自民党安倍派(清和政策研究会)は29日の会合で、安倍晋三元首相を「国賊」と呼んだと一部で報じられた同党の村上誠一郎元行政改革担当相に対し厳正な処分を求める決議を行った。安倍派幹部は「安倍氏を国賊と言うような人が党の公認を受けられるのか。離党すべきだ」と憤った。
一部報道によると、村上氏は20日、安倍氏の国葬(国葬儀)への反対と欠席を表明し、安倍氏について「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」と言及した。
その記事のコメント欄には、何と、驚くなかれ!・・・
4441件ものコメントが投稿されています。
■ 高橋和夫:
国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長
故大平正芳首相は、選挙演説で、自民党の中には共産党もいれば社会党もいる。ですから皆さん、自民党に投票しておけば安心です。という旨の話をしていたそうだ。確かに、三木武夫は佐藤内閣の外務大臣を務めながら、後に佐藤栄作をこっぴどく批判した。多様な要素を包含しているのが、自民党の強さで、実際に三木さんが総理になった時には、国民は、あたかも政権党が変わったような幻覚を抱いた。自由民主党は自由でもなければ民主的でもないし、政党らしくもないという評があった。だが、その党執行部の統制の必ずしも十分に及ばないところが、この党の柔軟性と強靭さを担保していた。どうも最近は、政党らしくなり過ぎているのではないか。
■ 高橋和夫:
国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長
故大平正芳首相は、選挙演説で、自民党の中には共産党もいれば社会党もいる。ですから皆さん、自民党に投票しておけば安心です。という旨の話をしていたそうだ。確かに、三木武夫は佐藤内閣の外務大臣を務めながら、後に佐藤栄作をこっぴどく批判した。多様な要素を包含しているのが、自民党の強さで、実際に三木さんが総理になった時には、国民は、あたかも政権党が変わったような幻覚を抱いた。自由民主党は自由でもなければ民主的でもないし、政党らしくもないという評があった。だが、その党執行部の統制の必ずしも十分に及ばないところが、この党の柔軟性と強靭さを担保していた。どうも最近は、政党らしくなり過ぎているのではないか。
■ 白鳥浩:
法政大学大学院教授/現代政治分析
同じ政党の総裁が行う国家的行事に対してその対象者を「国賊」と呼ぶのは、少し行き過ぎていた可能性がある。国葬も政策である。 そこで政策的な議論だけならばよいのだが、個人を誹謗中傷するような発言は、公党に所属する議員として慎むべきだろう。しかしながら、もちろん言論の自由は尊重されるという意見はあるのだろうが、それは個人の名誉を棄損するものまで認められるというものではないはずだ。 村上氏と亡くなられた安倍元首相との間には、ご存知のように様々な軋轢があったことはある。しかしながら、政策の基本として、党として決まったことに党人として従う、そしてそれに従えないのなら党を抜けるというのは、政治の世界の暗黙の了解である。 村上氏はそうした処分を受け入れることで、逆に存在感を増すところもあるだろう。 あえて、自民党を離党するのも良いのかもしれない。岸田氏には頭が痛い問題が増えた。
法政大学大学院教授/現代政治分析
同じ政党の総裁が行う国家的行事に対してその対象者を「国賊」と呼ぶのは、少し行き過ぎていた可能性がある。国葬も政策である。 そこで政策的な議論だけならばよいのだが、個人を誹謗中傷するような発言は、公党に所属する議員として慎むべきだろう。しかしながら、もちろん言論の自由は尊重されるという意見はあるのだろうが、それは個人の名誉を棄損するものまで認められるというものではないはずだ。 村上氏と亡くなられた安倍元首相との間には、ご存知のように様々な軋轢があったことはある。しかしながら、政策の基本として、党として決まったことに党人として従う、そしてそれに従えないのなら党を抜けるというのは、政治の世界の暗黙の了解である。 村上氏はそうした処分を受け入れることで、逆に存在感を増すところもあるだろう。 あえて、自民党を離党するのも良いのかもしれない。岸田氏には頭が痛い問題が増えた。
■ 党内で色んな派閥がなくなったとの意見がありますが、選挙制度改革もひとつの遠因と思います。中選挙区制だった頃はひとつの地区に同じ党から複数名候補を立てることが出来たので派閥が重要だった。 しかし、小選挙区制では選挙区ごとに党から一人の候補を選ばなければいけない。そこで力を持つのは派閥ではなくて自民党執行部。 主流派閥こそが力を持つようになったので、その派閥の色が党として全面に出てくるようになったと思います。
■ 昔の政治に詳しいわけではないですが、私が子どもの頃にやっていたTVタックルでは、かつて自民党内で分裂があったときにハマコーが「かわいい子どもたちのために自民党があるって事を忘れるな!」と言っていたシーンがよく流れていました。大枠では一致していても、個々の政策や主義では意見を対立させる事もある。
それでも爪弾きにすることなく議論を戦わせ、より良い国を共に作っていこうという気概が昔の自民党にはあったんだと思います。イエスマンだけの組織など死に体も同じです。政党政治の在り方そのものを、考え直すときなのではないでしょうか。
■ この国の主権者である国民に対し『黙ってろ』と言った北海道の道見議員はその後の地元紙の取材に対し、『考えを改めたり、取り消したりするものでもない』と言っている。それにも関わらず、自民党は遠藤総務会長が不適切と言っただけで処分云々されていない。 それに対し今回の村上の発言は国賊というのは少し過激かな?とは思うが、自民党内の問題。 自民党は組織として物事の優先順位の付け方がおかしいのではないか。先ず国民に対して上記発言をし撤回もしな道見議員の処分を為すべきだと思う。
的はずれな意見ですね!。あくまで安倍元首相に対しての許せぬ国賊発言に関しての記事であり、北海道の道見議員の発言問題ではありません。『黙ってろ』と死者に鞭打つ『国賊発言』と次元が全く違います。少し過激かな?と思う完成が日本人のものではないでしょう!。
■ 個人批判よりも例の団体を精査することが先決でしょう。 社会的に問題あるとみられているそれとつながる議員がたくさんいたわけで、その人らの処分も中途半端。 党のためかもしれんけど、その方の処分よりも何よりも、統一教会との決別をしっかり行うことの方が、国民の信頼を得られると思うのですが。
この意見も壮大に的が外れていますね。
統一教会との決別問題は野党議員も絡んでおり自民党だけの問題ではありません!。
気分が悪くなるコメントが圧倒的で、精神衛生に悪いので、これで打ち切ります。悪しからず!!!・・・