トマトに放射線から守る成分発見
英国とドイツの科学者は、トマトに含まれる物質は、電離放射線の有害な影響から細胞膜を効果的に保護する、ということを発見した。FEBSレターズをもとにウェブサイトN + 1が伝えた。
マンチェスター大学がキールおよびベルリン大とともにリコピンの保護効果を調べた。トマトに赤い色を与えている物質だ。この目的で、ヒトのリンパ細胞にガンマ線の作用を加えた。
結果、特定の条件下で、リコピンが放射線の損傷効果から細胞膜を保護することが分かった。
Ruth Edge(ルース・エッジ):
The University of Manchester
Dalton Nuclear Institute
Experimental Officer & Laboratory Manager
マンチェスター大学
ダルトン核研究所
実験官&実験室マネージャー
研究に参加したルース・エッジ氏によると、リコピンの効果は原子力発電所における事故の際に放射線病の予防に応用することができ、放射線治療の有効性を高めるのにも使えるという。
トマトの良い性質が新たに明らかに
イタリアの研究チームが、トマトエキスは胃のがん細胞の成長と増殖を抑える可能性があると発見。この発見は、胃がん治療の新たな方法開発の助けになるかもしれない。胃がんは世界で最も多いがんの1つ。サイト「Deccan Chronicle.」が報じた
トマトエキスが癌細胞に与える影響を調べたところ、サンマルツァーノ種とコルバリーノ種のトマトのエキスが腫瘍の成長を阻害すると判明。強力な抗がん特性はどうやら、リコピンやトマトの個別のコンポーネントではなく、まるごとのトマトが優しているようだと主張した。
トマトエキスはがん細胞の転移を阻害。さらに、網膜芽細胞腫のタンパク質や細胞周期の特別な抑制剤にも作用。
これは、腫瘍細胞の細胞周期停止およびアポトーシス(プログラムされた死)を生じた。
当ブログでも昨年5月!~、
◼︎【ガンの予防再発に絶大な効果がある、ナッツ類、トマトのエキス!・・・】:
でトマト・エキスの効用を取り上げました。
◼︎【トマトの良い性質が新たに明らかに】はスプートニク日本で数回紹介されているものを焼き直ししただけです。
ブログ管理人考:
トマトに含まれるリコピンとは?!〜、
【画像】リコピン『リコピン』は『カロテノイド』(動植物に含まれる、赤や黄色、オレンジ色の色素)のひとつで、『カロテノイド』には『リコピン』のほか『β-カロテン』などがある。
「β-カロテン」はにんじんやパセリ、ほうれん草などに多く含まれ、体内でビタミンAに変化するため、早くから栄養学的に注目されていました。
しかし近年、『カロテノイド』自体が強い抗酸化作用を持つことが知られるようになり、急激に注目度がアップしました。そして、『カロテノイド』の中でも、とりわけ『リコピン』は抗酸化作用が強く、その作用はビタミンEの100倍以上にもなる事が判明。
トマト・エキスは!〜、
胃の癌細胞の成長と増殖を抑える可能性がある!と、以前から紹介されていますが、科学的な解明はされてはいませんでした!・・・。
トマト・エキスは!〜、
胃の癌細胞の成長と増殖を抑える可能性がある!と、以前から紹介されていますが、科学的な解明はされてはいませんでした!・・・。
今回、ドイツと英国の科学者!〜、
マンチェスター大学、ベルリン大とともにリコピンの保護効果を調べる目的で、ヒトのリンパ細胞にガンマ線の作用を加えた!・・・。
結果、特定の条件下で、リコピンが放射線の損傷効果から細胞膜を保護することが判明した!・・・。
リコピンの効果は!〜、
原子力発電所における事故の際に放射線病の予防に応用でき、放射線治療の有効性を高めるのにも役立つ!・・・。