2017年8月11日金曜日

米国で囁かれ始めた ❝❝日韓を犠牲にしてでも!❞❞ 米本土防衛を優先!・・・

『犠牲は西海岸より北東アジアで』米国で浮上する対北朝鮮『予防戦争』 その可能性は

sevenMaps7 / shutterstock.com

2度の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を強行した北朝鮮に対し、国連安全保障理事会は5日、石炭などの輸出を禁止する経済制裁決議を全会一致で採択した。
 決議案を作成したアメリカでは、その効果に期待する一方、北朝鮮を現段階で攻撃する『予防戦争』の是非が論じられ始めている。マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当)は、安保理決議があった同じ日に、MSNBCのインタビューに対し、政府関係者として初めて、予防戦争もオプションの一つだと言及した。これらを受け、他のメディアも関連記事を掲載している。

以下:要約/編集!〜、

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◼︎【日韓を犠牲にしてでも…米本土防衛を優先!】:
 予防戦争(preventive war)とは!〜、
敵が有利に戦争を開始するのを防ぐために、先手を打って仕掛けていく戦争のこと。
発射直前のミサイル基地を叩くといった目前の直接的な危機を排除するために行う先制攻撃よりも、さらに早い段階で攻撃を仕掛けて敵を無力化することを目指す。
将来的な危険を排除する目的を持って行われるため、『予防戦争』と呼ばれる。

 政治専門紙ザ・ヒル(The Hill)は!〜
『予防戦争は、冷徹な判断のもと、選択的に行うものだ。今まさに攻撃しようとしている相手に対する先制攻撃や実際に攻撃してきた相手と戦う防衛的な戦争とは違う』と解説している。


『普段は堅実なリンジー・グラハム上院議員と一部のホワイトハウスの高官たちが、北朝鮮に予防戦争を仕掛けることを話し合い始めた』と、米国内の情勢を報じている。そして、北朝鮮情勢の現状を ❝我々が予防したかった状況を既に通り過ぎようとしている!❞と分析!・・・。


グラハム上院議員はメディアに対し!〜、
✦ ❝❝戦争が起きるのならばアメリカ西海岸で起きるよりは
              北東アジアで行われる方がましだ!❞ ❞・・・
✦ ❝❝ カリフォルニアで犠牲者が出るよりも
               同地域で犠牲者が出る方が良い!❞❞・・・
など米本土に被害が及ぶ前に北朝鮮を叩く意義を説いた。

ザ・ヒル紙も!〜、
北朝鮮が米本土を攻撃可能な核ミサイルを獲得することを防ぐ為の最善の手段は『予防戦争だ!、…誤解を恐れずに言えば、それは北朝鮮との破壊的な戦争の序章にすぎず、
❝❝ 韓国と日本に何千人もの犠牲者が出るだろう❞❞と述べている。

◼︎【予防戦争が実現する可能性は低い】!:

アメリカが近年行った予防戦争と言えば、…大量破壊兵器を隠し持っているとして行ったイラク戦争が思い起こされるが、『我々は戦術的には成功したが、莫大なコストに対して得たものは少なかった』と紙面で述べている。

戦争遂行には議会の承認が必要だが!〜、
『全ての議員はこのイラクの例を念頭に置いている』と、議会は同じ轍を踏むことを恐れているのが現状だ!と見做しており、・・・識者らの間でも予防戦争は不公正な戦争だという見方が強く、国の倫理的な土台を揺るがす懸念が指摘されている。

例え議会の承認が得られても!〜、
✦ 最前線となる、大きな被害を受けることが予想される韓国と日本を説得するのは、
                        非常に難しい!・・・
✦ 『日韓の平和主義』を例えクリアしたとしても、果たして効果的に
   北朝鮮の核・ミサイル施設を叩けるか!?、にも疑問が残る!・・・

✦ 北朝鮮のミサイル施設の多くは地下にあり、
       米情報当局もその全貌を把握しているわけではない!・・・

✦ 韓国と日本を説得するのは『自分たちが何を知らないのか
    理解していなかったイラクのケースよりも、さらに難しい!・・・

 ザ・ヒル紙(The Hill)は現実に予防戦争が行われる可能性は極めて低いと分析している。

米中関係専門家のアイザック・ストーン・フィッシュ氏はガーディアン紙に寄稿した記事での中で!〜

 ➤ ❮❮支那の存在もやっかいだ。今回の国連制裁決議には賛成に回ったものの、戦争が起きれば北朝鮮の側につくことも十分に考えられる。真の敵は操り人形でしかない小国の北朝鮮ではなく、黒幕の大国支那であり、トランプ政権は北朝鮮のミサイル実験に目を奪われるあまり、その点を見失っていると警告。
 戦争の火種は北朝鮮だけでなく、尖閣諸島にも、南シナ海にも、中印国境地帯にも十分にあると見る。
 ザ・ヒル紙は、米朝戦争が勃発した場合、最も支那が取りそうな行動は、『中立を装いつつ、北朝鮮に武器・物資を供給し、外交的に我々を非難してアメリカが負けるように動くこと』だと予測している!❯❯・・・



Isaac Stone Fish :
a journalist and senior fellow at the Asia Society’s Center on U.S-China Relations. He is on sabbatical from Foreign Policy Magazine.

アイザック・ストーン・フィッシュ:
ジャーナリスト、『アジア・ソサエティ・センター』の米・支関係の上級研究員、現在は外国政策誌から研究休暇中。



 真の敵は支那の操り人形でしかない北朝鮮ではなく、黒幕の大国支那である!・・・
 トランプ政権は北朝鮮のミサイル実験に目を奪われるあまり、
                      その点を見失っていると警告!・・・
 鋭い視点、警告であり、フィッシュ氏は問題の核心を見事な程に衝いています。
ヒル紙(The Hill)も、米朝鮮が勃発した場合に支那が最も取りそうな行動の予測は正鵠を射ています。支那は凄まじい外交展開で・・・、戦争を可能な限り長引かせ、米国を悪人に仕立てて国際社会で非難の嵐を巻き起こすでしょう。
米国の真の敵は支那の傀儡北朝鮮ではなくて支那であることを指摘しています。
トランプ大統領は娘婿のジャレッド・クシュナー氏(家族が経営する不動産会社は支那に進出、親支那)ではなくて、アイザック・フィッシュ氏を戦略顧問にするべきだ!と思います。

◼︎【米朝戦争を避けるには!】:

エコノミスト誌は!〜、
✦『北朝鮮との核戦争をいかにして防ぐか』という記事で、方法を検討している!・・・。
✦ 予防戦争、あるいは先制攻撃は完全に成功しなかった場合、全面戦争に発展し、
                 事態が悪化するリスクが高いと指摘!・・・

✦ 最終的には金王朝が崩壊し、北朝鮮で何十万人もの市民が死に、南鮮の首都ソウルは
     破壊され、日本の駐留米軍や米本土の都市への核攻撃もあり得る!・・・

もちろん、戦争をせずに危険を取り除くことができれば、それに越したことはない!

➤ ❮❮米側から戦争を仕掛けるのは無謀であり、避けるべきだ!と主張、。さらに外交努力も最終的に失敗すれば、『残るたった一つのオプションは金(正恩)氏を思いとどまらせ、自暴自棄な行動を阻止することだ』と記事の中で述べている。
戦争を回避する為にトランプ大統領は、アメリカは自ら戦争を始めることはないと明言したうえで、北朝鮮から攻撃された場合は即座に反撃することも再認識させる必要があるとする。金正恩氏に対し、『ミサイルを撃てば独裁者として贅沢な暮らしをする人生を失うことをしっかりと認識させれば、無茶はしないだろう!』との考察をしている❯❯・・・

※註:エコノミスト誌:
発行部数は約160万部(2009年)。その約半分を北米が占める。読売新聞と提携している。中道を謳っていながら極端な市場原理主義・自由市場万能論を『エコノミズム』として正当化していることは長年批判されている。 近年では2003年のイラク戦争の開戦を支持したが、情勢が悪化するとドナルド・ラムズフェルド国防長官の辞任を求め、2004年の大統領選挙では民主党のジョン・ケリーを支持するなど、日和見主義的なスタンスの一貫性のなさが批判されている。

呆れ果てるエコノミスト誌の分析ですね!。読売新聞と提携しているだけに良質なマガジンとは言えません。
記事の内容は!〜、
北朝鮮独裁者の金正恩を納得させ、『ミサイルを撃てば独裁者として贅沢な暮らしをする人生を失うことをしっかりと認識させれば、無茶はしない!』との甚だノーテンキな分析をしている。話し合い納得する能力が金正恩にあったなら、事態はこれほど迄に悪化はしなかった事を全く理解していないエコノミスト誌であり、恐らく支那に籠絡されて、支那の意向を伝達しているだけの記事内容でした。


➤ ❮❮アメリカは日本と南鮮に対し、引き続き核の傘で守ることを保証し、両国で展開するミサイル防衛網も強化しなければならないと主張!、…これは、北朝鮮への抑止力となるだけでなく、日韓に独自に核を保有する道を取らせない意味もある。
 一方、支那が恐れるのはアメリカとの戦争の結果、金王朝が崩壊し、統一朝鮮ができて駐留米軍と直接対峙すること事であり、トランプ政権は『それが起きないことを支那に対して保証しつつ、長い目で見れば貧しく暴力的で不安定な国であり続けるよりも、統一された方が良いことを支那に理解させなければならない』とエコノミストは主張している❯❯・・・

結局は米国に都合の良い筋書きで戦争を回避させようとしている。
統一されて朝鮮半島に理解を支那がする筈がなく、記事を執筆したコラムニストは、支那の意向を汲んでいる文章を書き、次いで米国の都合の良い筋書きを披露している。
『日和見主義的なスタンスの一貫性のなさ!』が批判されているのは当然ですね!。

ブログ管理人が以前のブログ記事の中で述べた!〜、
『支那は絶対に北朝鮮を破壊に導く対応はせず、継続させ米国を北朝鮮に張り付かせ、…その間、フィリッピンでとの領土問題で紛争中の南シナ海に人工島を建設し、着々と基地化を完遂させる!・・・
基地化が完成すると!〜、
南シナ海の支配を周辺国に通達(既にしている)し、その後は東シナ海の支配に触手を伸ばす!・・・
終局的な支那の野望は支那海全域に渡る支配権の確立することである!・・・
支那海は名目ともに支那の内海となる!・・・
 米国、日本の真の敵は支那であることは明白です。
米中関係専門家のアイザック・ストーン・フィッシュ氏の分析と全く同じです。

米国が取る最良の戦略は!〜
米国が保有している最強の武器を可能限り投入し短期決戦で北朝鮮を破壊する事です!・・・。
まずは空母数隻(最新鋭原子力空母・ジェラルド・フォードを急派して北朝鮮ー南朝鮮の国境沿いある数千台の長距離自走砲はトマホークミサイルで破壊!・・・

同時にB2ーステルス戦略爆撃機スピリット で上空から!〜
✦ デイジーカッター (Daisy Cutter、核爆弾並の破壊力を持つ。)!・・・
✦ バンカーバスター(Bunker Buster、地下にあるコンクリーで固めた軍事施設を貫通した破壊)!・・・
此等の爆弾を投下する。
小さな目標は空母から艦載機を発進して一掃する!・・・
 北朝鮮の防空体制は脆弱であり、爆撃は容易な筈です。

兎に角も支那やロシアが動く前に一瞬の内に作戦を完了し、さっと、潮が引くように軍事行動を終結させるのが鍵となります。
北朝鮮を壊滅させると!〜、
南朝鮮が北に侵攻して南北統一する可能性が高まる!・・・
此れは日本に取っては最悪の事態となるでしょう!。
なにせ南朝鮮は次元を変えて俯瞰すると北朝鮮より遥かに悪悪魔的な面がある!・・・
現在でさえ、国際社会で日本を貶めているのが、朝鮮統一後は人口も増加して、北朝鮮の破壊を免れた武器(核兵器)や技術者を手中にして、今度はその矛先を日本に向けてくるは容易に考えれれます。
依って南朝鮮軍が北に侵攻して制圧するのだけは、絶対に避けて欲しいものです。
それには短期決戦(軍事施設、核ミサイルの研究開発施設)の破壊にとどめ、北朝鮮を存続させれば、支那もロシアの文句はつけないでしょう!・・・
要は支那、ロシア、南朝鮮に付け入る隙きを与えない事です。