クリームシチューにほうれん草を加えたり、ビールと一緒にナッツをつまんだり、サラダに低脂肪ドレッシングをかけてヘルシーなランチを目指したり。いずれも非常に相性が良いと考えられがちな組み合わせだ。
然し、食品と健康の専門家のなかから、健康の観点から避けた方が良いという見解も出ている。
米健康情報誌のヘルス・ラインやヘルス・ダイジェストなどが取り上げるフードコンビネーションから、一緒に食べるのを控えたい10の組み合わせをご紹介致します。
#1)ほうれん草と乳製品:
良い作用として、特定の腎臓結石のリスクが低下する。
然し、悪い作用として、カルシウムの吸収効率が低下してしまう。
カルシウムの摂取を心がけている場合、ほうれん草と同時に食べることは避けた方が良い。
#2)ベーコンと卵:
ベーコンの代わりに、全粒粉のトーストや果物など、複合炭水化物と一緒に卵を食べると良いだろう。
#3)ヨーグルトとグラノーラ:
#4)マフィンとオレンジジュース:
似た組み合わせでも、改善できる方法がある。全粒粉を使ったマフィンと、ジュースではなく果物のオレンジを摂取すると、食物繊維をより増やすことができ、血糖値の安定につながる。
#5)ハンバーガーとポテト:
ハンバーガーのみの食事とするほうが、ミートパティなどのタンパク質が増え、炭水化物を抑えられるためだ。
これにより、血糖値の急激な上昇を避けられる。
ハンバーガーには、肉、バンズ、野菜が含まれている。
1つでなく2つ食べることでカロリーは増えるが、栄養素をバランス良く摂取できる。ハンバーガーのパティをダブルにしてもよい。
#6)サラダと低脂肪ドレッシング:
脂肪の少ない低脂肪ドレッシングでは、これらの栄養素の摂取が阻害される可能性がある。米パデュー大学のマリオ・フェルッツィ准教授(食品科学)は、米アトランティック誌に、「無脂肪ドレッシングのサラダは低カロリーだが、脂肪がないために野菜を食べる利点が失われる」と語っている。
#7)ワインとデザート:
ワインとデザートの組み合わせは魅力的だが、注意が必要だ。アルコールはインスリンの分泌を促し、血糖値を上昇させる。 デザートの糖分が脂肪に変わりやすくなり、体重増加につながる可能性がある。デザートのお供はコーヒーや紅茶を選択すると良い。
#8)ペパロニとピザ:
ピザを食べるときは、野菜など栄養豊富なトッピングに変更すると、ペパロニピザよりは健康的な食事となる。
#9)食前・食後の緑茶・紅茶・コーヒー:
それらに含まれるタンニンは鉄の吸収を悪くしてしまうからだ。
#10)ビールとナッツ:
また、アルコールは胃酸の逆流症状を悪化させる。
塩辛いナッツ類に手を伸ばす代わりに、野菜の盛り合わせなどをオーダーすると、翌朝すっきりと目覚めやすいだろう。