2025年4月8日火曜日

京都を訪れた富裕層家族は『家のあるもの』に興味津々!…

コロナ禍が収束し海外から日本を!〜、
  訪れる観光客が増加している!・・・
日本は、富裕層にとっても人気の旅先の一つ。海外の富裕層は、何に魅力を感じて日本を選んでいるのか?。富裕層が今日本に来たがる理由とは。


◼︎ 海外の富裕層が日本で感動した意外な光景とは?:

 コロナ禍を経て、日本への入国制限が撤廃されてから2年。
日本政府観光局(JNTO)によると!〜、
2025年2月の訪日外国人旅行者数は、前年比16.9%増の325万8100人に上った!・・・
こんな話をすると❝そりゃ円安だからね!という声が聞こえてきそうだが、内実実はそんなに容易いいものではない。
誰もが知るグローバル企業のトップやハリウッド関係者、国を代表する富豪一家のメンバーといった超富裕層は、… 例え今真逆の円高だったとしても、とるに足らないのは容易に想像がつくし、その気になれば世界中の何処へでも簡単に足を向ける。

そんな超富裕層が今、名だたる世界各国の観光地を差し置いて日本を選ぶ。そして『やっと来られて嬉しい!』、『友人や親戚も、皆が来たがっている!』と口々に話す。その理由を考えた時、人の温かさ、懐かしい光景、そして秩序だった安全な社会という3つの要素が絡んでいる事は容易に考えられる。

◼︎ 京都を訪れた富裕層家族は
     『家のあるもの』に興味津々:

富裕層の旅行客が京都に訪れ
お茶や金継ぎ、陶芸などの行事に同席し、 終了後、家屋もも見学させて貰うと、…そこで、最も興味を示したのは、趣のある日本園でも、歴史を感じさせる茶室でもなく居間の片隅に控えめに鎮座していた仏壇だった。
中でも、年季の入った過去帳(故人の名前や命日が記載されている蛇腹式の手帖)に釘付けで、明らかに体験したア行事以上の前のめり具合だったそうである。

富裕層の旅行家族は宗教的にはがキリスト教かユダヤ教で多かった。
ユダヤ教徒は民族間の共同体を大切にし、… 何よりも富裕層は家族や親族の絆が深い。
 仏教徒でありながら八百万の神を敬うという日本人の宗教観は驚きの対象ではあり、… 先祖を祀り、仏壇という目に見える形で継承する日本人の感性に、温かみと親近感を覚えるようです。
 加えて家という日常の場に、先祖代々の名前が書かれた、古くて曰くいありげなノートが、さも当然のように保管されている。
そんな『日常の中の非日常』が心に響いたかも知れません。
手書きの毛筆や、その墨の掠れ具合が物質文明にどっぷりと浸っているZ世代にとっては視覚的にも…心惹かれる側面もあるのでしょう。



◼︎ 物質文化はもはや娯楽、日本は郷愁を感じる場所に:

仏壇の挿話に限らず、富裕層の旅行者は日本の日常生活を、日本人と全く異なる角度と解像度で見ている事が感じられる。
 買い物の情景を思い浮かべてみると、… 昨今、日本でも現金以外の決済の選択肢が増えてきているが、『CASH ONLY』を掲げる店もまだまだ多い。一方、欧米の先進国では貨幣の廃止論が上がっている国もあるほど、現金を使う機会はほぼ皆無に近い。

その為に店の店員がお釣りを丁寧に数え、一円の間違いもないよう几帳面に確認しながら手渡しする様は、崇高な儀式のようにも、演出的にも感じられるのでしょう。同時に、少し前まで現金を使っていた世代にとっては、懐かしさを誘うのも事実。
 勿論これは、彼らが日本の現金主義を喜ばしく思っているということでは決してない。インバウンド客を呼び込みたいならキャッシュレスが必須条件であることは間違いない。
何事も素早さを最重要視するので、選択肢がある場合は迷わずクレジットカードのタッチ決済一択となる。

然し、どんな品物も欲しいとなったら迷いな手に入れる富裕層にとって、紙幣や硬貨を自ら手にして買い物をするという行為は、… 母国での生活においては忘れられがちなお金の有り難みを実感させてくれる、思いもよらぬ副産物も生み出している

少し前まで訪日観光客にとって日本は最新のテクノロジーを享受する場でもあったのが、その立場は逆転。昭和ブームが海外旅行者にまで広がっている事にも共通するのがあり、… 良くも悪くもそのレトロさやアナログさが、今の日本の魅力にもなっている。
因みに硬貨で最も人気があるのは、真ん中に穴が空いた5円玉と50円玉。海外土産に困ったらぜひ!。

◼︎ 百貨店での感動ポイントとは?
       包装が神道の学びとなる:

百貨店や商店街でしばしば見られる包装にも!〜、
     富裕層が感動するポイントが隠されてる!・・・
まず、あの箱や商品に四隅をピッタリと添わせて、指先を使って手早く折り目をつける技術はもはや芸術!との呼び声が高いす。
確かに、思い返せば海外では買ったモノを、時に乱雑に袋に入れて終わりというパターンが多い。
然し心に残るのは、包装技術¥の素晴らしさだけではない。

海外の有名ファッションデザイナーの妻で、自身もプロダクトデザインに携わる女性は!…、《全ての動作にIntention(意図)があって、Pride(プライド)をもって扱ってくれる。だから日本にはBeauty(美)が溢れている》、… 感慨深いと話していた。
改めて考えるとこれは、茶道や生花などの伝統文化にもピッタリと当て嵌まるす。

場合に、全てのものに神が宿るという神道の根本的な考え方を説明すると、、有難いけれど謎だった日本人の丁寧さについて点と点が繋がる。『私の国にも神道が必要』と口にした外国人は、実は一人や二人ではなかった。

◼︎ 保育園児が秩序の指標!?
    ❝治安の良さ❞を感じる意外な場面:

欧米では小学生以下の子どもの学校への登下校などには家族の同伴が必須です。それゆえ、日本で公共のバスや電車に子どもたちが自分たちだけで乗り降りする姿を目にすると心底驚くとともに、…
日本がいかに安全か身をもって実感するのでしょう。


保育園児や幼稚園児がおとなしくカートに乗せられて散歩するという、日本人にはお馴染みであろうあの光景も大人気!…

《日本の子どもは世界一可愛い》は外国人旅行客がよく口にする言葉。、彼らが魅力を感じる背景には、子どもたちが幼い頃から秩序正しく、ルールを守って行動しているモラルの高さがあると言えるのかも知れません。

薬局などの商店が表に商品を陳列する様子も、驚嘆の的となっている。何故なら米国などの都市部では万引きや窃盗が日常化していて、屋外に商品を出すことは、まずあり得ないから。

軒先に観葉植物や盆栽などを並べる民家も同様で、…
《パリだったら一晩のうちに全部なくなる》と、フランス人政治ジャーナリストは言っていた。
物騒な事件が増えている昨今ですが、こういった光景が日常的に見られる日本は、彼らにとってまさに理想郷なのでしょう。


参考文献:

■【「なぜこんなものが…」海外の富裕層が日本で欲しがる「10円以下のお土産」とは?】:

https://diamond.jp/articles/-/362391?utm_campaign=20250408&utm_medium=

email&utm_source=daily_dol


                                           

参考文献の執筆者:

海外の超富裕層が日本旅行で、日本文化に畏敬の念を抱くのは当然かも知れません。
何せ、仏壇などは世界広しと言えど、日本独特なものであり、特別な感慨を持ち接するのは当然ですね!。

廉価なお土産として、日本のコイン、それも穴の空いた5円、50円硬貨をこのむとは、矢張り成金と異なる感性を有しているようです。


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