高性能な家ほど危ない…酷暑で壁の中に広がる『見えないカビ』の正体とは!・・・
久しぶりに動かしたエアコンから漂う臭い!・・・
浴室の目地に浮かんだ黒ずみ!・・・
夏が来るたびに繰り返される、見慣れた光景である!・・・
カビの繁殖が活発になるのは気温20~30℃、相対湿度80%以上の環境とされ、…梅雨から夏にかけてはその条件がもっともそろいやすい。
私たちさくら事務所のもとにも!〜、
夏場から秋口にかけてカビに関する相談が集中する!・・・
ただ近年、これまでとは様子の違う相談が増えてきた!・・・
ただ近年、これまでとは様子の違う相談が増えてきた!・・・
夏場に壁の中で結露が起き、そこにカビが生えているというケースである。
単なる掃除の問題にとどまらず、住宅の耐久性にも影響しかねない。
両者の違いを見る前に!〜、
両者の違いを見る前に!〜、
まず従来の『室内のカビ』の性質を振り返っておきたい!・・・
これまで寄せられた相談の多くは!〜、
室内の“空気が滞る”場所で生じている!・・・
逃げ場を失った湿気が留まり続ければ!〜、
結露の有無に拘らずカビは発生してしまう!・・・
ただ、原因が室内の空気にある以上!〜、
対処もまた室内で完結する!・・・
大がかりな改修を伴わず、住まい方の工夫で十分に抑え込めると考えられる。
打てる手は主に次の3点である。
(1)給気口を開け、定期的に掃除する:
24時間換気の給気口は原則として開けておき、ほこりが溜まったら掃除を心がける。塞いだままでは、換気扇を回しても設計どおりに空気が入れ替わりにくくなるためだ。
(2)家具に、数センチの隙間をつくる:
家具を壁に密着させると、湿気やカビの栄養源となるほこりなどが溜まりやすく、カビが好む環境になりやすい。壁から数センチ離すことで湿気がこもりにくく、ほこりなどの掃除がしやすくなる。
(3)エアコンや除湿機で、室内の湿度を下げる:
換気だけで湿度が下がりにくい時期は、除湿機やエアコンの除湿機能で室内の湿度そのものを下げる。空気の動きにくい収納は、扉を開けて風を通しながら除湿するとよい。
これらはいずれも!〜、
(1)給気口を開け、定期的に掃除する:
24時間換気の給気口は原則として開けておき、ほこりが溜まったら掃除を心がける。塞いだままでは、換気扇を回しても設計どおりに空気が入れ替わりにくくなるためだ。
(2)家具に、数センチの隙間をつくる:
家具を壁に密着させると、湿気やカビの栄養源となるほこりなどが溜まりやすく、カビが好む環境になりやすい。壁から数センチ離すことで湿気がこもりにくく、ほこりなどの掃除がしやすくなる。
(3)エアコンや除湿機で、室内の湿度を下げる:
換気だけで湿度が下がりにくい時期は、除湿機やエアコンの除湿機能で室内の湿度そのものを下げる。空気の動きにくい収納は、扉を開けて風を通しながら除湿するとよい。
これらはいずれも!〜、
住み手の判断だけで今日から実行できる!・・・
ポイントは空気を動かすこと、湿度をコントロールすることだ。これらを実践することで、カビの繁殖を大きく減らすことができるだろう。
従来の対策では防げない
『壁の内部』にカビが発生する原因:
処が近年、こうした対策をしっかり講じているにも拘らず!〜、
解決しない相談が増えている!・・・
家具は適切に離しており、給気口も開けており、築年数も浅い。それにもかかわらず、外壁側の『壁の内部』でカビが発生しているケースだ。その原因となっているのが、夏型結露(逆転結露)という現象である。
まずは、一般的な冬の結露を思い浮かべて欲しい。
まずは、一般的な冬の結露を思い浮かべて欲しい。
暖房で暖まった室内の空気が冷えた窓ガラスに触れ!〜、
室内側に水滴ができる現象!・・・
一方、夏型結露ではこの関係が文字通り逆転する。
屋外が高温多湿で室内が冷房で冷やされているため、壁の中にたまった湿気が、…冷えた室内側の面で結露してしまうのだ。
木造住宅の場合、壁の構造そのものがこの現象に関わってくる。
木造住宅の外壁は!〜、
木造住宅の場合、壁の構造そのものがこの現象に関わってくる。
木造住宅の外壁は!〜、
屋外側から外装材、通気層、透湿防水シート、構造用面材(合板など)、
断熱材、防湿シート、石膏ボードといった層で構成される!・・・
夏場の高温多湿の外気が壁の内部に浸入したり、工事中の雨や、外装材の塗膜・
シーリングの劣化によって通気層に浸入した雨水が壁内部の木材を湿らせ、それが日射で暖められて壁の中へ放湿されることがある。
然し室内側には、冬の結露を防ぐための『防湿シート』が張られている為、…
然し室内側には、冬の結露を防ぐための『防湿シート』が張られている為、…
冬には室内からの湿気を防ぐこのシートが、夏には屋外から侵入した湿気を壁の中に閉じ込める役割を果たしてしまう。行き場を失った湿気は、冷房で冷やされた面で結露を起こすことがある。
この現象の最も厄介な点は、『目に見えない場所』で進行する事である。
この現象の最も厄介な点は、『目に見えない場所』で進行する事である。
給気口を開けても、家具の配置を工夫しても、動かせるのはあくまで室内の空気であり、壁の内部にまで風は届かない。住み手が異変に気づいた時には、す既にカビが広がり、断熱性能の低下や木材の傷みを招くおそれがある。
高性能な住宅での夏型結露が目立つワケ:
振り返れば、住宅の内部結露は断熱材が普及し始めた1970年代以降、まず「冬型」が大きな課題となった。室内の湿気が壁の中に入り込み、冷えた屋外側で結露する現象である。この冬型に対しては、防湿シートを用いる対策が長い年月をかけて標準化されてきた。
一方で新たな課題として浮上してきたのが「夏型」結露の存在だ。住宅の高気密化と冷房利用の普及が進むにつれ、屋外の湿気と冷えた室内との間で、壁の中に結露が生じやすい環境が生まれていったためだ。冬型への備えには十分なノウハウの蓄積がある一方で、夏型への対応はまだその途上にあるとも言えるだろう。
設計・工事・入居後の3段階で防ぐ
適切な仕様選定と住まい手の湿度管理:
適切な仕様選定と住まい手の湿度管理:
これから住宅を建てる方、あるいは大規模な改修を予定している方は、以下のポイントを意識しておきたい。
(1)【設計段階】夏型結露を想定した建材が検討されているか:
設計担当者やハウスメーカーの担当者に、夏型結露への対策が講じられているかを確認しておこう。例えば、壁内の湿度に応じて湿気を逃がす「可変透湿気密シート」などの選択肢がある。こうした仕様が配慮されているかを事前に確認しておくことも、将来的なリスク軽減につながる。ただし、シートの選定だけで解決する問題ではない。通気層が機能していること、外装の防水が健全であることが前提となる点は押さえておきたい。
(2)【工事段階】雨に濡れた木材が十分に乾燥しているか:
工事中の大雨で床や柱が濡れること自体は珍しくないが、十分に乾かないまま壁を閉じてしまうと、引き渡し時点で壁内が高湿度になってしまう。工程写真の共有を依頼したり、第三者の点検を活用したりして、乾燥が十分かどうかを確認できるようにしておきたい。壁を閉じたあとで手を入れるとなれば、大がかりな工事になる。建築資材や施工費の上昇が続く昨今、設計・工事の段階で確認しておく意味はいっそう大きい。
(3)【入居後】冷房の運用で壁内の温度差をやわらげる:
勿論、既に建てられた住宅にお住まいのケースでも工夫の余地はある。
(1)【設計段階】夏型結露を想定した建材が検討されているか:
設計担当者やハウスメーカーの担当者に、夏型結露への対策が講じられているかを確認しておこう。例えば、壁内の湿度に応じて湿気を逃がす「可変透湿気密シート」などの選択肢がある。こうした仕様が配慮されているかを事前に確認しておくことも、将来的なリスク軽減につながる。ただし、シートの選定だけで解決する問題ではない。通気層が機能していること、外装の防水が健全であることが前提となる点は押さえておきたい。
(2)【工事段階】雨に濡れた木材が十分に乾燥しているか:
工事中の大雨で床や柱が濡れること自体は珍しくないが、十分に乾かないまま壁を閉じてしまうと、引き渡し時点で壁内が高湿度になってしまう。工程写真の共有を依頼したり、第三者の点検を活用したりして、乾燥が十分かどうかを確認できるようにしておきたい。壁を閉じたあとで手を入れるとなれば、大がかりな工事になる。建築資材や施工費の上昇が続く昨今、設計・工事の段階で確認しておく意味はいっそう大きい。
(3)【入居後】冷房の運用で壁内の温度差をやわらげる:
勿論、既に建てられた住宅にお住まいのケースでも工夫の余地はある。
熱中症の予防を最優先としたうえで、設定温度を下げすぎない、エアコンの風を外壁面に直接当てないといった心がけは、壁の中に生じる温度差をやわらげることにつながる。気になる兆候があるようなら、早めに専門家に相談することをおすすめしたい。
夏場の湿気対策における鍵は!〜、
対策を講じることができる“タイミング”の差にある!…
入居後でも住み手の工夫で対処できる室内カビに対し、壁の内部で生じる夏型結露は、設計や工事の段階で勝負が決まる。壁を閉じたあとでは選択肢が限られるからこそ、事前の対策と計画が欠かせない。
住宅性能の向上と近年の気候変動により、住まいを取り巻く環境は一変した。壁の中で静かに進行する夏型結露は、住宅の進化に合わせて、私たちの湿気に対する意識もアップデートすべき時期が来ていることを示しているのではないだろうか。
住宅性能の向上と近年の気候変動により、住まいを取り巻く環境は一変した。壁の中で静かに進行する夏型結露は、住宅の進化に合わせて、私たちの湿気に対する意識もアップデートすべき時期が来ていることを示しているのではないだろうか。
参考文献:
■【住んでからではもう遅い!?高性能な家ほど危ない…
酷暑で壁の中に広がる「見えないカビ」の正体】:
https://diamond.jp/articles/-/396478utm_source=daily_dol&utm_medium=email&utm_campaign=20260807#goog_rewarded
結露現象が原因で壁や天井にカビが蔓延るのは、これに対処するのは厄介です。
恐らく現状では有効な決め手はない!と思われます。
湿気と言う名の、人間の生活に天敵!であり、これを対峙するのは困難を極めます。
下手すると家を解体して立て直するしか術がありません。
参考文献のタイトルにあるように、『住んでからではもう遅い』
が胸に突き刺さって来ます。
ブログ主は、現在カナダに居住していますが近所の隣人の家がカビが蔓延り、これに対処するのにはお金が掛かりすぎ、ならば!、新しい家を建てて、其処に住んでいます。
カビが蔓延っている家は其の儘で放置していて、自然に朽ち果てるのをまっている!との事です。
農場なので、家が朽ち果てたら、農地にする!と言っています。こんな事は広大な自然と国土があるカナダだから出来る事であり、日本では到底に無理です。
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