民進・岡田克也代表が退路断つ 地元候補落選なら「次期党代表選に出ない」 参院選・三重
ZakZak(2016.06.26)
民進党の岡田克也代表は26日、三重県四日市市の街頭演説で、7月10日投開票の参院選の三重選挙区で野党統一候補が敗れた場合、責任を取って9月に予定する党代表選に出馬しないと明言した。
三重は岡田氏の地元だが、自民党と民進を含む野党統一候補が接戦を演じている。岡田氏は演説で「(野党統一候補)と私は盟友で一蓮托生(いちれんたくしょう)。その候補が落ちるようなら、次の代表選に出ない」と明言。
報道各社が、序盤情勢で与党の優勢を伝えたことにも触れ「報道のようになると、衆参で憲法改正の発議ができるようになる。参院で自民党が単独過半数を得たら、もう公明党の言うことも聞かなくなる。ここは歯止めが必要だ」と危機感をあらわにした。
岡田氏は、与党が英国の欧州連合(EU)離脱決定を受け、与党が経済危機を乗り切るために「安定政権が必要」などと訴えていることについても「だまされないでほしい。もう十分(国会で)安定多数を持っている」などと反論した。