2022年5月2日月曜日

人材立国⇒人材枯渇へと転落した日本 〚財務省⇔文科省〛が最大の原因!・・・

教育で人を育て国を立てる!〜、
   日本の近代化と経済成長を支えた
    『人材立国』のモデルが揺らいでいる!・・・

成長に必要な人材の資質が変わったのに!〜、
  歴代政権、『政・官・財』が利益優先!・・・
改革を怠るうちに世界との差は開き、教育の機能不全を招いた原因を掘り起こす。





▶︎『Ph・D(博士)』が活躍する職場をつくりたい」:

フリーマーケットアプリ大手のメルカリは!〜、
今年から国内の大学院博士課程に社員を送り出す!・・・
研究職の社員以外も対象で、原則3年間の学費を支給し、時短勤務や休職を認め、
仕事と研究の両立に道をひらく。

 テーマは同社に有益で、経済発展や社会課題の解決につながるなら何でも可。6月までに5人程度を選ぶ。マネジャーの多湖真琴さんは『企業で働く博士のロールモデルにしたい』と意気込む。

大学院教育を通じた人材の高度化に経済界が期待を寄せ始めた。



世界はとうに博士が産業革新をけん引する時代に移っている
山口栄一・京都大名誉教授らによると!〜
米国では革新的なベンチャーを政府が支援するSBIR制度で、
     対象企業の代表者の74%が博士号を持つ!・・・



経営共創基盤の冨山和彦グループ会長は!〜、
米国の大学院について『今は存在しない仮説を立て、検証して一般的通用性を証明す
米国でPh・Dを取る迄の知的訓練は破壊的イノベーションそのもの』と強調する。

大学教育が普及し、教育水準が高い――。そんなニッポン像は幻想で、先進国の中では『低学歴国』となりつつある。



文部科学省科学技術・学術政策研究所によると!〜、
日本は人口100万人当たりの博士号取得者数で
          米英独韓4カ国を大きく下回る!・・・
減少は支那も加えた6カ国中、日本だけだ。2007年に276人いた米国での博士号取得者も17年は117人に減少。国別順位は21位だ。

注目度の高い科学論文数の国際順位!〜、
は1990年代前半までの世界3位が2018年は10位に落ちた!・・・
同じ平成の30年間に産業競争力も低落。イノベーションの担い手を育てる仕組みの
弱さが産学の地盤沈下を招いた。

根っこには大学院への評価の低さがある!〜、
どの大学に合格したかが企業の採用基準になる社会では、
      学びは学部に入った時点で終わり!・・・
 研究を志す学生だけが集う大学院の魅力が高まるはずはなかった。
過剰な学歴批判や、学問より社会経験を重視する一種の『反知性主義』も大学院軽視の潮流を加速させた




危機感は広がるりつつある。
中央教育審議会の渡辺光一郎会長(第一生命ホールディングス会長)は!〜、
     私の世代までは学部卒でも何とか堪えられた!・・・
これからは違う、大学も企業も変わり、仕事と学びの好循環を実現すべきだ!と
語る。その芽はある。
 早稲田大を幹事校とする国公私立の13大学が18年に始めた「パワー・エネルギー・プロフェッショナル育成プログラム」。大学に限らず、企業などで脱炭素を含むエネルギー分野の革新に貢献できる博士を育てる。

      電力・エネルギー分野の博士人材を育てる早稲田大などのプログラム

各大学の学部からの進学者に加え、大手商社や電力会社の社員も参加。
企業実習やビジネスアイデアを練る演習を通じて磨き合う。
統括する林泰弘早大教授は『交渉力やマネジメント力も備えた世界で戦える
博士を輩出したい』と意気込む。




文系の大学院も!〜、
教授の後継者を育てる場から脱皮する必要がある!・・・

関西学院大の村田治学長は!〜、
『学問で身につく大局観や学び続ける習慣、科学的に人を説得する
   技術は経営者になる訓練として有効だ』と指摘!・・・
         教員の意識改革を求める。


✺  最大の課題は!〜、
潮流を変える強力な分流堤が見えない事である!・・・

✺  文科省は義務教育の管理官庁の性格が強く!〜、
  高等教育政策の司令塔としての存在感は薄い!・・・

✺  多くの企業も!〜、
    院卒採用のノウハウがなく
      大胆な一歩を踏み出せずにいる!・・・

✺  『政/ 官/ 財』が!〜、
    連携してビジョンを描き、
     実行せずば危機は脱せない!・・・

教育制度の劣化が叫ばれてから久しいが!〜、
      一向に改善が見られない!・・・
これが現今の人材枯渇に繋がっているのは一目瞭然!といえる。

 抜根的な改革がなければ!〜
人材枯渇で人材立国の名をほしいままにした日本の国体は、
     沈むばかりとなるは必至となる!・・・

この日本の将来に不吉な暗雲で包んでいる潮流(博士号取得者の激減)の流れを変えて、かつて輝いていた日本の人材育成を原点回帰で、嘗て眩いばかり輝を取り戻すには民間企業や一部の大学で不可能!と言わざるを得ない。
 そもそも、博士号ばかりではなく、現在の産業構造では、そのニーズに合った資質を学徒に身に着けさせるのには、強力な政府の後押しがなければ無理である。

そもそも、現在の人材枯渇はの最大の原因は!〜、
      財務省、文科省の閣僚や高級官僚の劣化である!・・・
歴代政権が国家的な視野を持たず、愛国心!、国益!、国の尊厳!、威信!、などなどが視野になく、我欲(利権)に身を任せ行政を牛耳って来たのが、現在の惨状を齎した!と断言できるでしょう。

日本人の学徒より外国人留学生を優先させ!〜、
    世界に例を見ない数々の処遇!・・・
国費留学生の授業料はほぼ無料。修士課程、博士課程、 大学院の外国人留学生には、月額15万円~15万3000円が支給され、教員研修留学生にも月額15万2000円が支給されている。
 また、学部学生、高等専門学校留学生、専修学校留学生には月額13万3000円、日本語学校生徒にまで月額12万5000円が支給されている。更には、渡航飛行機代(往復)まで出しているという。外国人の学費、生活費、飛行機代、語学習得費まで、日本の税金で賄われている。

これ程までに、巨額な支援金を!〜、
 財務省はメスを入れ事なく承認する!・・・
さらに、文科省の高級官僚の体たらく、前川喜平の様な腐った人物が長いこと省を牛耳り、日本の教育界を劣化させた。

結局は、現今の日本直面している国難とも言える人材枯渇危機は人為的(意図的?)に財務省、文科省の腐敗が齎した!と断言しても、決して過言ではないでしょう!。


参考文献:
■【「低学歴国」ニッポン 革新先導へ博士生かせ】: