昨年12月、ユーチューバーのラファエル(1月16日現在の登録者数180万人=以下同)が次のように発言して話題となった。
「ユーチューバーというYouTubeで収益を上げて稼ぐというビジネスモデルは、いずれ終わると思っています。
広告収入は10分の1ぐらいになっています。
ほとんどのユーチューバーが、そうだと思います」 1月4日には、ぷろたん(同209万人)が「先月の収益が1/5に減って気が狂いそうなので特大唐揚げに自家製タルタルソースぶっかけて食べる」との動画を公開した。
担当記者が言う。 「ぷろたんさんは、昨年12月の広告収入が過去最低の“3桁”となり、従来の5分の1まで落ち込んだと明かしました。
直接の原因は広告の付け忘れだったそうですが、ユーチューバーの誰もが広告収入の減少に直面していると指摘し、ユーチューブ全体がオワコンになっているとの認識を示しました」
1月7日には、シバター(同122万人)がラファエルの発言を受け、自身のチャンネルで収益を明かした。
「ドル建ての広告収入を日本円に換算すると、2021年は『3000万円いかないくらい』でしたが、22年は『1500~1600万ぐらい』とのことで、再生数も収入も約4割減になったと明らかにしたのです」(同・記者)
宮迫も苦戦
シバターは写真週刊誌FLASHの取材に応じ、広告収入が激減した背景について以下のような考えを示した。
宮迫も苦戦
シバターは写真週刊誌FLASHの取材に応じ、広告収入が激減した背景について以下のような考えを示した。
《芸能人が軒並み参入したことが大きいです。
わたしはもう9年めなんですけど、長年ユーチューバーをやってきた人たちが、どんどん廃業しているんです》(註1) だが、芸能人がユーチューバーとしても成功し、従来のユーチューバーを駆逐しているかといえば、そんなことはない。
東スポWEBは1月3日、「宮迫博之 再生回数減で『実業家専念』勧める声」との記事を配信した。
「宮迫博之さん(52)が2020年にユーチューバーへ転進した時は、非常に注目されました。当時は1本の動画が数百万再生を記録することも多かったのですが、最近は数万台も珍しくありません。
一方、宮迫さんが経営する『焼肉 牛宮城』が成功を収めていることから、東スポWEBは『ユーチューバーを辞め、実業家に専念すべきかもしれない』と指摘しました」(同・記者) 一時期、お笑い芸人のユーチューバー挑戦が話題になった。
だが、大半の芸人が宮迫と同じように苦戦している。
コメントが躍動している!・・・
以前はそうした条件は全くなく、小銭程度でも収入が入っていた。つまり、Google自体も、世界的に広告収入が厳しいと認めたことだろう。 個人的には、こうした条件は撤廃し、多くの人が多少でも収益を得るような、本来のシステムに戻すべきだが、それすらも難しくなった。やがてはその収益条件すらハードルが上がり、有名なYouTuberが高収益を上げることも、過去の話となるだろう。
■ 職業のライフサイクルがどんどん短くなっている、
その象徴のような話ですね。ユーチューバーに限らず、デジタル化、グローバル化の進む世界で稼ぐのは大変です。
その変わりようは加速しているようにも感じました。生涯安全に見える公務員志望者が増えるのも分かります。
もっとも公務員だから安心とも言えなくなるでしょうね。
■ どんなビジネスでも、発生し、流行し、競争がはじまり、淘汰され、そしてその中から新しいビジネスモデルが産まれ、それが次のスタンダード になる。
それの繰り返し。自然の流れといえると思う。¥ それはさておき、子供から大人まで、ネットメディアは生活から絶対 切り離せないものになてしまった。一日中スマホを見ている。 その身体への影響を軽減する研究が発達してほしい。
■ 誰でも動画を投稿できて、誰でも有名になれる要素がある。
画質も綺麗だし。でもその分、表面的な薄っぺらさが表出し、溢れ返り、驚きや感動がなくなった。
便利な世の中になるにつれ、人間がどんどん機械化、ロボットのようになっていってるように思える。
個性が消失し、みんな同じように見えてしまう。 不便であっても、まだ人と人が直接触れ合い、他人を信用できた時代のほうが、遥かに楽しかった。
■ それでも先駆者たちは十分稼いだし勝ち逃げできるよ。
無駄遣いしていなければね。シバターやラファエルレベルだって、年収が億超えだったんだから。そんなの普通はプロ野球選手の1軍上位とかベテラン芸能人とか、ヒット曲を作詞作曲したアーティストとかでなければ稼げない額。
それを2010年代に複数年稼いできたのだから。落ちてきたという今でも年収2000万とかあるというのだから、まともなら、もう貯蓄も2~3億円はあるだろうし、堅実に生きれば困らない。
後追いで、ここ2~3年で始めた人が稼げない内に廃業となってしまうのだろう。youtuberが廃業したら、その先は普通に就職しないといけないとしたら、いろいろ難しいだろうね。
■ 広告ビジネスは時代にそったメディア媒体に移行するのは当たり前の流れしかも大前提は公平、法の元の安全性、信ぴょう性の担保が前提 YouTubeは後者は最悪。
■ 10分ほどの動画に挟まれる広告を飛ばす作業がわずらわしい。
かといって30分見続けるのもしんどい。
マイクラの長時間の配信動画を流しながら家事をするってのが今かな。挟まれる広告も短いからすぐ本編に切り替わるし。
10秒ほどの広告ならみてもいいかなとも思うし。広告こそ内容ではなくショートでいかに伝えられるかを考えた方がいい。
そもそもSNSは民間が運営するプラットフォームなのでセキュリティや使いやすさは良いが、公に求められる全ての人へ清廉潔白は不可能だし求めていない テレビは腐っても電波法など許認可があるがSNSは無い。 SNSの広告ビジネスは限界があるし、そもそも適していない。Twitterが定額料金を考えるのは同じ理由だと思う。
このコメントは秀逸ですあり、…正鵠を射ていますね!。
大方のYouTuberが配信する動画のあまりにもの歪曲(殆どが事実に基づかず)には辟易して仕舞います。
特にウクライナ紛争は嘘だらけで、観る気になれません。
日本人の判断力、視点が大幅に向上したのが原因かもしれません。
何れにしても良い傾向です。