2015年10月26日月曜日

パート(3)西部カナダ・アルバーター州・旅行記(ハタライト/共同体)

本日は、ロッキー山脈の山麓に沿って在するハタライト共同体( Hutterite colony)を訪問(10月14日)した時撮った写真を掲載致します。

Hutterites (German: Hutterer) are :

an ethno-religious group that is a communal branch of Anabaptists who, like the Amish and Mennonites, trace their roots to the Radical Reformation of the 16th century. Since the death of their namesake Jakob Hutter in 1536, the beliefs of the Hutterites, especially living in a community of goods and absolute pacifism, have resulted in hundreds of years of diaspora in many countries. Nearly extinct by the 18th and 19th centuries, the Hutterites found a new home in North America. Over 125 years their population grew from 400 to around 42,000. Today, most Hutterites live in Western Canada and the upper Great Plains of the U.S.

ハタライト、自中心主義の宗教団体はアナバプテスト!〜、

アーミッシュ(米国ペンシル州に点在)ミナナイト(マニトバ州、特にオンタリオ州点在)のようにルートは16世紀に断行された過激な宗教改革に端を発する。
1536年、創始者の名、ジェイコブ・ハッターに因んで築かれたハタライト・コロニーに住んでいた平和主義者達は数世紀に渡る母国から他国に移住を重ねる困難さと、迫害故に18〜19世紀には消滅の危機に瀕していた。
ハタライトの人口、はアーミッシュやミナナイトと同様に北米大陸に安住の地を探し当てて、125年間で当初の400人から徐々に人口が増加して現在では五万人を超える程になった。




上の写真は英語版ウィキペディアからお借りしたものです。
殆どのハタライト・コロニーは子供達の写真撮影はOKですが、成人の方々は写真をとられるのは嫌うので。
下の写真はブログ主が撮ったものです。相変わらず撮影の腕前が上達せず酷い写りですので悪しからず!・・・。

    

    

    

    

    

   

   

   

   


ハタライト・コロニーの住民は86人との事でしたが、数年前にコロニーが大きくなり過ぎて分割したそうです。
食堂は大きくて最新の料理器具、機械が備え付けてありました。
コロニー住民同士の結婚は血が濃すぎる事を恐れて厳禁であり、・・・北米に点在している他のコロニーの方と結婚します。

共産主義的な共同体であり、労働に対しても給料はなしですが、住居や食料、光熱費は共同体がから得られ、生活は贅沢は出来ないが満足できるものとなる。
携帯電話や娯楽は限定されているとは言えある程度の選択はあるようです。
自由に使えるお金は、個々の世帯の主婦や娘さんたちが野苺、ブルーベリー、サスカチアン・ベリー、ブラック・ベリーなどを採集してジャムを作る、さらにパイなどを作りマーケットで販売して現金収入を得る。此れは自由に使えるそうです。
勿論、自家製のパン屋、ソーセイジ、卵、栽培した有機野菜等の販売します。
宗教団体なので税金を払う必要がなくて、共同体の財務状態は健全良好です。
余剰資金は常に買収に使われており、広大な土地を所有しています。

野菜、穀物、酪農製品は自給であり、限りなく100%近く自給自足の生活を守り続けています。国の経済の動向には関係なく生活は安定しており、・・・国が滅びてもコロニーは存立して行くでしょう。
近来は各州の連邦、州政府が課税しようとの動きがあり、摩擦が起きているようです。

言語はドイツ語で!〜、6歳になるまではドイツ語だけを喋り、・・・英語は厳禁となっており、6歳になると初めて学校で英語を学び始めます。
ドイツ系だけに金髪碧眼の子供が多く見られました。

ブログ主の家族をハタライト/コロニーに招待してくれた方は、コロニーでの役割りは養豚であり、面白おかしく仕事を説明してくれました。
年頃の娘さんと息子さんがテーブルを囲み、ブログ主の北米生活や日本、他の国を訪れた経験談を語った時は目を輝かして聴いていました。やはり若者らしく自由には憧れているようでした。

金髪で17歳、綺麗な娘さん、息子さんでした!。
暇を告げる時にはまた訪れてくださいと!と懇願されて仕舞いました。

 

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