2016年4月8日金曜日

『元防衛大学長五百旗頭真』⇒朝日論説委員・豊秀一誘導インタビューに ❝安倍総理がソウル大使館で慰安婦に謝罪をすべき!❞ に嵌められる!・・・

「日米同盟プラス日中協商」でいくべきだ
五百旗頭真氏に聞く
WEBRONZA(2016年04月06日)


語りて :五百旗頭真 いおきべ・まこと !〜、
1943年生まれ。熊本県立大理事長、ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長。専門は日本政治外交史。神戸大教授、防衛大学校長を歴任。著書に「米国の日本占領政策」「占領期 首相たちの新日本」など。

聞き手:  豊秀一 ゆたか・しゅういち!〜、
 1965年生まれ。論説委員、東京本社社会部次長などを経て、朝日新聞編集委員として憲法・メディア、司法などを担当。

自民党内では右バネが強くなっている




五百旗頭真氏

――日本の政治状況についておうかがいします。安倍政権が異論に耳を傾ける姿勢がなく、「自民党は国民政党ではなくなった」と自民党のOB政治家が憂えています。健全な保守主義が失われていっているのでしょうか。

 「冷戦が終わり、二つの世界の対立こそなくなったけど、現実にはいまもっとひどいことが起きている。民族紛争や宗教紛争が頻発し、9・11テロが起こり、過激派組織ISのテロ攻撃は激しさを増している。プーチンや習近平の姿勢を見ていると、第1次世界大戦前のパワーポリティクスに戻っていくような気になる。世界は大乱状態で、乱世に向かう厳しい流れがあるわけです」

 「そういう中で、我々は戦後、平和主義の第9条を大事にしてきた。しかし、右バネの人は、それに対して『甘っちょろいことではサバイブできないぞ』と批判をする。先の自民党総裁選で安倍晋三さんと石破茂さんが最後に残ったのは、二人とも安全保障重視論者だったから。国際環境が善意と平和主義だけではやってはいけないので、危機に対応できる人を選ぶ傾向が出てくる。そんな中で自民党内では、現実主義の回復でもありますが、右バネが明らかに強くなっている」

 「私も神戸大学教授をしているときには、革マルのターゲットになっていました。左党から国際派現実主義者だと敵視され、危険だと。ところが、防衛大校長の時に、小泉純一郎さんの靖国神社参拝を批判したら、今度は右翼から総攻撃を食らいました。現実主義で保守的だと思われていたのに、右のほうは私のことを「リベラルすぎる」と攻撃をするわけです。私自身はあんまり変わっていませんが、全体が右に動いて、逆から批判されるようになりました」

 「それも国際環境に変化が背景にあるのでしょう。安全保障が実際に揺るがされるという不安にリアリティーが出てきた。ですから、私は安保法できちんと対応すべきだと思う。世界水準からみればまだまだ控えめです。同時に、平和主義とかリベラルという、そういう緩やかな中道の価値を失わないようにも頑張らないといけない。相変わらず二面性があり、またどっちから叱られるのか知りませんけれども」

ヘイトスピーチは無視しがたい風潮だ

――右バネといえば、社会の一部とはいえ、「在日特権を許さない市民の会」などによるヘイトスピーチが社会問題化し、排外的な空気が広がるのは心配です。

 「無視しがたいです。しかも、残念ながらどこの国でもそういう風潮が広がっています。日本の場合、侵略戦争をし、植民地支配をした歴史を抱え、中国や韓国に当然「申し訳ない」という気持ちを持ってきた。ところが世代が変わり、中韓の強い反日感情に『いい加減にしろ』と反発する気持ちが出てきた面がある。それがナショナリズムと結びついているのでしょう。書店にいけば、嫌韓本や憎中本が平積みになっていましたね。韓国や中国から来た人たちは『えーっ』と驚くわけです。韓国でも慰安婦問題などで強硬派の人たちが反日感情を煽(あお)っているのが残念です」

――昨年暮れの慰安婦問題の日韓合意をどう考えていますか。

 「せっかく韓流ブームで日本の対韓感情が暖まっていたのに、韓国の李明博大統領が2012年に竹島上陸して以降、日本人は裏切られた気分にとらわれ、日韓関係は本当に冷え込んでしまった。どうしようもないと思っていたら、去年の暮れ、よくあそこまでいきました。戦後70年という節目の年に、元慰安婦の方々が高齢化していることを考え、安倍政権と朴槿恵政権はなんとか合意にいたった、よう頑張ったと思います」

――安倍さんが元慰安婦のおばあさんに直接会って、謝罪の言葉を伝えるというのはどうですか?西ドイツのブラント首相のような大宰相になれるのではないですか?

 「彼が出かけていき、例えば、ソウルの大使館で彼女たちと会う。それはあってもいいと思います。アジア女性基金の時にも、日本の首相が、心をこめたお手紙を一人一人に出しました。ですから。それを自らお渡しし、手を握って、気持ちを伝えるっていうことはあってもいいでしょう。ただ、それを向こうがはねつけるのでしょうかね。一部の人は受けるのでしょうか。彼女たちの支援者が前向きの姿勢を示してくれば、可能性はあると思いまが、『絶対に合意は認められない』というところへ出かけていくことはできないと思います」

日本国憲法の果たした役割は大きい

――昨年は戦後70年の節目の年でしたが、戦後70年日本の歩みと、日本国憲法が果たした役割をどうみていますか。

 「日本国憲法の果たした役割は非常に大きい。かつて日本は、アジアで近代的な軍隊を唯一持っていることをいいことに、あれほどの侵略戦争をほしいままにした。戦えば勝つから、外に出ていき、みだりに使ったんです。非常に愚かなことでした」

 「そこで失った国際的信用を回復する上で、『我々は平和主義の外交を取ります』と言うだけではなく、憲法で第9条を定め、我々は決して道を踏み外さないと誓約し、信用を回復しようとした。1930年代以降、「富国強兵」の強兵ばかりに比重が乗っちゃった。戦後日本はそういうゆがんだ生き方ではなく、憲法9条の下で世界とともに日本も繁栄していく、吉田茂の採った経済を中心とする平和的再発展の路線です」

 「金大中さんと小渕恵三さんの間で、1998年に歴史的和解が行われました。植民地支配をされ、苦しめられた韓国の大統領が日本の戦後の民主主義と平和的発展、それに貧しい国を援助する歩みを評価し、未来志向の協力をうたったわけです。中国でも胡錦濤が「戦後日本の平和的発展を積極的に評価する」と言って、戦略的互恵関係に合意したわけです。日本国憲法の下での戦後日本の平和的な生き方っていうものが過去との決別、そして和解を可能にしたと思います」

勇ましい言動は竜頭に終わることが多い

――ところが、安倍さんは「戦後レジームの脱却」を掲げ、自民党内には東京裁判を検証しようという動きもあります。


 『変に勇ましい言動が出てきてもね、竜頭だけに終わることが多いと思いますよ。例えば、河野談話や村山談話の見直しも結局はやらなかったでしょう。東京裁判史観批判というのは反米論ですし、歴史修正主義ですよ。そこにまで図に乗って自民党の政治家に動かれては困るわけです』


寸評!:
五百旗頭真は聞き手:豊秀一 (ゆたか)=朝日新聞論説委員』の誘導質門の罠に見事に嵌り、聞くに堪えない見解、主張を開陳した。余りにも自虐史観に取り憑かれている思考であり、気分が悪くなり寸評を加える事が出来ません割愛させて頂きます。悪しからず!。


                                                 


ブログ管理人考:


WEBRONZA配信の記事で、五百旗頭真(敬称に値せず略)が、朝日論説委員・豊秀一誘導インタビューに見事に嵌り込むみ、・・・『立板に水!』の様にぺらぺら!と軽薄にも語った見解、主張の酷さには、呆れ果てて寸評を加える事が出来ません。

其処で!〜、今日はWEBRONZとインタビュー聞き手の朝日新聞論説委員の豊秀一とインタビューに応えた五百旗頭真
の素性を主体にした更新記事に致しました。


WEBRONZA:
2010年6月24日、「RONZA(論座)」の名を冠した朝日新聞社の言論サイトが開設された。 朝日新聞編集委員の一色清が編集長を務める。主なコンテンツは無料で閲覧できるが、メインコンテンツの一つとして有料のWEBマガジン「WEBRONZA+」がある。筆者は朝日新聞の編集委員・論説委員を中心に、外部の専門家・評論家、株式会社シノドスに関係する若手研究者などである。

朝日新聞のネットコンテツであるWEBRONZAは、新聞だけでは飽きたらずに、テレビ、新聞に次いで今では三大マスコミとも言われるインターネットにWEBマガジンを創設して不遜にも朝日系統の新聞、テレビと同様に反日著名人とのインタビュー記事や寄稿文を垂れ流している。

つい先日も!〜、


◼︎【「君が代」とは別の「第二の国歌」があれば理想だ】:


4月4日、極め付きの逝かれ・ブサヨ』三島憲一(大阪大学名誉教授)の日の丸を思いっきり冒涜する記事を垂れ流したばかり。

朝日新聞の『ネット・プロパガンダ・コンテツ』である『WEBRONZA』は『逝かれ・ブサヨ!』の吹き溜まりで、・・・連日の様に『嫌日/憎日の丸/毀君が代』の記事と特アのご機嫌伺いの虫唾が走る記事が、所狭しとばかりに踊り狂っている。


豊秀一 (ゆたか・しゅういち):



『憎日/毀日』の感情に全身が包まれて居る、異常人の豊秀一 はまさに朝日新聞には打って付けのヒトモドキ科のゴキブリと言える。
此のゴキブリの特質が見事に表れているのが、以下の動画です。観て頂ければ幸いです!。




元防衛大学長・五百旗頭真(いおきべ・まこと):




生誕       1943年12月16日(72歳)兵庫県西宮市
出身校      京都大学(学士・修士・博士)
学問      研究分野 政治学/歴史学
主要な作品 :   『米国の日本占領政策』(1985年)/『日米戦争と戦後日本』(1989年)
『占領期』(1997年)
学会       熊本県立大学
主な受賞歴 : サントリー学芸賞(1985年)/吉田茂賞(1990年・1999年)/吉野作造賞(1998年)

過去の反日発言!〜

✦ 2009年(平成21年)6月1日、北京で開催された「中国科学・人文フォーラム」で演説し、「日本が起こした侵略戦争は日本の国益を損ねた」とする見解を示した!・・・

「救う会」副会長の島田洋一氏によれば、後輩の結婚式での控え室、同席した五百旗頭氏が「拉致なんて取り上げるのは日本外交として恥ずかしいよ。あんな小さな問題をね。こっちは、はるかに多くの人間を強制連行しているのに」と発言した!・・・

 扶桑社発行「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書に対し、平成13年7月号の「論座」で「まことに手軽に自己正当化を施した安直なナショナリズム」「狭量で歪んだ」「他国のナショナリズムを思いやる余裕のない」などと非難しているが、反自衛隊の左翼活動家の意見と何ら変わらない!・・・

 防大校長就任以来、テレビ出演や雑誌等への寄稿を繰り返している。特定の宗教団体の機関誌ともいえる月刊誌(「潮」など創価学会系の雑誌)にまで寄稿を続けている!・・・

平成18年9月7日配信の小泉内閣メールマガジンに「小泉政権五年をこう見る」と題する論文を寄稿したが、自衛隊の幹部を養成する防衛大学長学校のが自衛隊の最高司令官である現職首相を表立って批判する異常な内容の論文だった。

此の論文に対する疑問点3つ!〜、

✦ (1)『靖国参拝一つで、どれほどアジア外交を麻痺させ、日本が営々として築いてきた建設的な対外関係を悪化させたことか
 アジアとはどこを指すのか。首相の靖国参拝を批判しているのは中国と韓国のみ。この二国が靖国問題で日本を論じる正当性はない。日本が戦ったのは国民党政権だが、現在の中国、つまり昭和24年に設立された共産党政権に、靖国問題を論じる正当性は存在しない。韓国についても同様に論じる正当性はない。日本がいつ韓国と戦争したのか。当時の韓国は日本だった。

✦ (2)『侵略戦争を行ったうえ敗北した日本に対する不信は、世界に、とりわけアジアに根深かった
 大東亜戦争当時、日本がアジアで戦った相手は国民党軍以外は欧米植民各国。タイのククリット・プリモート元首相、インドのラダ・クリシュナン元大統領、ビルマのバー・モウ初代首相、インドネシアのモハメッド・ナチール元首相、マレーシアのガザリー・シャフィー元外相などなど、五百旗頭氏の言う「アジア」の国々の指導者は、並べて大東亜戦争による植民地解放を評価している。中国でさえ昭和39年、毛沢東が訪中した佐々木更三・日本社会党委員長に「日本軍のお陰で中華人民共和国をつくることができた」と言っている。

✦ (3)『イラク戦争が間違った戦争である
 五百旗頭氏は反戦教育をするつもりで防大校長を引き受けたのか。あるいはイラク派遣を続ける政府の命令に従うなと言いたいのか。自衛官は思想信条の如何にかかわらず国家の命令に従い、任務をまっとうする。命令が出された以上、防大校長として為すべきは、彼らを「間違った戦争の協力者」に仕立て上げることではなく、彼らの安全を祈願し、その家族とともに日の丸を振って送り出すことではないのか。


◼︎【ウィキペディア】:

◼︎【五百旗頭イズムが防大生を苦しめる】: