2023年7月31日月曜日

バイデン大統領令の移民規則、連邦判事に阻止される!・・・

バイデン政権は!〜、
   南部国境を管理できていないとして、
      多くの批判を集めている!・・・

然し、アメリカにとって残念なことに!〜、
バイデン政権が悪いのは紛れもない事実である!・・・

不法移民を何とかしようというバイデン政権の稀有な試みのひとつが、このほど裁判所で却下された。




➤ バイデン大統領が不法移民対策に乗り出す:

今年2月、司法省と国土安全保障省は!〜
   移民の米国不法入国を抑止する事を
      目的とした新政策を明らかにした!・・・
『Circumvention of Lawful Pathways(合法的な経路の迂回)規制』の目的は、前政権が不法入国者をメキシコに押し戻すために使用していたトランプ時代のタイトル42規則に取って代わることだった。

 残念ながら、バイデン政権は5月11日にタイトル42を廃止した。
このことは、もしタイトル42を不法移民に対する新たなバリアで置き換えたいのであれば、何にその儘にしておかなかったのか?という疑問を投げかけるものである。
勿論、新提案は実質よりも見せかけのものだった。

この規則案では、第三国で亡命を申請せずに米国に渡航し、不法に国境を越えた者は自動的に亡命不適格者とみなされる。例えば、第三国で庇護を申請したが拒否され、米国に不法入国した場合、ここで庇護を申請する資格を失うことはない。しかし、バイデンの同僚である民主党議員の多くがこの法案に苦言を呈した。ACLUが中心となり、彼らはカリフォルニア州の連邦裁判所に訴訟を起こした。

➤ リベラル派判事が規則変更を阻止:

         ジョン・ティガー判事
1962年 英国生まれ、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所判事。2002年から2013年までカリフォルニア州アラメダ郡高等裁判所判事。

7月23日、北カリフォルニア連邦地方裁判所の
       ジョン・ティガー判事は!〜
この政策案は実質的にも手続き的にも無効
       あるとし、これを却下した!・・・
バラク・オバマ前大統領によって任命されたティガー判事は、行政手続法に基づき、行政が十分な通告をしていないとしてこの規則を却下した。実際、国土安全保障省のアレハンドロ・マジョルカス長官は30日前に通告したが、裁判官はそれでは不十分だと述べた。

ティガー判事は、行政側に上訴する時間を与えるため、14日間ブロック(却下)することを延期したが、… 
この規則は右派からの別の挑戦にも直面している。国境沿いの
 赤い州(共和党支配)は、この提案は不法移民を抑止する為の
 真の試みではなく、不法横断を 『合法的な経路 』と再定義する
 ことで問題を隠蔽するための煙幕に過ぎない〛、… 
           と述べている。

 バイデン大統領はこれまで国境警備に関心があるようには見えなかったが、… この中途半端な規制偏向の試みによって、政治的分裂の両側(民主党、共和党)が迷惑しているようだ。

 バラク・オバマ前大統領によって任命されたリベラル派のジョン・ティガー判事がバイデンの移民法の規則変更を阻止(却下)するとは、皮肉なもので
いわば身内であり、バイデンの規制偏向を諸手を挙げて
支持した当然なの、逆に阻止するとは、加えて民主党議員の中にも反対している者が数多散見できる。

これは、以下にバイデン大統領の移民政策に反発の渦が巻き起こっている証です。
何れにしても、この儘バイデン大統領が常軌を逸した行政令を乱発し続ければ、来年11月の選挙は大敗が約束されている。
いい傾向です。