2016年2月2日火曜日

【日の丸技術!】⇒ 三菱電機が開発した海水アンテナ!・・・

海水を噴射したらアンテナになる、三菱が海水アンテナ技術

 三菱電機は、海水を空中に噴射し、作り出された水柱を通信やテレビなどのアンテナにできる、海水アンテナ技術「シーエアリアル」を開発した。27日に行われた説明会で、箱の中に設置された噴水を使って、地上デジタルテレビ放送(フルセグ)を受信するデモンストレーションが披露された。

「シーエアリアル」は、海水で作った水柱をアンテナにする新技術。ポンプで水をくみ上げて噴き出すと、その噴水による水柱をアンテナにしつつ、噴水部に用意した新開発の絶縁ノズルの効力で、ケーブルに電波が乗る。

 技術の中核は、新開発の絶縁ノズル。今回披露されたものは、一見すると金属の箱だが、その内部を見ると、海水を噴出する穴の横に高周波ケーブルを繋ぐ部分があり、その周辺は空洞となる。箱の大きさ(縦+横)が、利用する周波数帯の1/4程度の長さになるよう調整されており、水柱に流れる電波が海水中に放出されないよう、打ち消しあう仕組みになっているという。海水中に電流を流さずに、アンテナ送受信部となる水柱だけに高周波の電流を効率よく流すよう調整し、アンテナ効率が70%に達した。一般的にアンテナ効率は、金属(銅)の効率は100%近く、水道水はほぼゼロ。携帯電話などに内蔵される通信やテレビのアンテナは、おおよそ30~80%程度の効率とのことで、この70%というスペックでフルセグ受信が可能になった。

 利用する周波数帯に応じて水柱の高さをカスタマイズする。デモンストレーションはテレビ放送の受信だったが、FMラジオや携帯電話などにも応用できる。ポンプさえあればアンテナを構築できることから、鉄塔などの大規模な建築物が必要ないこともメリットの1つ。海水浴場などでFMラジオ局のアンテナとしたり、災害発生時に携帯電話の臨時基地局のアンテナにしたりする、といった用途が期待されている。水柱の太さも性能に影響し、太ければ太いほど性能がアップするとのことだが、その分、ポンプもより強力なものにする必要があるという。このあたりは求める性能と、運用する場所の状況などによって選択肢が変わってくるようだ。

 水柱は、放物線を描くような形となり、頂上に達するまでの部分がアンテナとして機能する。水が落ちてくるところでは電波は減衰する。着水するあたりではほぼ電波がない状態になる。水柱1つで、1種類の電波という形になる一方、複数の水柱を噴射してそれぞれにケーブルを繋いでおくことで用途が広がるとも期待されている。公園にある噴水のような形であればパラボラアンテナのような機能を持たせて、指向性のある鋭いビームのような電波を扱えるのではないか、と三菱電機情報技術総合研究所 アンテナ技術部長の宮下裕章氏。

■ 若手が思いついたアイデア、「やってみたらできた」

 月に一度、研究員がアイデアを出し合ったり議論したりする時間を用意しているという同社。今回の海水アンテナは、三菱電機の研究所の若手による「海水って電気が流れますよね。アンテナにできないですかね」という一言から検討がスタート。「やってみようか、で、やってみたらできた」(宮下氏)という。

 ガラスなどの筒に海水を通して試してみたところ、機能することがわかり、およそ1年かけて今回の発表にこぎ着けた。

 デモでは、東京スカイツリーから発射されたフルセグの電波を、ビル街の中にある会議室で受信。ビルなどに反射して届く電波で、ときおり映像が乱れるものの、ほぼ安定した状態で受信していた。水柱は透明な箱の中にある形だが、屋外に設置した場合の風の影響などが今後の課題。ただ、これも噴射の勢いを強めて、水柱を安定した形状にすることで影響を避けられそうだという。

 ひとまずユニークな技術ということで、三菱電機は今回発表。商用化や今後のスケジュールは未定で、「面白いので積極的に発表して、ご意見を聞いてアプリや用途を見つけたい」(宮下氏)という。


                                                  


ブログ管理人考:

此れはまた、吃驚仰天!〜、
導電性の有る海水を空中に噴射して、発生した水柱をアンテナに利用する!・・・

❝シーエリアル!❞と命名され海水アンテナは、世界でも初ては当然であり、普通ななら考えも及ばぬ程の奇抜なものである。
日本人の発想力はかの ❝発明王!❞と言われた米国人トーマス・エジソンに匹敵するもので、誇れるものです。


海水アンテナ(シーエリアル)の仕組みは!〜、




噴射に依って生じた水柱をアンテナに利用!〜、噴水部に用意した新開発の絶縁ノズルの効力で、ケーブルに電波が乗る。
三菱電機は海水を使ったアンテナで地上デジタルテレビ放送の受信実験を行い、画像を映し出せることを確認した。








技術の中核は、新開発の絶縁ノズル!〜、

✦ 内部は、海水を噴出する穴の横に高周波ケーブルを繋ぐ部分があり、その周辺は空洞!・・・

✦ 箱の大きさ(縦+横)が、利用する周波数帯の1/4程度の長さになるよう調整されている!・・・

✦ 水柱に流れる電波が海水中に放出されないよう、打ち消しあう仕組み!・・・

✦ 海水中に電流を流さずに、アンテナ送受信部となる水柱だけに高周波の電流を効率よく流すよう調整し、アンテナ効率が70%に達した!・・・

一般的にアンテナ効率は、金属(銅)の効率は100%近く、水道水はほぼゼロ。携帯電話などに内蔵される通信やテレビのアンテナは、おおよそ30~80%程度の効率とのことで、この70%というスペックでフルセグ受信が可能になった。

海水アンテナ(シーエリアル)の利点は!〜

✦ 利用する周波数帯に応じて水柱の高さを調整で、無駄なエネルギー消費を抑える事が出来る!・・・

✦ テレビ、FMラジオや携帯電話などにも応用できる!・・・

✦ ポンプさえあればアンテナを構築でき、鉄塔などの大規模な建築物が不必要!・・・

✦ 複数の水柱を噴射してそれぞれにケーブルを繋いでおくことで用途が広がる!・・・

✦ 噴水のような形であればパラボラアンテナのような機能を持たせて、指向性のある鋭いビームのような電波を送受信する事も可能!・・・


若手が思いついたアイデア、「やってみたらできた」!〜

➤ ❮❮三菱電機の研究所の若手による「海水って電気が流れますよね。アンテナにできないですかね」という一言から検討がスタート。「やってみようか、で、やってみたらできた」(宮下氏)という❯❯・・・
 何気なく!〜、三菱電気研究所の若手の何気ない会話から出発し、即座に実行に移して実験、実証する。此の発想力の豊かさと、若者のアイデアを組み上げる幹部、経営陣の柔軟な姿勢が、日本の家電業界が総崩れの中で三菱電機一社だけが気を吐き新製品を生み出しているの繋がっている。

流石は国産ジエット機の開発、自動車部品生産では他の追随を許さぬ総合コングロマットの三菱!〜、横の繋がりも密であり、傘下の子会社が開発しているものを支援する体制が築かれているのでしょう。
日立、東芝、ソニー、パナソニック、シャープなどの日本を家電業界を代表してた会社は家電からは撤退の憂き目となっている。
 経営陣が特亜との関係を深めた結果であり、・・・惨憺たる有様の結果で終わった事は周知の事実となっている。
その点で三菱は特亜との関係は、他の大手と異なり、適当に距離を置いていた事が幸いであったようです。
経営陣が無能で、日経など囃子太鼓に踊らされ支那に進出した企業は壊滅状態にある。
如何に経営陣の能力が企業の行末を左右するか!?は、財界人は身にしみて学んだことでしょう。


家電業界の中で一人気を吐いている三菱電機が開発した世界初の海水アンテナは、限りない発展性を備えている!・・・。
今後も実験を重ね性能を高めて、更に開発コスト、生産コストが商業ベースにのる事が判明すれば、夢が大きく広がるでしょう。