2013年10月29日火曜日

【国連人権理事が中国の人権弾圧を指摘】、・・・“何処吹く風!”で知らぬ顔を決め込む性悪国家の凶惨国家の支那!

国連人権理事会が中国の人権弾圧を指摘。だが中国への実質的影響はほとんどゼロ

国連人権理事会は10月22日、作業部会を開催し、中国に対してチベット自治区などにおける少数民族の権利保護、言論の自由などを求めた。中国の人権問題が、国際機関による評価対象となるのは、習近平体制が発足してからはじめてのことになる。
 ただ、欧米各国は経済外交を優先し中国の人権問題を黙認する姿勢に転換していることや、同理事会の勧告には法的拘束力がないことなどから、中国に対する実質的影響はほとんどゼロである可能性が高い。
  日本代表は、チベットやウイグルなど少数民族の権利の保護、インターネットの閲覧制限などについて言及した。ポーランドの代表は表現の自由について指摘したほか、フランス代表はチベット問題について中国に現地調査を受け入れるよう求めた。
 中国側は「国を分断するような行為を受け入れることはできない」とし、チベットのデモはあくまで反体制活動であるとの立場を崩していない。だが、中国には人権上の問題が存在することは一部認めており、政府は具体的な行動を検討しているとした。中国国務院は、このタイミングに合わせて「チベットの発展と進歩」と題する報告書を発表し、チベットが経済的にめざましい発展を遂げ、住民の生活環境が向上しているとアピールしている。
 中国がどのように主張しようが、チベットをはじめとする少数民族自治区において激しい人権弾圧が行われているのは紛れもない事実である。だが現実には中国のこうした非人道的な行為は国際社会で黙認されていく可能性が高い。
 その最大の理由は欧米各国の姿勢の変化である。以前の欧米各国は中国の人権弾圧に対して厳しい姿勢で臨んでいたが、中国の圧倒的な経済力を前にその姿勢を大きく転換させている。
 口火を切ったのはドイツである。ドイツはチベット政策を黙認することで中国との友好関係を手にし、大きな経済的利益を獲得した。現在ではフランスもそれに続いており、欧州と中国の関係は年々深まっている。また米国は中国を交渉相手と見なしており、人権問題はアジア太平洋地域の安全保障に関する交渉の一材料という扱いである。
 英国だけが人権問題に対する厳しい姿勢を堅持していたが、その英国も中国に対して原発事業への資本参加を打診するなど、外交姿勢を大きく転換させている。
 日本はこれまで、欧米各国による一方的な価値観の押し付けで悩まされてきた。中国をはじめとする新興国の多くは、欧米的価値観を持たない国家であり、そのny結果、欧米先進国の影響力は相対的に低下している。だが欧米各国の影響力低下は、チベット問題と同様、南シナ海、東シナ海の領有権問題においても同じ事態が発生する可能性を示唆しているともいえる。
 
どんなに正当な主張であっても、中国の経済力や軍事力を前に、各国が黙認してしまう事態があることを、日本は十分に認識しておく必要があるだろう。
ニュースの教科書(2013年10月28日

                                                                                                                                                                          

筆者考:

✦【英国の原発事業に中国が過半数の出資。日本の原発メーカーの戦略にも影響?】:


英国と中国は10月17日、英国に建設する次世代原発の運営企業に中国が過半数の出資を行うことを認める覚書に署名した。中国を訪問したオズボーン財務相が明らかにした。来週にも具体的なプロジェクトの認可が下りる見込み。
 英国は、先んじて中国との経済連携を深めているドイツやフランスとの遅れを挽回すべく、このところ中国に急接近している。英国の原発事業は、日本の原発メーカーが今後の生き残りに期待を寄せている分野であり、日本の原子力産業の将来にも微妙な影響を与えそうだ。
 英国はこれまで、チベット問題など中国が抱える人権抑圧問題に厳しい姿勢で臨んできた。
 一方ドイツやフランスは、中国のこうした非人道的な側面をすべて黙認し、経済外交を優先させている。このままでは中国とのビジネスチャンスをドイツやフランスにすべて取られてしまうとの焦りがあり、英国は中国の人権問題を黙認する方向に外交政策を転換させている。


 ✦【ドイツは過去を反省しているのに、日本は反省していない!】・・・、バイアスの掛かった歴史問題によって日本が批判・糾弾されるのが常である。韓国などはユダヤ人大虐殺と慰安婦問題を同列に並べて、世界に対して日本攻撃の大宣伝をしている。             しかし中国がやっていることは、単なる人権問題ではない!・・・それは侵略問題であり、さらに✦民族浄化・ジェノサイド!という21世紀に置いて現在進行中の大問題である。つまり支那人の中華民族主義というイデオロギーこそ、現代に生きるナチズムに他ならない。その現在に生きるナチズムを批判せず、ひたすら中国との親密関係を求めることは、ドイツが自己の忌まわしい過去を、反省していない証拠である。
中国に対する欺瞞的な対応ということでは、アメリカも同じであり!・・・何十年も前の慰安婦問題で日本を攻撃するアメリカが、現実に存在する支那における深刻極まりない、人権問題・侵略問題・虐殺問題を黙認している。世界の警察官・アメリカは堕して、世界のならず者・支那と癒着した米国。             
近い将来、米国は日本を中国に売りとばすだろう!との可能性は限りなく高く!・・・そうならないためには、日本はチベット・ウイグル・南モンゴル問題という中国の最弱点を突くべきである。   それは中国人に対してのみならず、アメリカへの反撃の武器になるに違いない。ただし日本の政治家には安倍政権といえども、それを実行する勇気があるか?、・・・勇気の根源の胆力があるか?となるが、悲しいかな、ない” 筆者は言わざるを得ないし、また、仮にあったとして、安部政権が孤軍奮闘しても欧米の強調がなければ 蟷螂の斧で終わるは必至です。
安部政権及び日本国民は腹を括って今後、激しさを増す支那の凄まじいプロパガンダに敢然として立ち向かわなければならないでしょう。

参考記事:
議論百出:ドイツ、アメリカの親中を問う

英国の原発事業に中国が過半数の出資。日本の原発メーカーの戦略にも影響?

余談ですが!・・・、昨日27日、2週間半のカナダ東部大西洋沿岸州(ニューブロンズイック州/ノバスコシア州/プリンス・エドワード州/ケベック州・北部ガスペ半島)の旅行(総走行距離役1万キロ)から戻りました。
27日は筆者の誕生日(71歳)でしたが、若い時とは違い旅の疲れは激しく、今日一日は体を休めて疲れを取ることにしました。

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