2021年2月25日木曜日

極左『バイデン/ハリス政権』の対支那政策の透明度は?

支那共産党政権/習近平は!〜、
    台湾海峡での挑発行為を強めている!・・・
支那軍機は1月末、1日10機以上の規模で連日、台湾南西部の防空識別圏に入り、2月20日には、計11機が台湾の実効支配する南シナ海・東沙諸島地域で演習を実施した。
米、豪の専門家は、台湾海峡で軍事衝突が起きる可能性が高まっていると懸念し、バイデン米政権に衝突の発生を全力阻止するよう呼びかけている。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が18日伝えた。


2020年6月4日、台湾海峡を通過した米海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の『ラッセル(USS Russell)』

■【台湾統一で毛沢東と同じ地位を】:
米シンクタンク、外交問題評議会(CFR)は1月下旬に公表した年度調査で、台湾をめぐる米中対立は、2021年に起こる確率が最も高い不測事態になるとの見通しを示した。


オーストラリアのケビン・ラッド(Kevin Rudd)元首相はこのほど、※『CFR』が発行する雑誌『フォーリン・アフェアーズ』に寄稿した。
 ラッド氏は危機的な状況を避けるために、米政府は中国当局の挑発に対する対策方針を速やかに策定した方が良いと提案した。

ケビン・ラッド氏は!〜
✦1) 支那共産党政権当、2027年までに国防の現代化を全面的に実現することを
  目標に掲げていると指摘した。習近平国家主席が退任前、台湾統一を成し
  遂げれば、『共産党内で、毛沢東と同じ地位を得ることができる』ため、
        今よりも強い権力が手に入る!・・・

✦2) 現在、『支那/台湾』の平和統一の可能性は低い、… 
 その理由は支那・国家主席習近平が台湾海峡で米軍を抑え込むために軍事力を
  増強し続けているためだと強調した。ただ、支那共産党政権が本格的に
     台湾への軍事行動を取れば、『国際社会において、
     支那当局の合法性は揺るぐだろう!・・・

✦3) 仮に米政府が、台湾という第2次世界大戦から守ってきた民主主義の
  同盟者を支持しなくなれば、他のアジアの同盟国が米国と築いた
        信頼関係も大きく打撃を受ける!・・・

        以上の見解を示した。

親支那派のラッド氏は、米支対立による危機的な状況や軍事衝突を避ける為、
米支双方に『競争へのマネジメント』を提言した。
また同氏は、支那を刺激しないよう、台湾問題において、米国は『1つの支那』政策を厳守しなければならないと強調した。
『トランプ前政権の挑発的行為、米政府高官による不必要な台湾訪問を止めるべきだ』とした。また、支那に対して、同氏は台湾海峡における軍事演習の回数を減らし、自制すべきだと提案した。

よくまぁ!、地球上のあらゆる生き物!〜、人間を筆頭に、動植物の存続の最大の敵である支那共産党を擁護できるものですね!。日本の二階俊博と同類と言える。
 矢張り一度支那共産党に媚びた政治家は、生涯この姿勢を続けるようです。
上述の1)〜3)で大層、立派な見識を示していながら、最後は支那共産党を擁護する意見を述べる。ラッド政権時代に支那に遜りし過ぎて、オーストラリアの屋台骨がぐらつき、いまでもその後遺症に悩まされ、現政権が四苦八苦している事には、…  素知らぬ顔をしている嫌味な御仁である。


※『CFR』:Council on Foreign Relations
        対外関係審議会
1921年に設立された米国の非営利シンクタンク。米国の外交政策と国際問題を専門としてる。ニューヨークに本部を置き、ワシントンD.C.にも事務所がある。


■【バイデン政権の対支那姿勢】:


一方、米国防総省の元高官、ダニエル・ブルメンタール(Daniel Blumenthal)氏は、支那共産党政権/習近平による台湾海峡での威嚇行為を阻止する為に、…  米政府はまず、台湾防衛の約束を再確認し、台湾防衛における米国の強い軍事力を誇示しなければならないとVOA《ボイスオブアメリカ》に話した。
同省在職中、支那・台湾・モンゴル担当だった同氏は今月17日、米シンクタンク、グローバル台湾研究所(Global Taiwan Institute)のオンライン会議で発言した。

ブルメンタール氏は、台湾海峡問題において!〜、
米政府と同盟国は、あいまいな態度ではなく、
        より明確な姿勢と政策を示すべきだとした!・・・
 支那共産党政権がますます全体主義に走っていることは政権の脆弱性を反映しているとの見方を示した。

ブルメンタール氏は、
『支那共産党はその体制によって齎させた政治的腐敗、景気悪化による債務急増、少子高齢化などの深刻な国内問題を抱えており、… 『武漢ウイルス』の感染拡大で、支那共産党政権は、その初期対応の遅れへの批判を交わすために、対外では好戦的で威圧的な姿勢を取っている。この為、実は支那共産党が非常に危機的な状況にある!と明言した。

2月上旬、支那の習近平国家主席と米国のバイデン大統領は!〜、
  バイデン大統領就任後、初めての電話会議を行った!・・・
これに先立ち、両国の外交トップも電話で会談した。ホワイトハウスと国務省が発表した声明では、バイデン政権は『1つの支那政策、および『(1972、78、82年の)3つの米支コミュニケ』を強調しなかった事が判明した。

ブルメンタール氏は、台湾問題をめぐって!〜、
     支那側の機嫌を取ろうとしなかった!・・・
     トランプ前政権の姿勢を評価した。

トランプ前政権は支那共産党政権に対して、米国が『1つの支那』政策を守ると同時に、※『六つの保証』を守ることも明確に示した。
 さらに、トランプ前政権は、レーガン政権の台湾向け武器売却に関する機密文書を公開して、武器売却による台湾支援をアピールした。

※ 註 『六つの保証』:
米台関係に関する米国の6つの重要な外交政策の原則

1) 台湾への武器販売の終了日を設定することに合意しない。
2) 台湾と中国の間で、米国は仲介する役割はないとの認識がある。
3) また、台湾に圧力をかけて中国との交渉をさせようともしない。
4) 台湾の主権問題に関する我々の長年の立場に変化はない。
5) 台湾関係法の改正を『求める予定はない』。
6) 8・17コミュニケは、『我々が台湾への武器販売について北京と事前協議を
  行うことに合意したと意味するように読まれるべきではない』    
 
■【台湾・日本は最も危険】:


CFRの研究員であるロバート・ブラックウェル(Robert Blackwell)氏と、バージニア大学の歴史学教授、フィリップ・ゼリコウ(Philip Zelikow)氏は2月中旬、共同執筆した報告書を公開した。
報告書は、米政府(バイデン/ハリス政権)の現行政策は支那共産党の軍事挑発を抑止できないと指摘した。

報告書は、米政府に対して『1つの中国」
』政策を維持しながら、台湾や日本などアジアの同盟国と協調し、主権国家資格を不要とする国際機関への台湾の加盟、台湾との自由貿易協定締結などに一段と取り組むべきだと提案した。

ブラックウェル氏らは、支那共産党政権/習近平には『台湾への領土主権を主張する3つの軍事行動シミュレーションがある』とした。

■ 1)太平島や東沙諸島など台湾本島の周辺地域を侵攻する!・・・
■ 2)空・海上から台湾を封鎖する!・・・
■ 3)台湾本島を攻撃する!・・・

✦ 台湾本島への侵攻は支那共産党政権にとっては!〜、
 リスクが高いが、台湾の領土主権問題を決定的に解決できる!・・・

✦ 台湾防衛をめぐるアジアの同盟国との協力において!〜、
       日本との提携をより一層強化すべきだ!・・・

✦ 日本は、台湾と同じく!〜、
  支那共産党政権の軍事挑発という危険に最もさらされている!・・・

米バイデン新政権は、対支那政策や台湾政策に関して、米国民や議会と緊密に意思疎通を行うべきである。
台湾問題における米国の戦略目標は!〜、
『台湾の政治・経済の自由を守り、台湾という自由社会の活力と、米国と同盟国の抑止力を維持しつつ、支那共産党による台湾侵攻を阻止しなければならない!・・・
報告書は強調している。

参考文献:
■【台湾海峡で危機増大 米専門家ら、バイデン政権に早期対策呼びかける】:

https://www.epochtimes.jp/p/2021/02/68953.htm

米国『バイデン・ハリス政権』の対支那共産党政策は!〜、
日本及び台湾にとっては両国の
      存亡が懸かる死活問題となっている!・・・

2021年1月20日、バイデン大統領就任依頼!〜、
      対支那政策は不透明である!・・・
バイデン大統領の支那に対する言動とブリンケン米国務長官と言動には隔たりがあり過ぎるのが不安の種である。
トランプ前大統領の支那に対する強硬政策を尽くひっくり返しているバイデン大統領であるが、・・・翻ってブリンケン米国務長官は前政権の政策を踏襲する!と明言しているのである。

先日22日、ブリンケン米国務長官は声明で!〜、
日本の天皇誕生日に祝意を示した!・・・
『我々の大切な友好関係を引き続き深化・拡大させるために(バイデン)大統領と私は再び日本を訪れることを切望している』と強調し、日米同盟の強化に意欲を示した。
更に、『日米の共通の価値観や利益』として民主主義や人権の擁護に加え、気候変動や新型コロナウイルスへの対策、インド太平洋地域や世界の安全保障をあげた。
『我々はグローバルな舞台での日本の指導力を称賛し、今後も2国間の絆を一段と強化していくことを望んでいる』と表明した指摘した。
(2月22日、日経新聞報道)

外交辞令、天皇陛下誕生日へのリップサービスと捉えられるが、
❝❝ バイデン大統領と自分は訪日を切望している!❞❞、…
これが本音なら言うことなしであるが、何せ反日日経新聞が報じたのでは全面的に信じる事は出来ない。

いずれは、時の推移と共に『バイデン/ハリス政権』が如何なる色合いになるか?がはっきりするでしょう。
 菅政権は、いい加減で二階俊博幹事長の呪縛から開放され、日本国の主権、尊厳、国益を全面に、堂々と押し出して、… 支那共産党の軍事的恫喝に毅然、胆力を示し対峙(海自を派遣、尖閣海域でウロチョロしている支那艦艇)して欲しい!と願わざるを得ません!。


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