東北大学が支援第1号に 文科省】:
初回となる今年の公募には10校が名乗りを上げた。審査を担う同省の有識者会議は「体制強化計画の磨き上げなど一定の条件を満たした場合に認定する」との留保付きで東北大を選んだ。正式な認定は24年度中の見通しだ。
東北大の大野英男学長は「変革への意思や体制強化計画が評価され、大変光栄に思う。世界をリードする研究大学を目指し、最終的な認定に向けて全学一丸となって引き続き力を尽くす」とのコメントを出した。
東北大とともに有識者会議の現地視察の対象になった東京大と京都大は選ばれなかった。有識者会議は東大について「既存組織の変革に向けたスケール感やスピード感は十分ではない」、京大は「スタートアップや国際化の取り組みで実社会の変化への対応の必要性が感じられた」と指摘した。
同省は24年度も卓越大を公募する。23年度の審査で選ばれなかった大学も申請できる。支援対象は段階的に数校に増える見込みだ。
永岡桂子文科相は1日の閣議後記者会見で『選ばれなかった大学も意欲的な提案がなされた。研究力強化に向けて各大学と対話を継続し、改革の取り組みをしっかりと後押ししたい』と述べた。
ファンドの22年度の運用成績は604億円の赤字だった。株式の配当や確定した損益を合算した損益計算書上の当期利益は742億円で、ここから21年度の繰越欠損金を引いた680億円が助成の原資となる。
文科省は24年度は東北大に100億円程度を助成できるとみる。
ただ、担当者は『運用益の範囲内での助成になる』としており、成果が出なければ支援は困難になる。
東北大は同省に提出した計画で、世界トップ級の研究者で作る『研究戦略ボード』を設けるとした。工業製品の材料を研究して新たな機能の材料を開発する材料科学や災害科学などで「世界十指に入る研究拠点を形成する」という。
仙台市のキャンパスに整備する次世代放射光施設『ナノテラス』を核に、産学官で半導体や量子などの成長分野の研究にも力を入れる。
東北大は同省に提出した計画で、世界トップ級の研究者で作る『研究戦略ボード』を設けるとした。工業製品の材料を研究して新たな機能の材料を開発する材料科学や災害科学などで「世界十指に入る研究拠点を形成する」という。
仙台市のキャンパスに整備する次世代放射光施設『ナノテラス』を核に、産学官で半導体や量子などの成長分野の研究にも力を入れる。
ガバナンス(統治)強化策では『総合戦略会議』を創設し、学長の選任や解任、大学運営の重要事項を決定する権限を持たせる。同会議の委員の過半数は学外から招く。
一方、民間企業などからの研究資金の受け入れ額を10倍以上にする目標について、有識者会議は「野心的だが、従来の成長モデルの延長線上では達成は困難」と指摘。戦略の深掘りや見直しが必要だとした。
東北大は取り組みの状況を毎年文科省に報告する。事業規模を年平均で3%成長させることが求められ、6〜10年ごとに評価して助成に見合う成果がなければ支援は打ち切られる。
ファンドの初回の公募期限の23年3月末までに申請したのは国立が東京科学大(東京工業大と東京医科歯科大が24年度中をめどに統合)、名古屋大、京大、東大、筑波大、九州大、東北大、大阪大の8校、私立は早稲田大と東京理科大の2校だった。
審査を担う有識者会議は国内外の有識者10人で構成し、7月に東北大、東大、京大の3校を視察した。
ファンドの運用益をもとに、『国際卓越研究大学』として認定された対象大学に対して資金配分を行う。
随分と杜撰であり、これでは新たな『政・官・財』の利権屋の巣窟に成ることが請け合いですね!。
大体、政府が認定する良識者などは!〜、
純粋(愛国心を有する)な
学者などは皆無に近い!・・・
政治的な繋がりを重視し科学の振興などは視野にない!と言わざるを得ません。
もし、ファンド運用会社の投資金の運用が悪く利益がでず、悪くすればファンドが縮小(目減り)すれば、ファンドそのものが崩壊する可能性がある。
況してや、カブや債権及び不動産などは経済の動向に多く影響を受け、利益などは確保できなでしょう。
こんな水物に10兆円もの巨額な資金を注入する政府は狂っている!としか言いようがありません。
大体、投資で儲けた金で科学の振興を図る政府は、既に❝❝取らぬ狸の皮算用!❞❞的な思考回路の虜になっている。
この計画は頓挫するでしょう。