2024年9月17日火曜日

ロンドン、ロシア全域への英国供与の巡航ミサイル攻撃を承認:欧州が火の海となる危険を孕む‼…


ストームシャドウミサイルとストームシャドウを
   装備したウクライナ空軍のSu-24M


英国メディア『ガーディアン』が政府筋を
 引用して9月11日に報じたところによると!〜、
英国はロシア領土への攻撃にストームシャドー
巡航ミサイルの使用を承認した!・・・



米国のアントニー・ブリンケン国務長官とともにウクライナを訪問した英国のデイビッド・ラミー外相は、9月8日に初めて報じられたロシアへのイラン弾道ミサイルの引き渡しを『重大かつ危険なエスカレーション』として挙げ、ロンドンとワシントンの考え方に影響を与えた。

ここでエスカレーターとなっているのは、 
 ロシアのプーチン大統領だ
〙、…と説明した。

プーチン大統領はイランからのミサイル輸送をエスカレートさせている。

『我々はロシア、イラン、北朝鮮という新たな軸を目にしている』と彼は述べた。

 報道された決定により、英国はロシアへの長距離ミサイル攻撃を許可する最初の国となり、ロンドン紛争を通じて西側諸国がウクライナへの関与をさらにエスカレートさせてきた長年の傾向と強く一致することになる。

​​ 英国は、西側諸国が製造した主力戦車を提供することを約束した最初の国であり、劣化ウラン弾を提供した最初の国でもあり、また、ヨーロッパ諸国が米国に圧力をかけ、ウクライナへのF-16戦闘機の供給を認めるよう促した。

英国はまた、長距離巡航ミサイルを最初に提供した国でもあり、最初のストームシャドウは2023年5月に供給された。



   ウクライナのSu-24M戦闘機から
 ストームシャドウミサイルが発射された瞬間

       
オラフ・ショルツ首相

2024年2月、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、ウクライナの英国特殊部隊がロシアの標的に対するストームシャドー攻撃の発射を支援する為に重要な支援を提供していることを確認し、… ドイツには同等の部隊がないため、外国の支援なしでは運用できない巡航ミサイルを配備できないことを強調した!・・・

       ブライアン・フェントン:

1965年生まれ(59歳)

米第13代特殊作戦司令官


3か月後、米国特殊作戦軍のブライアン・フェントン司令官は!〜、
ウクライナでの英国地上部隊の作戦について更に詳しく説明!・・・

国防総省は進行中の戦争について『主に英国の特殊作戦パートナーの目を通して学んでいる』と述べ、… 戦域で現代戦への新しいアプローチをテストしていると述べた。

米国も何れは英国同様に、ウクライナのロシア全域に亘っての長距離ミサイル攻撃を承認する意図が透けて見える発言ですね!。

ストームシャドー巡航ミサイルの使用には!〜、
   NATOの衛星ネットワークから
      提供される標的データも必要となる!・・・
このネットワークにアクセスできず、英国人要員がウクライナに大勢駐在していなければ、ミサイルの使用は不可能であり、ロシアに対するいかなる攻撃も、ウクライナ単独ではなく英国とウクライナによって開始されたとみなされる可能性がある。

        ウクライナ空軍F-16

2024年5月6日、ストームシャドウ攻撃の拡大が検討される中、…
ロシア外務省は英国の標的を直接攻撃することで報復すると脅し、次のように述べた。
              ⬇︎⬇︎⬇︎
キエフが英国の兵器を使用してロシア連邦を攻撃したことに対する
 報復として、英国およびウクライナ国外の軍事標的への攻撃が
       行われる可能性がある〙、…

ウクライナ軍のロシア西部州・クルクスの越境攻撃には西側諸国が多数直接的な役割を果たしており、… その多くは極めて機密性の高いものであるにも拘らず、…NATO加盟国の標的(クルクス〙への攻撃でロシアが比例的に対応しなかった事は、エスカレーション管理の完全な失敗と看做されている。

随分と逝かれた西側陣営の分析ですね!。まるで、米、NATOはロシアの迅速、強烈な報復を期待しいたようです。勿論ロシアがNATO諸国を攻撃し、それを理由に全面的な宣戦布告をする積りだったのでしょう。プーチン大統領は老獪、強靭な政治家であり、西側の腹の底は見透かしています。簡単に西側陣営の挑発には乗りません!。西側陣営の指導者とは器の大きさが違い過ぎます。

英国は、米国および他の欧州諸国に追随し、ロシア全土の標的に対する長距離ミサイルの使用を許可すると予想される。

実際、デンマークとオランダはともに、ウクライナに供給されたF-16戦闘機は国際的に認められたロシア領土の標的を攻撃するために使用できると述べている。ただし、冷戦時代の老朽化したジェット機によるこのような攻撃は、英国のストームシャドウ、フランスのSCALP、米国のAGM-158 JASSMなどの長距離巡航ミサイルの統合なしには実現不可能である。

ストームシャドウとSCALPミサイルはすでにウクライナのソ連製戦闘機に搭載されているが、米国がJASSMミサイルを提供する可能性はジョー・バイデン大統領によって8月中旬に示唆された。
予想されるJASSMミサイルの配備に先立ち、米国はロシア全土の標的に対するATACMS弾道ミサイルの使用も許可するとみられており、…これは米国当局が報復の大きなリスクを伴うと広く認めている戦争努力にとって、形勢を一変させる可能性がある。

英国がロシア奥地へのストームシャドウ攻撃を容認したことの最も重要な結果は、ウクライナの新しいF-16編隊へのJASSMミサイルの大規模な配備に先立ち、米国が同様のゴーサインを出す前例を作ることかも知れない。

                                          


世界大戦への火種が燃え盛って!〜、
 きな臭い硝煙が燻り始めて来たようです!・・・
米欧は何が何でもロシアを挑発し、大戦に誘い込もうとしている。
何故、これほどまでにウクライナに拘り続けるのか?
人の命は羽毛の如きで、人々が何人犠牲になろうが己等の我欲が満足されればそれで良いのでしょう。

何れにしても、どちらが勝とうが、世界は未曾有の傷を負うでしょう。
それすら、考えられない西側陣営の首脳たちは、既に『悪魔の使徒』に成り果てている!と言えよう。


参考文献:

■【London Approves British-Ukrainian Cruise Missile Attacks Across Russia: West Moves to Escalate Deeper Strikes

https://militarywatchmagazine.com/article/london-cruise-missile-escalate-strikes