朴裕河教授『帝国の慰安婦』は一部表現を削除しなければ出版禁止 ソウル東部地裁 聯合ニュース報じる
旧日本軍の元従軍慰安婦の韓国人女性9人が、韓国・世宗大の朴裕河教授の著書「帝国の慰安婦」で慰安婦を「売春婦」などと記述され名誉を毀損されたとして同書の出版や広告を禁じるよう求めた仮処分申請で、韓国のソウル東部地裁は17日、訴えの一部を認める決定を出した。聯合ニュースが報じた。
同ニュースによると、地裁は決定で、同書が慰安婦を「軍人の政策遂行を助けた愛国少女」「自発的売春婦」などと表現した部分を削除しなければ、女性らの名誉や人格権が回復困難なほど傷つけられる恐れがあると判断。こうした表現を削除しないまま出版することを禁じた。
地裁は、元慰安婦らは、軍部隊に付属する慰安所に連れて行かれて初めて自分の置かれた状況に気づいたと指摘。抵抗すれば日本軍の暴力や脅迫を受けたとして、慰安婦は売春婦とは「質的に違う」と判断した。(共同)
ZakZak(2015.02.17)
筆者考:
帝国の慰安婦:
植民地支配と記憶の闘い(朝日新聞社出版)
朴 裕河
ISBN:9784022511737
定価:2268円(税込)
発売日:2014年11月7日
四六判上製 336ページ
性奴隷か売春婦か、強制連行か自発的か、異なるイメージで真っ向から対立する慰安婦問題は、解決の糸口が見えないままだ。大日本帝国植民地の女性として帝国軍人を慰安し続けた高齢の元朝鮮人慰安婦たちのために、日韓はいまどうすべきか。元慰安婦たちの証言を丹念に拾い、慰安婦問題で対立する両者の主張の矛盾を突くいっぽう、「帝国」下の女性という普遍的な論点を指摘する。2013年夏に出版された韓国版はメディアや関連団体への厳しい提言が話題になった。本書は著者(『和解のために』で大佛次郎論壇賞受賞)が日本語で書き下ろした渾身の日本版。
書評:
「朝鮮人慰安婦」が日韓の国際的な紛争として問題化したのは1990年代である。
韓国で元「慰安婦」を支援する団体が生まれ、日本に対する国家賠償を求めた。日本にもこれらの運動を支援して、日本政府の対応を批判する人々が声をあげた。
一方、日韓のこうした動きに応じて、「慰安婦否定派」も声高にその主張を展開した。「朝鮮人慰安婦」は、こうした「政治」と「運動」の中で語られてきた。つまりは、それが「慰安婦問題」だった。
【著者の指摘】:
➤ ❮「慰安婦問題」をこうした「政治」と「運動」の中での語りから解き放つことを試み、『「朝鮮人慰安婦」として声をあげた女性たちの声にひたすら耳を澄ませること』(日本語版への序文)あり、その結果、本書は「慰安婦問題」について「韓国の常識」「世界の常識」に異議申し立てをするものになった❯・・・
筆者寸評:
「朝鮮人慰安婦」として声をあげた女性たちの声にひたすら耳を澄ませること!・・・此れが異議申立てになったは、恐れ入った理屈です。全く慰安婦問題に付いて居『韓国の常識」&『世界の常識」への異議申立てにはなってはおず、慰安婦たちの声にひたすら耳を
傾けろ!、詰まり嘘を真実と認めろ!と強要しているに過ぎない!。
➤ ❮中国をはじめアジア各地に膨大な数の兵隊を送り、「慰安婦」を必要とした日本軍がその募集や移動に関与したことは今日明らかである。しかし、著者は「日本軍に強制的に連行され、性奴隷とされた20万人の少女たち」という、韓国でそして世界で語られる「慰安婦問題」の理解が、「政治」や「運動」の中で形作られた〈公的な記憶〉である❯・・・
筆者寸評!:
『韓国でそして世界で語られる「慰安婦問題」の理解が、「政治」や「運動」の中で形作られた〈公的な記憶〉である』・・・理解が公的な記録とは、驚きで言葉がありません。
公的な記録とは主観を交えずに、真実のみを記録する事です。
➤ ❮「慰安婦」の多くは、朝鮮の貧しい女性たちだった。彼女たちを戦場に連れていったのは、主に朝鮮人や日本人の業者だった。そこには経済的利益を求める「資本」の論理があった。ときに誘拐や挺身隊と偽っただましなどもあったが、女性たちを犠牲にした家父長制の構造とともに、植民地朝鮮における、こうした経済的利益を求め、ときに悪辣な手段を弄した「介在者」の存在は、「慰安婦」をめぐる〈公的な記憶〉から消されてしまった❯・・・
➤ ❮公的な記憶の形成に、韓国の中心的な元慰安婦の支援組織である挺身隊問題対策協議会(挺対協)の運動が果たした大きな役割をはたしたが、挺対協だけの「功績」ではなく、挺対協と同じ認識を持つ韓国国民とメディアの支えによって、その運動は大きな力となったのである❯⇒⇒⇒❮そこには、「完璧な被害者」として「道徳的な優位性」を保持したいというナショナルな欲望があった❯・・・
筆者寸評!:
結局は真実はナショナリズムに打ち消された事になる。
❮「大日本帝国」は、1910年(実質的には1905年)、朝鮮を植民地とした。「帝国」に組み入れられた植民地・朝鮮の人々は「国民」として「帝国」の総力戦に動員された❯⇒⇒⇒❮「慰安婦」たちもそうした「国民」だった。兵士が「帝国」に動員され、「命」を提供する存在だったとしたら、「慰安婦」は「性」を提供する立場にあった。戦地の慰安所における兵士たちと「慰安婦」たちとの間は、一方が他方を抑圧する関係ではなかった❯・・・
筆者寸評!:
❝朝鮮が大日本帝国に植民地化された!❞と言っている時点でこの著書は一読に値しない。
植民地なら朝鮮人は国民ではなかった事になる。論理破綻をしている。
➤ ❮「帝国」の総動員体制の被害者同士として、戦地で「慰安婦」と兵士たちは、さまざまな関係を結ぶことができた。兵士たちにとって、ときに「朝鮮人慰安婦」は「日本」を代替して彼らをまさに「慰安」してくれる存在だった❯・・・❮『公的な記憶』はこれらをノイズとして消去してしまった❯・・・
筆者寸評!:
真実をノイズに例えて、此れを己等の主張に都合が悪いので公的記録(真実)を消去しする!、・・・此れでは日本国と南北朝鮮と永劫に平行線辿り、理解はし合う事は絶対に不可能である。
著者は「慰安婦」が登場するいくつかの文学作品(そこには、「政治の言葉」「運動の言葉」によって歪まされていない「慰安婦」の姿がある)を参照して、そのノイズを聞き取るべく耳を傾け、「慰安婦」をめぐる多様な語りを提示する。文学研究者ならではの着目といっていい
➤ ❮ことの発端は「大日本帝国」による朝鮮の植民地化にある。「慰安婦」たちが強いられたすべての苦痛の根源がここにある❯・・・❮この点での著者に認識にはくもりはない。「慰安婦は公娼制度があった時代の戦地の売春婦」として「慰安婦問題」そのもの存在を否定する立場にはない。「慰安婦問題」に関して、まっとうな「謝罪意識」を持った日本人の広汎な存在にも言及する。「アジア女性基金」による「償い金」の支払いは、そうした人々に支えられたものでもあった❯・・・
筆者寸評!:
「謝罪意識」を持った日本人の広汎な存在!・・・此れは疑問です。
ごく最近まで、日本国民は歴代政権や粗大マスゴミに依って慰安婦問題の真実は隠蔽されていた事で、正常な判断は下だせなかった。謂わば誘導された謝罪意識です。
アジア女性基金」による「償い金」の支払いは、・・極々一部の人間で殆どの国民に周知はされてはいなかった。故に謝罪意識を持った日本人は広範囲に亘るは誤りです。
『慰安婦達の苦痛の根源は大日本帝国の朝鮮の植民地化!』・・・結局は併合を植民地化と主張して、悪は日本側で決着を付けたいのでしょう。
➤ ❮「慰安婦問題」が浮上してすでに20年余り。この間、さまざまな事実が明らかになった。「強制連行」があったのか、なかったか。拉致された少女たちだったのか、自発的な「売春婦」だったのか?❯⇒⇒⇒❮こうした論争はもう重要ではないのだと著者はいう。「帝国」によって「性」を商品化された元「慰安婦」たちを、いま・ここで、どう慰安するのかが日韓両国の政府と国民に問われているのである❯・・・
筆者寸評!:
強制連行、自発的な売春婦だったのか?・・・この論争は重要ではない!。
ならば、米国の彼方此方で慰安婦像、石碑に刻まれている20万に朝鮮の婦女子が強制連行さ性奴隷に貶められた如何にする!。
これは日本国にとっては重要であり、どうでもよい事では有りません!。
「慰安婦は公娼制度があった時代の戦地の売春婦」として「慰安婦問題」そのもの存在を否定する立場にはない』と言いながら、「帝国の慰安婦」の著者の朴 裕河 は、・・・『慰安婦たちをどう慰安するかかが日本と南朝鮮政府と国民に問われている』と手前味噌的な主張をしている。詰まり“日本国は謝罪と賠償をしろ!”と言っているに等しい。
朴裕河教授『帝国の慰安婦』は一部表現を削除しなければ出版禁止 ソウル東部地裁!・・・
『帝国の慰安婦』は朝日新聞が出版したもので、此れを兄貴の南朝鮮がお目玉を食らわしたことになる!・・・
他国の出版物を出版禁止を命ずるソウル東部地裁は気が狂っている!・・・それとも、日本国は南朝鮮侵略されて植民地だと思っているのか!・・・
著書の中の記述!、『慰安婦は公娼制度があった時代の戦地の売春婦』や『自発的な「売春婦」だったのか?』で慰安婦の南朝鮮女性9人が、韓国・世宗大の朴裕河教授の著書「帝国の慰安婦」で名誉を毀損されたとして同書の出版や広告を禁じるよう求めた仮処分申請に対してソウル東部地裁は全面的に元慰安婦たちの求めに応じたが、・・・呆れるばかりの無知蒙昧の輩である。
元慰安婦たちの主張が正しいのなら、・・・公開されている米軍の公文書:
米国戦争情報局:
米陸軍部隊所属・心理作戦班
インド-ビルマ戦域 APO 689(インドアッサム州のレド)
日本人戦争捕虜尋問 レポート第 49 号。
尋問の場所 : レド
尋問日付 : 8 月20日 ~9 月10日 1944
報告書の日付 : 1944 年 10 月 1 日
報告書作成者: T Alex Yorichi(アレックス・ヨリチ)
囚人 : 朝鮮人慰安婦 20名
捕囚日付 : 1944 年 8 月 10 日
到着日 : 1944 年 8 月 15 日
此の報告書の中に記されている!・・・
“慰安婦”は日本軍を追従して日本兵の為に成る売春婦または『プロフェッショナル・キャンプ・フォローア(野営追軍プロ)』以外の何者でなく、・・・慰安婦の言葉は日本人独特のものである。
此の内容に対して名誉毀損で米国を訴えて、内容を削除させるべきである!・・・。
参考記事:
[書評]『帝国の慰安婦』
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