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産経新聞(2025/2/2 17:15)配信:埼玉県八潮市での道路陥没事故を受け、各企業による下水道管やガス管、光通信ケーブルなど地中に埋め込まれたインフラ設備の老朽化対策に注目が集まっている。
農業機械大手で水関連事業も手掛けるクボタは、老朽化した下水道管の内側に新しい管を通して樹脂で固めて更新する「管更生」の部材に注力している。担当者は「道路を掘り返さないので通行止めにせずに安い費用で更新できる」と話す。
またクボタは4月から、人工知能(AI)を活用して地震などの自然災害による水道管の被害を予測するシステムの提供を始める。水道管の老朽度診断と災害時の被害予測を行う2種類のAIを組み合わせ、断水のリスクが高いエリアを特定する仕組みで、優先して耐震化などの工事が可能になる。
埼玉の道路陥没では、地中のガス管や光通信ケーブルも被害を受けた。大規模な陥没は想定していないものの、地震などの災害への対策は進められている。
大阪ガスは平成7年の阪神大震災以降、柔軟性があり、力が加わってもガス漏れが起きにくい「ポリエチレン管」の導入を進めており、小規模の陥没であれば耐えられる可能性が高いという。仮にガス管が破損しても供給停止範囲を最小限にできるよう導管網の細分化を行っている。
NTT西日本は、通信ケーブルが集積した通信用トンネル「とう道」を震度7クラスの大規模地震にも耐えられる設計にしており、通信への影響が発生しないように対策している。(桑島浩任)
クボタが注力している!~、
老朽化した下水道管の内側に新しい管を通して樹脂で固めて更新する「管更生」の部材!・・・
これは定期的に下水道管を検査して破裂予防の対応ですね。問題は破裂した下水管をこの方法で迅速に解決できるのか?
八潮市の陥没は規模が大きく、また地盤が脆弱で水圧が凄まじく短期間で穴が拡大して仕舞いました。
この対応策が今後の課題となるようです。
人工頭脳(AI)を活用して地震などの自然災害に下水道管の被害を予測するシステムが確立する事が急務です。
それらを抜粋して以下に列記致します。
■ 地下10mにある下水道管の耐用年数問題。地下構造物、しかも総延長何kmになるんだ?ってレベルの下水道管を掘って交換となれば道路封鎖だけでなくその上に設置してる上水道菅やガスなどのインフラ菅も全て残さなければならない。
ひとつの対策として下水道管の穴の口径が大きいものは掘り返さなくてもできる方法開発されているのはありがたい。作ったら終わりではなくこうした耐用年数迎えたインフラ整備含めて公共事業。無駄な箱物や道路に税金かけないで、国民の生活、生命、財産に直結したインフラにこそしっかり投資してもらいたい。新技術発掘も重要事項!
■ もう四半世紀以上前から開削せずに既存の下水道管に樹脂ライニングする工法はいくつもあるし、実際、開削せずにそれで更生してるところは少なくない。
交通量が多いとか経済性とかあって開削できないところも多いし、元々の下水管が折れ曲がってるとかじゃなければ樹脂ライニングでいけるし、樹脂だと表面もツルツルなので水も流れやすくなる。 ただ、軟弱地盤とかで大きな地震等なんらかの原因で、既存の管が折れてるとかだともう更新するしかないんじゃないかな。周囲の地盤改良も含めて。相当大変だと思う。
■ 耐酸性の樹脂でコーティングすれば、老朽化の進行は防げますね。今時パイプインパイプとかいろいろ工法がありますので、ようは国が補助金を出して地方自治体が理解があればですね。法令を改正して、今、莫大な金額を投じている下水道改良補助金をまわしてこつこつやればそれなりにリスク低減は出来ます。
■ 公共設備の老朽化問題は1990年代後半から言われ始めていて、まずは目に見える道路や橋が話題に上っていたけど、当時からも公共インフラである上下水道も早々の対応が必要と言われていた。
とはいえ、当時は低コストで対応できる技術もなかった(あったとしても実績が少なかった)から、こういった情報を元に各メーカーがこういったインフラ整備を低コストでできる方法を開発してきていたんだろうし、こうやって脚光を浴びているんだろう。 予算がないから後回しにしてきた自治体も、低コストでできる方法が開発されて実績も増えた状況と合わせ、いよいよ切羽詰まってきたから重い腰を上げる自治体も増えてきた、そういう状況ではないのかと思う。 作って終わりではないのが公共インフラだし、そこに人が居住している以上は計画的に点検・メンテナンスし続けることが今回のような事故を未然に防ぐことに繋がると思う。■ 国連、WHO、ODAなどの巨額な資金供与を抑制してその分を国内の上下水道、道路、橋梁などインフラ整備の予算を拡充させないと国内経済はますます疲弊しますよ。
それに少子化人手不足も具体策を考えないと。 海外支援よりも国内経済を優先して立て直し国民所得を上げれば税収アップ、人口増加も見込めるのでは。■ 政府が30年以上かけて何一つこの国を良くすることをしてこなかった中、民間企業は技術の研鑽を怠らなかったってことですね。
私は専門家ではないですが、それでもこの国の税金の使い方が無駄ばかりだというのは分かる。インフラという必要不可欠な分野を疎かにしていた。 今まで無駄遣いした分の税金で、日本中の上下水道インフラの更新が出来たのでは?■ 知人が配管関係の中を点検するドローンの販売会社で働いてる。
働いてるっていうか役員で次期社長らしいけど。 かなり売れてるらしくて頻繁に海外にも飛んでる。 直したり点検したりする技術自体は結構あるみたいだよね。■ 昔からある技術がさらに進化しているのだろうか
この方法は、マンションの壁内部配管に施工ということで、20年以上前に耳にした事があります 個人的には、実際に施工されたケースでどの程度持つのか、どのような管に施工可能なのか等、情報があまりわからないまま月日が経ちました■ 土木工事の規模が抑えられれば工期も短く、人件費は抑えられるがこの新しい工事材料費と特殊技術エンジニアさんの費用は高くつきそう。
山林の資材搬入の仕事もドローンが活躍してるし、鉄柱も橋の検査もドローン。農家も業者がテストして販路拡大を行ってます。 SFの物語が現実になってますね。■ ポリエチレンはどうなんだろう?プラスチックの一種のようだが、マイクロプラスチックといって実はプラスチックは微量に溶け出していて、体内の血管のプラークにマイクロプラスチックが蓄積していたという記事をみたことがあるが。後から問題にならないだろうか。
■ 創るだけじゃなく、それを持続的に使う技術がこれから基本になるのかな?災害等で壊滅したらまた別だろうけど。新旧混在の世の中で、どうすれば基礎インフラを維持し、支えていけるのか。
■ クボタ以外にもこの技術は当然いろいろあるけどあとはやっぱり予算的なもんだよね。
パッと見じゃ何が変わったか、何を作ってるか分かりにくいからなかなか難しいですねhttps://news.yahoo.co.jp/articles/234cfeb443804926e45b1301f3c6cc9ad5b1d72d/comments