世界のベストレストランで1位に輝いたデンマークのNOMA(ノーマ)出身の元シェフが製造責任者を務めており、複雑な風味や香りが日本料理の味わいを引き立てます。
わさび、しょうゆの他に、白ポン酢、ばくらいしょうゆ(赤ホヤとこのわたの塩辛しょうゆ)と、味に変化をさせていただくと楽しい。
落ち葉の中から黒毛和牛炭火焼きが登場。
焼き物は、秋らしい装い。
黒毛和牛炭火焼きが朴葉(ほおば)にくるまれて、紅葉した落ち葉とともにもくもくと煙を上げて登場しました。
もっちりとろとろ、秋の風味が口いっぱいに広がりました。
白玉の中にごろっと大きめのスッポンの身が入っていて、食感が楽しくておいしい。セリが爽やかなアクセントになって最後まで味わい尽くしてしまいました。
おなかの真ん中がほっこりと温かくなってくるようなお料理です。
しめは、穴子の天ぷら釜炊きごはん。
このまま少し味わい、最後はお茶漬けに。
◼︎ 更けゆく銀座の静寂を楽しむ:
江戸の日本旅館の朝ごはん。スタートは具だくさんのサラダから。
極めつきはウナギのかば焼き!・・・
窓側のソファに横たわると、銀座の夜景の上に浮いているような気分です。旅に出かけてのんびりしているのとは、全く違う感覚。普段買い物に来る、いわばなじみの場所にいるのに、やっていることは温泉旅館を旅している自分。これまで味わったことがない不思議なくつろぎは、なんというかクセになりそう。
ビルに映るテールランプの赤い川が!〜、
ビルに映るテールランプの赤い川が!〜、
どんどん細くなって夜更けと共に淡く消えていきます!・・・
次に箱からひとつひとつ登場する『がゆう膳』は、マグロの黄身しょうゆ、銀ダラ西京焼き、だし巻き卵、とろろ、自家製メンタイコと、どれもおいしいごはんの供。アサリ佃煮(つくだに)やべったら漬けなどの東京名物も並びます。
おいしすぎる
極めつきはウナギのかば焼き!・・・
表面はカリッと、中はふっくらの江戸前風で肉厚。
釜炊きごはんの上にのせて朝から元気いっぱいです。
チェックアウトは11時。少しずつにぎわいを見せていく銀座の街の気配を感じながら、庭のソファでモーニングコーヒー。
チェックアウトは11時。少しずつにぎわいを見せていく銀座の街の気配を感じながら、庭のソファでモーニングコーヒー。
夢物語のような一夜は温泉地で楽しむ旅とは違うありました。
都会のラグジュアリーホテルというよりも、銀座で楽しむ新しい温泉旅行が始まったと感じます。
度肝を抜く、銀座中央通りに出現した!〜、
全室専用温泉付き旅館『ふふ 東京 銀座』!・・・
まぁ、富裕者層向けの旅館であり、富裕者からは宇宙の果までも離れているブログ主には、とても、とても、利用できる旅館ではありません!。
恐らく、支那人富裕層の旅行客で溢れる予感がします。
お値段は、以下のサイトで調べる事ができますので、
興味ある方、また財力が強靭の方は覗いて見て下さい。
■ ふふ東京銀座 料金比較・宿泊予約:
0 件のコメント:
コメントを投稿