世の中には星の数ほど多くの!〜、
ダイエット法や食事療法がある!・・・
それでも毎年、次々に新しい方法が出てくるので、どれが自分に合っているのかを探し出すのは至難の業。
そこで今回は、USニューズ&ワールド・レポートがまとめた「世界で最も簡単な食事法ランキング」からトップ20を紹介したい。
より健康的な生活を送りたい人は勿論、体の調子を崩さずに効率的に減量したい人、これまでたくさんダイエット法を試したけれど成功したことがないという人もぜひチェックして欲しい。
ただし、実行前には体質的に自分に向いているかどうかを確認し、途中で少しでも体の調子がおかしいと思ったらすぐにやめるなど、安全な食生活を心掛けてたい。
#1)ビゲスト・ルーザー・ダイエット:
といってもかなり基本に忠実な減量テクニックとなっており、1日あたり多量の野菜と果物少々を計4カップ、赤身の肉などを3カップ、全粒穀物を2カップ食べ、デザートなどは200kcal以下に抑える。
これにより、厳密に栄養素を計算しなくても理想の配分に近い食事が可能となる。計量はやや手間だが、栄養バランスはお墨付きだ。
#2)インターミッテント・ファスティング
(断続的断食):
この方法を実践する多くの人は、5:2または8:16というどちらかの断食方法に従っている。5:2は1週間のうち連続しない2日間に500〜700キロカロリーの食事を1度だけ取り、残りの5日は通常の食事をして過ごす。8:16は1日のうち8時間は食事OKで、残りの16時間は断食する。摂取カロリーを抑えることができるだけでなく、腸などを休ませることができるという利点もある。
炎症を促進するホルモンの生成を
抑える事で体重の増加を防ぐ方法だ!・・・
炎症を抑えるためには適切な量の食事を摂取することが必要で、体が最も炎症を抑えられる状態を「ゾーン」と呼ぶ。そのゾーン内に体を保とうというダイエット方法。
食事は炭水化物40%、タンパク質30%、脂質30%のバランスを目指し、1日1200キロカロリー程度(女性)という制限はあるが、栄養素のバランスはあくまで目標目安で絶対的なものではない
低カロリーのシェイクやバータイプの栄養食品などを基本としたプログラムだ。これらを食事の一部と置き換え、さらに運動を生活習慣の一部として取り入れることで、より健康的なライフスタイルに近づけてゆく。カロリーを抑える低カロリーダイエットの一つだ。¥シェイクが単調に感じられる場合があるかもしれない。
メリットとしては、効果的なスタートを切ってモチベーションを高められるよう、きちんとしたプログラムが用意されている
#5):ノルディック・ダイエット:
ニュートリシステム社が提供する減量プランを契約し、食事を配達してもらうシステムだ。肉類たっぷりの高タンパク・プランやベジタリアン向けのプランなど、数種類から選択できる。
決まった量が配送されるため外食しづらいなどの制限がつくが、面倒なカロリー計算を自分で行うことなく任せきりにできるのは大きな利点だ。
具体的には、全粒穀物、イワシやアジなどのオメガ3脂肪酸を豊富に含んだ青身魚、豆・ナッツ類、ベリー類など抗酸化物質が豊富な食品を増やし、ファストフードなど消化が早く炎症を促進するような食品の摂取量を減らしていく。抗酸化物質を含むカカオ含有量70%以上のダークチョコレートや赤ワインの適度な摂取もOKだ。
炭水化物は全体量を抑えながらも、GI値の低い食品であればとってもよいというスタンスだ。脂肪もトランス脂肪酸や植物性油脂などを避けながら、オリーブオイルなどは許容する。食事の幅が予想以上に限定されてしまうものの、健康的な間食ならば許されるのが魅力だ。
ブロッコリーなど体積あたりのカロリーが低いものを選ぶことで、自然と熱量を抑制する。果物と野菜を多く取り入れるため食材の費用がかさむが、2週間ごとに1.5キロの減量が期待でき、希望の体重になるまで継続できることがメリットだ。
コンサルタントのアドバイスを受けることもでき、1週間あたり最大0.9キロの減量が期待できるとされる。相応の支出が必要ではあるが、やはり配送された食品を食べるだけで続けられる手軽さは魅力だ。
この減量法では食品を4つのカテゴリに分け、「超低密度」に相当する非でんぷん質の野菜やスープ、または「低密度」に相当する肉や豆類などを推奨している。料理に時間がかかる傾向があるが、空腹感を覚えなくてよいため挫折も少ないだろう。
妊活食とも言うことができ、アメリカのコホート研究『看護師健康調査』から割り出した、排卵障害不妊症の発症リスクが最も低かった食事法だ。不飽和脂肪酸が含まれる植物油の使用、植物性タンパク質の摂取、全粒粉や繊維質の多い食品の選択、乳脂肪の摂取、水分を取るように心がけるなど、いくつかのポイントがある。
妊娠を望む女性のための食事療法だが、基本的には健康的でバランスの取れた食事と定期的な運動を推奨するものなので、妊活中ではない女性にも参考になるだろう。
フレキシタリアンは「フレックス(柔軟)」な「ベジタリアン」を意味する造語だ。管理栄養士が菜食主義を基本として考案した。ただし、我慢できない場合はステーキやハンバーガーなどに手を伸ばしても構わない、という柔軟なスタイルだ。
意識しないよりは植物性食品の摂取量が増えることから、結果的に長寿につながるともいわれている。
参考文献には紹介されてはいませんが、…
食事は炭水化物40%、タンパク質30%、脂質30%のバランスを目指し、1日1200キロカロリー程度(女性)という制限はあるが、栄養素のバランスはあくまで目標目安で絶対的なものではない
#4):HMRプログラム:
メリットとしては、効果的なスタートを切ってモチベーションを高められるよう、きちんとしたプログラムが用意されている
#5):ノルディック・ダイエット:
地中海式ダイエットに似ているが、大きな違いは調理にキャノーラ油の使用を推奨していることだろう。
キャノーラ油はオレイン酸とビタミンEを多く含み、健康的なオイルの一つだ。この方法に関する科学的な文献は少ないようだが、健康的な食事に重きをおいたダイエット法なのは一目瞭然だ。
キャノーラ油はオレイン酸とビタミンEを多く含み、健康的なオイルの一つだ。この方法に関する科学的な文献は少ないようだが、健康的な食事に重きをおいたダイエット法なのは一目瞭然だ。
#6):アジアン・ダイエット:
アジア諸国の食事は野菜と全粒粉がメインで、高炭水化物、低脂肪であり食物繊維も豊富だ。オンライン医学誌『プロス・メディシン』に発表された調査結果によれば、アジアの伝統食を摂取すると体重が減り、欧米式の食事に切り換えるとほとんどの調査対象者の体重が増えたという。
ここで間違えてはいけないのは、あくまでも伝統的なアジアの食事であり、豪華な中華料理などではないことだ。「三汁七菜」ではなく「一汁三菜」である
ここで間違えてはいけないのは、あくまでも伝統的なアジアの食事であり、豪華な中華料理などではないことだ。「三汁七菜」ではなく「一汁三菜」である
#7):ニュートリシステム・ダイエット:
決まった量が配送されるため外食しづらいなどの制限がつくが、面倒なカロリー計算を自分で行うことなく任せきりにできるのは大きな利点だ。
#8):スリムファースト・ダイエット:
1日のうち2食を同製品に置き換え、カロリーのコントロールを図る。9週間前後をかけて最大9キロの減量ができるとされている。
それ以上の継続は難しいと感じる人が多いが、同じ食事法を何食かに一度だけ継続することで、あまり苦労することなく体重を維持できるようだ。同じ味に飽きやすいのが短所だが、シェイクを飲むだけなので多忙な人の味方でもある。
それ以上の継続は難しいと感じる人が多いが、同じ食事法を何食かに一度だけ継続することで、あまり苦労することなく体重を維持できるようだ。同じ味に飽きやすいのが短所だが、シェイクを飲むだけなので多忙な人の味方でもある。
#9):アンチインフラマトリー・ダイエット:
具体的には、全粒穀物、イワシやアジなどのオメガ3脂肪酸を豊富に含んだ青身魚、豆・ナッツ類、ベリー類など抗酸化物質が豊富な食品を増やし、ファストフードなど消化が早く炎症を促進するような食品の摂取量を減らしていく。抗酸化物質を含むカカオ含有量70%以上のダークチョコレートや赤ワインの適度な摂取もOKだ。
#10):サウスビーチ・ダイエット:
炭水化物は全体量を抑えながらも、GI値の低い食品であればとってもよいというスタンスだ。脂肪もトランス脂肪酸や植物性油脂などを避けながら、オリーブオイルなどは許容する。食事の幅が予想以上に限定されてしまうものの、健康的な間食ならば許されるのが魅力だ。
#11):TLC(治療的ライフスタイルの変化)
ダイエット:
減量を目指す場合は目標カロリー(女性は1200カロリー)を定め、果物や野菜を多く取り入れることが推奨されるが特別な食事をする必要はなく、食べてはいけない食品はない。
ただし、食品ラベルをきちんと確認して製品を比較し、より健康的な食品を選ぶこと、1日30分の中程度から強度の運動を行うことを強調している。
ただし、食品ラベルをきちんと確認して製品を比較し、より健康的な食品を選ぶこと、1日30分の中程度から強度の運動を行うことを強調している。
#12):ベジタリアン・ダイエット:
たとえば野菜2.5カップ、果物2カップなど、決まった量または重さをベースに1日の食事を計画する。好みに応じて、乳製品と卵を取り入れるラクト・オボ式としてもよいし、厳格に野菜だけを食べるヴィーガン式にすることもできる。
難点としては肉をとる機会を失うほか、必要な栄養素を満たすメニューを考えるのに比較的手間がかかってしまう。
難点としては肉をとる機会を失うほか、必要な栄養素を満たすメニューを考えるのに比較的手間がかかってしまう。
しかし、栄養バランスに優れるダイエット法だ。
#13):ヌーム:
栄養士や心理学者などのアドバイスをもとに開発されたプログラムに基づき、マンツーマンの指導を受けながら体重変化と運動量を記録してゆく。
目標体重を入力するとアプリが推奨カロリーを提示し、それに従ってカロリーが低めの食事を取り入れてゆくというものだ。こまめなアプリの利用が苦にならないのならば、この方法が向いているだろう。
目標体重を入力するとアプリが推奨カロリーを提示し、それに従ってカロリーが低めの食事を取り入れてゆくというものだ。こまめなアプリの利用が苦にならないのならば、この方法が向いているだろう。
#16):メイヨー・クリニック・ダイエット:
ブロッコリーなど体積あたりのカロリーが低いものを選ぶことで、自然と熱量を抑制する。果物と野菜を多く取り入れるため食材の費用がかさむが、2週間ごとに1.5キロの減量が期待でき、希望の体重になるまで継続できることがメリットだ。
#17):ジェニー・クレイグ・ダイエット:
カロリーと脂肪、そして量をコントロールし、着実に体重を落としてゆく。
コンサルタントのアドバイスを受けることもでき、1週間あたり最大0.9キロの減量が期待できるとされる。相応の支出が必要ではあるが、やはり配送された食品を食べるだけで続けられる手軽さは魅力だ。
#18):容積測定ダイエット:
この減量法では食品を4つのカテゴリに分け、「超低密度」に相当する非でんぷん質の野菜やスープ、または「低密度」に相当する肉や豆類などを推奨している。料理に時間がかかる傾向があるが、空腹感を覚えなくてよいため挫折も少ないだろう。
#19):DASHダイエット:
主食に玄米や全粒粉のパンなどの精製されていない穀物を選び、
野菜や果物をメインに摂取する方法だ。
地中海式ダイエットに似ているが、より具体的なガイドラインがある。ガイドラインといっても過酷なものではなく、脂肪の少ない赤身肉や鶏肉、または魚を1日に約100グラム、塩分は1日に2300ミリグラム以下に抑えるというものなので、少し意識するだけで実践できそうだ。
地中海式ダイエットに似ているが、より具体的なガイドラインがある。ガイドラインといっても過酷なものではなく、脂肪の少ない赤身肉や鶏肉、または魚を1日に約100グラム、塩分は1日に2300ミリグラム以下に抑えるというものなので、少し意識するだけで実践できそうだ。
#20):ファティリティ・ダイエット:
妊活食とも言うことができ、アメリカのコホート研究『看護師健康調査』から割り出した、排卵障害不妊症の発症リスクが最も低かった食事法だ。不飽和脂肪酸が含まれる植物油の使用、植物性タンパク質の摂取、全粒粉や繊維質の多い食品の選択、乳脂肪の摂取、水分を取るように心がけるなど、いくつかのポイントがある。
妊娠を望む女性のための食事療法だが、基本的には健康的でバランスの取れた食事と定期的な運動を推奨するものなので、妊活中ではない女性にも参考になるだろう。
#21):MINDダイエット:
もとは認知症などの進行性脳障害の発症リスクを下げる事を目的としたもので、脳の健康を保ち体の調子を整えることで減量も望める。
この食事療法で積極的に取りたい食品は緑葉野菜、ベリー類(特にブルーベリー)、ナッツ・豆類、全粒穀物、鶏・魚、オリーブオイル。また、適量のワインも推奨される。
この食事療法で積極的に取りたい食品は緑葉野菜、ベリー類(特にブルーベリー)、ナッツ・豆類、全粒穀物、鶏・魚、オリーブオイル。また、適量のワインも推奨される。
摂取を制限したい食品があり、バターやマーガリン、チーズ、揚げ物、ファストフード、赤身肉、ソーセージなどの肉製品、菓子類が挙げられている。
#22):フレキシタリアン・ダイエット:
フレキシタリアンは「フレックス(柔軟)」な「ベジタリアン」を意味する造語だ。管理栄養士が菜食主義を基本として考案した。ただし、我慢できない場合はステーキやハンバーガーなどに手を伸ばしても構わない、という柔軟なスタイルだ。
意識しないよりは植物性食品の摂取量が増えることから、結果的に長寿につながるともいわれている。
野菜嫌いにはつらいところだが、そうでなければ幅広いレシピを楽しめる柔軟なプログラムだ。
#23):地中海式ダイエット:
果物、野菜、オリーブオイル、魚などのヘルシーな食材に重点を置く食事を推奨しており、健康全般に非常に良い方法として人気がある。
単一の栄養素や食品群にこだわるよりも、質の良いさまざまな食品を摂取することに重点を置く。病気のリスクを減らすだけでなく、腸内環境を整えることで健康的に減量したい人におすすめだ。
単一の栄養素や食品群にこだわるよりも、質の良いさまざまな食品を摂取することに重点を置く。病気のリスクを減らすだけでなく、腸内環境を整えることで健康的に減量したい人におすすめだ。
日本食の納豆、漬物、味噌汁、魚料理、酢の物、湯豆腐、美味しくて最高だ!と思います。
参考文献:
■【最も簡単にできる食事法ランキング
美味しくて続けられる ダイエットできるものも】: