2023年10月16日月曜日

イスラエルは自衛を装い !パレスチナ人を民族浄化=国連特別報告者!・・・

■【イスラエル、自衛を装い
      パレスチナ人を民族浄化=国連特別報告者】:

パレスチナ人はイスラエルの手によって民族浄化の深刻な危険にさらされており、イスラエルの軍事行動は国際法に違反している。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のフランチェスカ・アルバニーズ特別報告者がパレスチナ占領地域の人権状況に関する報告書で指摘した。

特別報告者によると、イスラエルはすでに戦争を装ってパレスチナ人の大規模な民族浄化を行っているという。
 イスラエルは自衛の名の下に、民族浄化に相当することを正当化しようとしており、イスラエルの軍事作戦は範疇をはるかに超えているとした。そのうえで国際社会は、悲劇の歴史が繰り返される前に、目に余る権利侵害を阻止しなければならない、時間が勝負、と呼び掛けた。
アルバニーズ氏によると、2023年10月7日以来、少なくとも600人の子供を含む1,900人以上のパレスチナ人が殺害され、7,600人以上が負傷、イスラエルの攻撃により42万3,000人以上が避難しているという。
先にイスラエルはガザ地区北部の住民と国連職員に対し24時間以内に南部へ移動するよう命令した。これについて国連は110万人が避難すれば壊滅的な人道的影響が生じるとして、命令の解除を求めた。ハマスが任命したガザ地区北部の当局およびヨルダン川西岸のパレスチナ政府はイスラエルの要求を拒否している。

ハマス掃討作戦まもなくか:
10月7日、ガザ地区を実効支配するイスラム組織・ハマスはイスラエル南部と中部に向けて突如ミサイル攻撃を行い、一部の地上部隊がイスラエル側に越境攻撃した。
 ハマスの奇襲攻撃を受け、イスラエル軍はガザ地区への空爆などの報復作戦を開始。第四次中東戦争以来50年ぶりとなる正式な『戦争状態』への移行を宣言した。
 これまでに双方の死者は合わせて2500人に達したとみられている。

ハマスの奇襲後、イスラエル軍は30万人の予備役を動員。
また、議会では与野党が戦時下での挙国一致内閣を樹立させた。米国からの弾薬支援も受けるなど、本格的な地上作戦を準備しているとされる。
イスラエルのガラント国防相はこれまでに「ハマスは地球上から一掃される」と徹底的な報復を予告。イスラエル外務省も「ガザ地区で戦略的目標をすべて達成するまで軍事作戦を継続する」と妥協を一切許さない強硬姿勢を示している。

国連特別報告者は!〜、
    怜悧に私情を交える事なく
   イスラエル/ハマスの激突を把握しています!・・・
イスラエルは自衛を装い!、ハマスを撲滅、連れてガザ地域のパレスナ人を殲滅し、ガザを地図から消し去ろうとしています。
当に21世紀のホロコースト!と言えるでしょう。
イスラエル軍の圧倒的な軍事力!〜、
ミサイル!、最先端の戦車!、戦闘機!、国際条約で禁止されている爆弾(白リン弾)!などパレスチナ人を抹殺するのに十分過ぎる兵器を有しており、ハマスは対抗する手段がありません。
国連決議(パレスチナ不法占拠)を無視してパレスチナ人の固有の土地を奪い続けているイスラエルには正当性などはありません!。

■【『今や3位』 米国のイスラエル支援は
  台湾にどのような影響を与えるか=メディア】:

       https://sputniknews.jp/20231015/3-17423676.html

イスラエル・パレスチナ紛争の影響として考えられることの1つは、米国による台湾支援の延期。台湾は既に締結した米国との契約を長期間待たされる可能性がある。アジア・タイムズが報じた。
 同紙によると、すでに締結された契約は約180億ドル。そこには、防空ミサイルや対艦ミサイル発射装置が含まれており、これらは中国との対立で台湾に大いに役立つ可能性があるという。

一方、米国がイスラエルへの軍事支援を強化する動きを受けて、台湾は武器供給をめぐってすでに争っていたウクライナ、そしてその支持が米議会および米政府全体で非常に根深いイスラエルに次いで、今や米国のランキングで3位に転落するだろう〛、・・・

これより先、米軍の無人偵察機『MQ9リーパー』8機の沖縄・米軍嘉手納基地への移駐が始まったと報じられた。
 沖縄への無人機配備は、緊張が続いている台湾周辺の東シナ海における日本及び米国の諜報能力を大幅に向上させるとみられている。

ウクライナ支援で手一杯!の米国、… 中東(イスラエル/ハマス)の紛争激化でイスラエルを支援、台湾への武器売却は後回しにされる可能性は非常に高いでしょう。
支那の台湾併呑が現実味を帯びている昨今、… 台湾は安全保障も困難さを増すばかりです。


■【ガザの完全封鎖はジェノサイド、国際社会は団結
 してシオニズムに抵抗せよ=ベネズエラ副大統領】:

       https://sputniknews.jp/20231012/17389534.html

イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区の完全封鎖は大量虐殺であり、自身の大地と成長に対する権利を持つパレスチナ人民の権利を守るため、国際社会は団結する必要がある。
 ベネズエラのデルシー・ロドリゲス執行副大統領が第6回ロシア・エネルギー・ウィークに参加した中で表明した。現地メディア、VTVが報じた。

ロドリゲス副大統領はコメントの中で、『まさに今この瞬間、ガザではすでに電力が遮断された』とし、さらには人道支援物資の供給が許可されていないことから、全世界の眼前で大量虐殺が行われていると危機感をあらわにした。 その上で、「パレスチナ人の権利を否定し、深刻に侵害するシオニストのビジョン」に対し、『我々は団結しなければならない』と表明した。

ロドリゲス氏によれば、ベネズエラはこの紛争勃発について、
様々に包囲され、パレスチナの歴史的権利を効果的に実現する上での手法を見いだせなかったパレスチナ人民の数十年にわたって蓄積された失望の結果だと考えているという。ロドリゲス氏はコメントの中で、『何十年にもわたる抑圧と屈辱があった、何十年にもわたって虐殺があった』とし、『パレスチナ人の子どもの命はイスラエル人の子どもの命と​​同じ価値がある』とした。さらに続けて、『イスラエル人の子どもの命もパレスチナ人の子どもの命と​​同じ価値がある』と主張、あらゆる暴力行為の停止を全ての紛争当事者に呼びかけた。

 ベネズエラ政府は『パレスチナ国』に関する国連決議、二国家解決策、そして東エルサレムを『パレスチナ国』の首都とする立場を表明している。

イスラエル・パレスチナ紛争の激化:
10月7日午前、パレスチナ・ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは、イスラエルに対する未曽有の大規模ミサイル攻撃を開始した。イスラエル側は3000発を超えるミサイルが撃ち込まれたとしている。ハマスはイスラエル南部への地上部隊による越境攻撃も行っている。
イスラエルは報復としてガザ地区を空爆。一部ではパレスチナ側とイスラエル軍による地上戦が続いているとみられる。一連の衝突でこれまでに、イスラエル、パレスチナ双方合わせて少なくとも2150人以上が死亡したとされている。

ベネズエラ副大統領の訴えは正鵠を射ていますが、… 残念ながら米国を筆頭に、西側諸国の首脳たちは聞く耳を持たないでしょう!。
これが戦後の秩序体制の枠組ですから。


■《【解説】『水も電気もなく、絶えず砲撃に
  さらされている』 封鎖されたガザ地区で、
        今何が起こっているのか?》:

      https://sputniknews.jp/20231014/17415802.html


ハマスの奇襲攻撃から2日後の10月9日、イスラエル当局はガザ地区への完全封鎖を決定し、電気や水道を遮断し、食料や燃料の供給を阻止した。その後数日間、イスラエル国防軍(IDF)はガザ地区を攻撃し続けた。パレスチナの専門家はスプートニクに対し、ガザの人々が現在の状況をどうやって耐え忍んでいるかを語った。

ガザ封鎖:

領土面積が40×8キロのガザには200万人以上が住んでおり、その半数は子供である。2011年の段階で、国連は「(陸、空、海による)ガザ封鎖は基本的人権の否定であり、国際法に反し、集団的懲罰に等しい」と指摘した。当然のことながらその時点ですでに、ガザ地区は高水準の貧困、栄養失調、失業に苦しんでいた。
しかし今、ガザは完全な封鎖にさらされている。

この戦争の最初の4日間で、イスラエルはガザに2300発のロケット弾を投下した。多くの病院、学校、モスク、古代の教会がイスラエルによって粉々に爆撃された。ガザにはミサイル防衛システムやそれに類するものがないため、イスラエルの砲撃に対して無防備なのだ。

完全封鎖の一環として、イスラエルは電気と水を遮断し、食料の供給も断っている。リアルタイムで破滅的な人道危機が展開されている。それは、国際法とジュネーブ条約にも反している、集団的懲罰のためにである。それでいて、話がウクライナ紛争に及ぶと、ヨーロッパのプロパガンダは、水と電気を遮断することを『純粋なテロ行為』だと叫んでいるのである。

『本当のカタストロフィー』:

ガザ地区に滞在中のパレスチナ人政治学者、ムスタファ・サワフ氏はスプートニクに対し、ガザ地区内の人道的状況は急速に悪化しており、危険な状況になりつつあると語った。最悪の状況は医療であり、消耗品や医薬品の不足が深刻で、人々は治療を受けておらず、例えば腎臓の透析治療は行われていない。現在、負傷者の数は6000人を超えており、このまま増え続ければ、本当のカタストロフィーになる。

断水と停電は、終末的な状況に拍車をかけている。 生活のあらゆる分野で電気が必要だ。電気と水がなければ、病院は機能しない。 アラブ諸国、イスラム組織、人道支援組織は、イスラエルに電気と水を復活させ、(エジプトとの国境にある)ラファ国境検問所を通る人道物資のための安全な通路を開くために、できるだけ早く行動しなければならない〛、・・・

ムスタファ・サワフ政治学者談

動画:

ガザ地区のパレスチナ人アナリストで、「対話のための国際関係フォーラム」会長のシャルハビル・アル・ガレブ氏はスプートニクに対し、イスラエルは焦土戦術を用い、ガザ地区を「ヒステリックかつ前例がないほど」爆撃していると語った。

住宅街への残忍な砲撃、インフラへの標的を定めた破壊は、イスラエルがパレスチナに復讐していることを示している。米国がイスラエルに対してオープンに支持を表明する中、エジプトやロシアのような主要国が仲介国に加われば、と思う〛、・・・
シャルハビル・アル・ガレブガザ地区のアナリスト談

24時間以内の避難:

イスラエルはガザ地区北部の住民に対し、24時間以内にガザ南部へ避難するよう警告を発した。13日、国連のステファン・デュジャリック報道官が明らかにした。
デュジャリック報道官によると、対象となるのは110万人。ガザ地区の人口は200万人以上にのぼり、住民の半数が警告対象となっている。

また、現地の学校や医療機関に展開する国連職員も避難の対象となっているが、国連はこうした人道活動を移転すれば「壊滅的な人道的結果を生む」と指摘している。
時を同じくして「タイムズ・オブ・イスラエル」紙は、イスラエル国防軍が、ガザ地区北部からのパレスチナ人の避難が24時間以上に及ぶ可能性があることを認めたと報じた。

避難には数日かかると認識しているので、時間を割いて、多くの労力を費やしている〛、・・・
ダニエル・ハガリイスラエル軍報道官談

これに先立ち、CNNは、イスラエルがパレスチナ市民をガザ地区からエジプトに避難させる交渉を進めていると報じた。
イスラエルの皮肉な提案は、民族浄化を思い起こさせる。
 またこの提案は 『我々はあなた方の家を爆撃するつもりだから、家を出て難民となり、他の国に逃げて二度と戻ってこないでください』と言っているようなものである。

西側のメデイアはハマスのイスラエル攻撃をテロ攻撃と断定し、呵責ない熾烈な攻撃をガザ攻撃を、封鎖を擁護している。
イスラエルに先祖から受け継いだ土地を奪われ、当時無人の野に等しかったガザ地域に難民として住み着かざるを得なかった事などは一切報道せず、イスラエルのパレスナ人の大量殺戮はなかったかのように、ハマスの残虐なテロ攻撃を殊更誇大報道は目に余る。
ハマスに限らずパレスチナとイスラエルの紛争は英国が第二次世界大戦で多大な戦費をユダヤ系の金融財界から調達し、その見返りとして当時統治し、植民地としていたパレスチナをユダヤ人に与える密約を取り交わした事が紛争の根っ子になっている。
被害者はイスラエルではなくてパレスチナ人である。


■【中東の悲劇は
    米政策の失敗の結果=プーチン露大統領】:

       https://sputniknews.jp/20231013/17394487.html


ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は13日、中央アジア・キルギスで行われている独立国家共同体(CIS)の首脳サミットに出席したなかでイスラエル・パレスチナ紛争の激化に触れ、『中東の悲劇は米国の政策の失敗だ』と述べた。

中東情勢の激化は大きな悲劇だ。これは米国の失策の結果であり、彼らの一方的な行動が状況を袋小路に追いやった〛、・・・
ウラジーミル・プーチンロシア大統領談

このうえでプーチン大統領は『民間人の損失は容認できず、現在重要なことは流血を止めることだ』と指摘。ロシアはイスラエルとパレスチナの仲介役として動く準備ができていると述べた。
一方、ナゴルノ・カラバフ情勢をめぐるアゼルバイジャンとアルメニアの対立についても触れ、ロシアは両国の平和条約締結交渉に協力する意志を示した。また、『必要とあらばモスクワでの交渉の場を提供する用意もある』と述べた。

プーチン大統領は12日、今年初となる外遊先のキルギスの首都ビシュケクに到着した。CISサミットのほか、各国首脳との個別会談や在キルギス露空軍のカント空軍基地の創立20周年を記念した式典にも参加した。
CISは旧ソ連諸国からなる緩やかな国家連合。
サミットにはロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、キルギス、トルクメニスタン、タジキスタンの8カ国の首脳が参加した。ナゴルノ・カラバフ紛争でアゼルバイジャンと対立を深めるアルメニアのニコル・パシニャン首相は欠席した。

プーチン大統領が指摘している!〜、
中東情勢の激化は米国の失策の結果であり、米国の一方的(硬直、米国の国益優先)な行動が状況を袋小路に追いやった!・・・
これは紛れもない事実であり、イスラエルを擁護、支援する西側諸国にはさぞや、耳が痛い事でしょう。