2014年10月6日月曜日

天晴!、台湾の意地⇔領海内に侵入した支那漁船を力づくで追い払う!・・・


海岸巡防署、領海侵犯の中国大陸漁船を追い出す/台湾・金門

      4日、金門沖で中国大陸漁船の取り締まりに当たる「新北艦」=金門海巡隊提供

4日、金門沖で中国大陸漁船の取り締まりに当たる「新北艦」=金門海巡隊提供
(金門 4日 中央社)台湾の離島、金門島の南西沖で3日、中国大陸・福建省の漁船団が領海に侵入した。これを受け、海岸巡防署(海上保安庁に相当)は巡視艇の「CP-1008」など計8隻の船艇を出動させ、違法操業の漁船を追い払った。 

任務に当たった海巡署職員の話によると、中国大陸の漁船団は一時、金門島南西のテキ山から2カイリ(約3.7キロ)の海上まで迫っていたという。(テキ=羽かんむりに隹) 

同署では4日、2000トン級の巡視船「新北艦」も金門島付近の海域に投入し、中国大陸漁船の取り締まりを強化している。 (陳守国/編集:羅友辰)

 フォーカス台湾(2014/10/04 )

http://japan.cna.com.tw/news/achi/201410040005.aspx

                                           

筆者考:

先月は3度も支那との有事の際を想定して実戦同様な大規模な軍事演習を行い!、・・・台湾の安全保障、主権に対する意識の高さには瞠目させられました。

1)台湾、対空挺防御の訓練を実施 中国大陸想定】:

屏東 18日 中央社)国防部は18日、中国大陸の侵攻を想定した「漢光30号演習」の一環として、敵の空挺部隊を包囲、殲滅する訓練を台湾南部の屏東県で実施した。 
 この日の訓練は、敵軍が上空から台湾への侵攻を試みたと想定。敵に扮した陸軍の空挺兵がC-130輸送機上から落下傘で着陸するなど、実戦的な演習が行われた。
http://japan.cna.com.tw/news/achi/201409180013.aspx


2)台湾、東部沖で大規模な海上軍事演習 中国大陸の侵攻を想定】:


宜蘭 17日 中央社)台湾東部の太平洋上で17日午前、中国大陸からの侵攻を想定した「漢光30号演習」の一環として海上実弾訓練が実施された。  この日は、基隆級駆逐艦、成功級フリゲート、済陽級フリゲートなどの軍艦をはじめ、シコルスキーS-70Cヘリコプター、F-16、F-5戦闘機、P-3C哨戒機などが出動し、防空、海上及び海中からの侵入に対する防御・反撃など、有事を想定した実弾射撃訓練が行われた。


3)高速道路上で軍用機の離着陸訓練 F-16などが相次ぎ飛来/台湾】:

嘉義 16日 中央社)台湾南部、嘉義県民雄郷の中山高速道路で16日午前、中国大陸による台湾侵攻を想定した「漢光30号演習」の一環として軍用機の離着陸訓練が実施された。この日は空軍の主力戦闘機F-16など4機が代替滑走路に着陸後、補給をした上で再離陸する訓練などが行われた。  空港がミサイル攻撃を受けて使用不能になった際、戦闘機を着陸させ、燃料や弾薬を補給して再び出撃できるようにするために行われたもの。
http://japan.cna.com.tw/news/achi/201409160002.aspx


台湾の国防意識の高さを羨ましく思い、翻って我が母国・日本の『政・官・財・民』の意識の低さを俯瞰すれば、イライラが募るばかり!、・・・今度は領海内に侵入した支那大陸・福建省の漁船団を力ずくで追い出した台湾は眩しい輝きが況した様です。

支那べったり!”だった台湾総統を筆者は今まで遮眼帯をつけた駄馬英九支那共産党政権が示す道しか目に入らぬと皮肉っていましたが、・・・近来はどうして、どうして、人が変わった様な言動が目につく様になりました。

如何なる風の吹き回しか?、日本人では絶対に入らぬ情報(習近平政権が水面下では軍の掌握が出来ず不穏な動きがある!)を得て支那大陸とは距離を置き始めたのか?。
 そうだとしたら、良く言えば、『駄馬英九は機を見るのには機敏で有り“駄馬では無くて駿馬に変身した!”』との評価して、・・・悪く言えば『保身能力には長けている!』と言えるでしょう

何れにしても先月、一連(3度)の支那との有事の際を想定し実弾を使用した陸海軍の大規模な演習には目を見張り物が有り!、・・・こんな表現臆せずに堂々と超大国の支那に“気概・気骨!”を示す姿勢は、“一寸の虫にも五分の魂!”に通じる清々しい意気!
台湾政府、国民には失礼かも知れませんが、筆者は尊敬の意味を籠めて言わざるを得ません。
翻って我が母国・日本は支那に配慮しすぎて自ら『主権・国益・尊厳を』を放棄している等しい惨めな姿を国際社会に曝け出している。筆者は口惜しくて、口惜しくて涙がこぼれます。

先日も香港の民主化デモに対し香港行政長官の梁振英に学生たちの意見に当局は耳を傾けろ』と学生達にエール送る事になる批判を投じましたが、これも台湾総統・馬英九の変化が現れています。支那に対する心境の変化?、・・・理由は何で有れ、台湾政府の安全保障に対する気構えは頼もしくも、羨ましくもあります。

さて、隣国で親日国家である台湾の一連の動きを見て、我が国・日本政府はどうするか?、…其れよりも此のニュースを知らない与野党の政治家が殆どあり、国会で鋭い質疑をする議員など皆無でしょう。
❝情けない!❞の一語に尽きる日本の政界です!・・・。



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